小樽の病院でEDの治療をしている。青森のリュウ君から、お茶しませんかとメールがあった。
ほなら花園のJAZZ喫茶で。
こんな時だから空いているのが幸いだった。
「なんだ一人かぁー」
リュウ「上さんは自動車会社の下請工場の仕事があるはんでこぃねのだ。それにわんつか小樽で写真でも撮りです」
「ああっ、それかぁー。私の経験では青森県人はライカ好きが多いからなぁー」
リュウ「はいこぃだ!」、といってカバンからライカM10-PとリコーGXrを取り出した」
「ライカM10にアスフェリカルズミクロンが付いているから200万はするかぁー。リコーには、ライツの古いエルマリートがついている。ライカウィルスに感染しているわけだ!」
ああっ、ライツウィルス感染者と、この話につきあわされるんだ。
それでリュウ君がEDの治療で小樽へ来たときの画像をiPadで披露しながら写真談義か・・・。
本人はいたく気に入っている撮影画像の蘊蓄を聞きながら、もっとおもろい画像でもないかなぁーと思っていた。
「あっ、なに?、この画像は??」
リュウ「うっうーーん、それっ!!、みだいだがぁー??」
そういって指で画像を送ると、こちらに顔を向けているフィリピーナの奥さんの裸婦じゃん。
「なかなかいいボディをしているじゃん。背中から細い腰を経由してふっくらとしてお尻にいたる脊椎が綺麗じゃん。これを毎晩抱いていたわけね、まあ幸せだね。それでEDになったんだ。不思議!。」
リュウ「だはんでEDじゃ困るんだよ。なんとが治療すて」
「不思議だよね、女のボディって。クロッキー教室で裸婦をみても興奮しないが、キッチンとか日常の風景のなかのヌードだと妙に色っぽいよね」
リュウ「わーもそう思うんだよ。」
「見ている人間が意味づけるんだろうな。裸婦は裸婦以上の意味はないけど、これを見ている人間が、セックスした朝のボディとか、する前のボディといった具合に、写真に写された前後の時間をストーリー化してみているんだろうな。そんな事をした形跡なんか写真では写らないのに、みている人間の前後の時間のストーリー化という想像がわくんだろうな。どんな彼氏とどんな風に燃えたんだろうってイマジネーションが働かせられるあたりが、面白いんだろうね」
リュウ「写真集も持ってらよ。『兎丸愛見・塩原洋写真集』どが『七菜乃さんのおうぢヌード』がこぃだ」
「この気取ってポーズをつけている写真より、朝飯をつくっている後ろ姿とか、あまり綺麗ではない肌なんかのアップがリアルでいいよね。そうなると見ている人間のストーリー化もリアルになってゆくんだろうね。ベーヤンの写真はないの?」
ベーヤン「こぃがなぁー」
「おっ、朝起きたばかりで、髪をアップにしてこれから朝飯の支度をしようという空気かな。生活感がにじみ出ていいじゃんさ」
ベーヤン「EDになるど、冷静さ撮れるんだよ。こった写真・・・」
「フゥーーん、このまま続ければいいじゃん。それでEDも改善するんじゃないかなあ!」
ベーヤン「だどいんだげど・・・・」
ライカでヌード!、かぁー。
それでリュウ君のEDも治るんだろう。
リュウ君の話は、まだ続く。
追記
テレビのオリンピック中継もNHKでは、限られた一部の種目しか放映していない。それじゃ、アウトドアスポーツが見られない。それではオリンピックを見た気分にもならない。そこでインターネットのgorin.jpは、民間放送局も加わりオリンピックの全種目をライブ放映しており見逃してもハイライトで見返すことができる。
昨日はテレビ放映されないセーリングやサーフィンを見ていた。
セーリングは、第1回の1896年アテネ大会から続く競技種目であるがNHKの放映は見た記憶がない。江ノ島のコースは、台風が近づいてくるのが幸いし、強い風に恵まれスピードレースだった。ディンキーの積載カメラもあり迫力ある画像だった。風がなきゃヨットは、走りませんからね。
今回から競技種目になったサーフィンで日本は、男女で銀と銅メダルをとった。やったねという気分だ。外房海岸は、いい波が次々と来ていて、過去にサーファーを撮影した立場としては大変素晴らしい波が映し出され、これも台風接近に恵まれた種目だった。
まさに台風は、大変良い時に来てくれた。オリンピック台風といってよい。
インドアスポーツばかりではつまらない。それにgorin.jpだと過去画像を見ることができる。そこで初日におこなわれた東京多摩川から静岡県富士スピードウェイを目指す244kmのロードースは、三国峠などアップダウンが多いコースのスピード感はなかなかのものだ。よいところを走ると思った。
美ボディを見たければ女子ビーチバレーもあった。この人工の砂浜が品川区とは意外。もちろん八村が登場するバスケットボールも世界ランキング2位のスペインと大接戦だったが僅差で敗れた。それにテニスの錦織も第3回戦進出を決め強い!。こんなのを見出すとしばらくパソコンの前から離れられない。