北海道は、梅雨がない。
翆「森へゆこう」
そんなわけで1時間ほど車を走らせて、人のいない森へ。
道があるわけではないから、こんなところまで人は来ない。
道の外れに車を止め森の中に入ってゆくと、その先に平原が広がっている。
日の光が数知れず枝をさしかわしている低い灌木の間に分け入ってゆく。
翆「きもちいい!、ここで青姦しようよ」
そらきた、そんなわけで翆が地面をネコのように転がっている。
灌木の枝を払いながら翆のウェアをはいで、じゃあ前戯もなく膣に入れてみるか。
経産婦の膣は緩いから、難なく皮膚の隙間にズルっと入ってゆく感じだ。
そこがまたいいのですね。
翆「アウッ・・・・気持ちいいですぅー・・・」
太陽の眩しい光を浴びながらのセックスに欲望や色気を感じない。
翆の膣が緩く濡れてきて、それがナメクジみたいな感触であり即物的だ。
一体いつから人間は、セックスに過剰な色気や快楽の意味付けをしたのだろうか。
自然の中でセックスをしていると、そうしていることがまるで昔からおこなわれてきたように自然に感じてくる。
翆「アアアアアアアアアア、太陽の中で不思議な感覚ーーーーー」
太陽の光が眩しい。
翆の中へ射精しても、それが生物の当たり前の営みのようだ。
野生動物感覚といったらよいか。
まあ、人間の性行為はその程度の事なんだろう。
脱力した二人の体に太陽の光が暖かさをわけている。
いつまでも灌木の間で、こうして入れておきたい気分だ。