さて、出逢いの感性ってものがある。
相手の評価をすれば100%ではなくても、60%で及第点だけど、まあいいか、これで。
こっちだって100%じゃないからなぁー。
でもセックスの相性はよかったぜ。
それって最良のカップルじゃん。
でっ大体現代社会は、そうした神が与えてくれたチャンスを反故にする傾向にある。
だからあとで、約束が違うじゃないということでもめるのだろう。
約束なんかした覚えはないというのが人間の意識だ。
何が欠落していたか?。
多分お互いに時めく感性の時間だろう。
感性に従って行動できる従順さと言い換えてもよいか。
そんなことは歳をとってあとから気づくことが多いけど。
あっ、この女いい感じじゃない、それで良いのではないかい。
それは素直に感じられる感性があった証拠なのだ。
だから出逢いの感性って大切。
感性は忠実に、これ!、これ!、といっているのだ。
でも、あれこれと知識や理屈をつけて大概は感性から外れてゆく。
惜しかったな。
相性が良い男と女がくっつくチャンスは数多いが、知識と理屈が邪魔をするんだ。
そんな男と女の世界を眺めながら、手元のスケッチの着彩をしている。
・・・
さて小樽も夕方になったまった。
そろそろ、翆が帰ってくる頃だろう。