Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング472. 小説:小樽の翆400. over there 

2021年07月22日 | Sensual novel

 

 あらぁー、これ骨が全く見えないし皮下脂肪ばかりだから外国人モデルさんだったか・・・。

そういえば、外国人モデルさんも描いた。

時間が経つとモデルさんの顔も忘れている。

だから、気づくのに時間がかかる。

多分乳房の位置を描きしるしておいたから、そうだと気がついたんだけど。

日本人との違いを探れば骨格の大きさと曲率だったかもしれないが、芸用解剖学のことはすっかり忘れている。

そんなことを考えているとアジア人の体型は、筋肉と垣間見える骨のバランスに色気がある。

特に鎖骨とか肩甲骨が際立つなんてとてもエキゾチックな空気だ。

その鎖骨は肩で背中の肩甲骨と靱帯でつながっている。

それが機械工学的にどんな動きをサポートしていたか一寸わからないが、手を上に上げれば鎖骨と肩甲骨が一緒に動く。

そして肩甲骨は、それ以外には他の骨とつながっておらず筋肉が支えている。

そんな女の鎖骨や肩甲骨があのときに興奮して浮き立つなんて、とても色っぽいが。

作家の谷崎潤一郎は、足のふくらはぎに異常な色気を感じ取った小説が瘋癲老人日記だった。

でも肩甲骨や鎖骨が浮き立つ色気については書いてない。

そのかわり谷崎は人妻に恋慕し、奪い去り、したぐらいだからover thereな作家だったのだろう。

外は、澄み渡った夏空。

やはり散歩に出かけよう。

今日は小樽公園にしようかな・・・。

 

追記

 2021年7月18日、感染者数が低減し、そしてこれから拡大する、まさに隙間、出かけるならば今だ!。

S君から誘われ藤枝市にでかけた。

東海道線が大井川の鉄橋を渡ると藤枝だ。

こうした小さな街に来ると、ボーイッシュな女の子が魅力的に見えたのは、若い頃の記憶だった。

今は、そんななれの果ての叔母さんの姿ぐらいだ。

よくて日焼けした部活帰りの高校生か・・・。

もちろん藤枝の街自体も人が少ないし、閉じている店が目立つ。

日曜日の夜だから、普段なら家族連れも加わり賑やかなはずだが、今は居酒屋も閑散としている。

人が少ないから感染リスクも低い、それが今のこの街の取り柄になってきた。

いつもS君は夏に藤枝に呼んでくれる。

だから藤枝の夏の記憶が色濃い。

朝、空を見上げると、強い光に目眩がしそうだった。

一寸だけ夏休みの気分を味わった。

 

静岡県藤枝市

SONYα6600,E3.5-5.6/18-135OSS

1)ISO100,24mm,露出補正0,f/5.6,1/400

2)ISO125,90mm,露出補正0,f/5.6,1/160

iPhon7

3)ISO64,3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/15

4)ISO20,3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/2907

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする