さて京都は、気温が少し緩んできた。すくなくとも底冷えがする寒さはなくなった。だからというわけでもないが、たまには新緑の画像で行こうか。
画像は、筑波大学菅平生物センター(現在:筑波大学山岳科学センター菅平実験所)のエントランスだ。ここは文字通り高原生物の植物園が併設されている研究施設だ。大学では生物学類が使うのだろう。実際出かけたら信州大学のグループがいたりしたけど。国立系大学の研究施設は、研究目的なら大学を問わない共同利用施設が多い。今にして思えば、あちこち日本の大学の研究施設へでかければよかったと思っている。筑波大学は伊豆下田にも海洋関係の研究施設があり海洋調査船を持っているので、今ならダイビングポイント巡りか(笑)。私の環境デザイン分野だと、例えば地域計画など全国的なテーマが展開できるし、今は地域公開が原則だから利用しやすくなったと思われる。要は研究機関に所属し研究テーマが立てられればよいわけだ。
こちらはそんな生物とは無縁の建築調査で何回も訪れたわけだが、環境はとてもよいのだ。ここの宿泊費は食事代ぐらいだったから、一泊500円もしなかったと記憶している。その冬の調査で牡蠣を夕飯でだされ、私はあたったことがある。1日後這々の体で東京に戻り病院へゆくと、医者から「体質なのだから牡蠣はたべてはいけません」、といわれ以後牡蠣は食べられなくなった。山の中で牡蠣というのも無謀な話だが、それは痛烈な思い出である。
さて最近フィルム画像が続く。デジタルデュープしていて思ったけど、当時画面の水平垂直をきちんととって撮影していた。NikonFは水平がとりやすいデザインなのだ。それに1本のフィルムで撮影地が違っていたりするからフィルムは大切に撮っていたようだ。いまはもうグチャグチャよ。
さてCP+2018が横浜で開催される。関心はニコン・ミラーレス・デジタル一眼レフが発表されるかだが・・・。発表されるのであれば、そのスペックとデザインはいかにだが・・・。
1983年長野県菅平
NikonF,NikkorHAuto28mm/F3.5,コダカラー