Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOS day 184. Long-distance bus

2019年04月15日 | field work

It takes 10 hours from Vigan to Manila.
It is a long-distance bus trip of Partas.
There will be an airplane to Manila!
But it takes 3 hours to get to the airport, and there are few flights because it is a rural airport.
Even if I get angry, I have no choice but to make up my mind and get on this bus.
Pasay in Manila costs 1,709 yen / person, which is cheap.

Then let's kill time by shooting the car window.
The road continues along the coastline, but the sea is barely visible.
There is a 20-minute break every two hours.
It's a change of pace at that time.

The northern part of the Philippines is all bus movements that run on ordinary roads.
Instead, the bus routes are substantial.
Buses that depart approximately every hour and run on the main line run 24 hours a day.
That's why I want to choose a bus company.
Our partas bath would be better.
The driver is also killing time with his smartphone because he is free.
It's a long time that I can't spend without it.

Alternate traffic with one lane on general roads.
Many tricycles run.
Large trucks are also running.
It is a series of driving that overtakes it.
That is the skill required of Filipino fixed-route bus drivers.
In other words, one-third of the time we are on the bus is in the opposite lane.

That's why I was on the bus for more than half a day. Still, the rest time on the way is interesting because you can feel the atmosphere of the city.

Arriving at the Pasay bus terminal around 11am, we walked to the hotel.
It is a cheap hotel because the accommodation fee is 1,648 yen / person.
It's a room without windows.
If you stay in a room without windows for 3 days, you will get used to it. It's okay to sleep comfortably.

Well, we headed to McDonald's, where we walked for about 5 minutes for dinner.
A whore is looking at this along the road in the middle of the night.
Is it the customer's item?
Is it a prostitution street after a 10-hour bus trip?
It's a drastic trip.
I want to take a picture of this prostitution street.
If you take a picture
That's why I didn't bring the camera.

 ビガンからマニラまで10時間かかる。
パルタスの長距離バス旅である。
マニラまで飛行機があるだろ!。
でも空港まで3時間かかるし、田舎の空港だからフライトは少ない。
悪あがきしても結局覚悟を決めてこのバスに乗るしかない。
マニラのパサイまで1,709円/人と料金は安い。

ならば車窓撮影で時間をつぶそう。
海岸線に沿って道路は続いているが、海が見えるのは僅かだ。
2時間毎に20分ほどの休憩が入る。
そのときに気分転換だ。

フィリピン北部は、すべて一般道路を走るバス移動だ。
そのかわりバス路線は充実している。
大体1時間毎に発車し、幹線を走るバスは24時間運行されている。
だからバス会社は選びたい。
我々のパルタスバスは、ましな方だろう。
運転手も、暇だからスマホで時間をつぶしている。
そうでもしないとすごせない時間の長さだ。

一般道路1車線の交互通行。
多数のトライシクルが走る。
大型トラックも走っている。
それを追い越す運転の連続だ。
それがフィリピン路線バスの運転手に要求される技能。
つまり我々がバスに乗っている時間の1/3位は、反対側の車線を走っていることになる。

そなわけで半日以上バスの中であった。それでも途中の休息時間は街の空気が感じられて面白い。

深夜11時頃パサイのバスターミナルに着き、私達は、歩いてホテルに向かった。
宿代1,648円/人だから、格安ホテルである。
また窓のない部屋だ。
窓のない部屋に3日も泊まると慣れてくる。寝やすくていいじゃんというわけだ。

さて私達は、晩飯で5分ほど歩くいたマクドナルドにむかった。
夜中の沿道には娼婦がこちらを見ている。
客の品定めか・・・。
10時間のバス旅の後は売春街か。
ドラスティックな旅だ。
この売春街を撮影したい。
撮影すれば一悶着あるだろう。
だからとカメラは持ってこなかった。

Vigan-Manila San Fernando et al. March 28, 2019
Shooting data
EOS1DsMark3, EF28-300-35mm / F2.8L IS USM
ISO1600, focal length 150mm, exposure compensation-0.33, f / 5.6, 1/1000
ISO1600, focal length 190mm, exposure compensation 0, f / 5.6, 1/320
ISO1600, focal length 35mm, exposure compensation 0, f / 3.5, 1/320
ISO1600, focal length 28mm, exposure compensation-0.33, f / 7.1, 1/320
ISO1600, focal length 50mm, exposure compensation-0.33, f / 29.1 / 320
ISO1600, focal length 150mm, exposure compensation-0.33, f / 7.1.1 / 320

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOS Day 183. Vigan Filipina

2019年04月14日 | field work

 

Just because the city is beautiful does not mean that the women are beautiful.
Still, Vigan's Filipina is beautiful.
Some Filipinos have a Spanish lineage during the reign. So it may still inherit the Spanish DNA.
Because the eyes are very exotic.

I took a picture of them passing by. When I think about it later, I think I should have shot more enthusiastically.
Even so, I made a mistake in the camera settings and was shooting in night mode.
whatever.
When I was walking in such an old town, I suddenly heard a loud disco sound.
Hate !, what is it?
As I approached, I was picked up by a car and elementary school children came.
Looking at the schoolyard, children are playing. There is an air in the school that classes are about to begin !!
When I asked the guards, they answered that they were in elementary school.
If you read it from the signboard, it might be a public elementary school with a learning center.
After all, the rhythm of the disco sound is very good.
Without this, it would not be accepted by elementary school students.
Elementary school students grow up with such glue.
That's interesting.

Thinking about it that way, I have never heard a disco sound at an elementary school in Japan. She was surprised that the young mother was singing a nursery rhyme to her child the other day. People of that age !?

Because my graduation music was the Lowrig Stones Satisfaction.
It would be interesting to rap the graduation music now, yes !! ・ Sa yo na la !!

 

街が綺麗だからといって、女達が綺麗だとは限らない。
それでもビガンのフイリピーナは綺麗だ。
フィリピン人のなかには統治時代のスペイン人の血筋を引いている人間がいる。だからスペイン人のDNAを今でも引き継いでいるかもしれない。
というのも、目元がとてもエキゾチックなのだ。

通りすがりに彼女達を撮った。あとで考えると、もっと熱心に撮影すれば良かったと思う。
 それにしてもカメラの設定を間違え、夜のモードで撮影していた。
まあいいか。
 そんな古い街を歩いていると、突然大音量のディスコサウンドが聞こえてきた。
はて!、なんだろう?。
近づいてみると、車で送り迎えされて小学生の子供達がやってくる。
校庭をみると子供達が遊んでいる。さあ、授業が始まるぞ!!、という空気が学校にただよっている。
警備員に尋ねたら小学校という返事だった。
看板から読み取るとラーニングセンターを併設する公立小学校だろうか。
やっぱり、ディスコサウンドのリズム感がとてもいい。
これでなきゃ、小学生達には受け入れられないのだろう。
そういうのりで小学生は成長する。
そりゃ面白いですね。

そんな風に考えてゆくと、日本の小学校でディスコサウンドが聞こえてきた試しはない。先日若いお母さんが子供に童謡を歌って聞かせていたのには、驚いた。あんたいつの時代の人よ!?。

だって私の卒業式の音楽は、ローリグストーンズのサティスファクションだった。
今だったら卒業式の音楽を、ラップにしたらおもしろいだろうな、はい!!・サ・ヨ・ナ・ラだっよ!!、いぇーーい・・・・。

Vigan, Ilocos Sur, March 28, 2019
Shooting data
EOS1DsMark3, EF28-300-35mm / F2.8L IS USM, EF16-35mm / F2.8L
ISO1600, focal length 130mm, exposure compensation-0.33, f / 11,1 / 500
ISO1600, focal length 50mm, exposure compensation-0.33, f / 11, 1/40
ISO1600, focal length 300mm, exposure compensation-0.33, f / 11,1 / 800
ISO1600, focal length 16mm, exposure compensation 0, f / 5.6, 1/125
ISO1600, focal length 28mm, exposure compensation-0.33, f / 11, 1/1000

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日182. ビガンの朝

2019年04月13日 | field work

 

 歳をとったから朝が早いという理由と、世界遺産は朝早くの方がトライシクルや人間が少ない上に光が綺麗に回って綺麗なんだという理由でビガンの朝の街を徘徊した。まあ光とスペイン様式の建築とがつくりだす陰影が綺麗なんだね。美景の独り占めだ。フィリピン北部は、この時期雨が少ないからなのだが、これが5月から9月だと雨期でスコールが来るだろうから、どうなるんだろうかね。

 さて朝早く街歩きをしているのは、もちろん朝飯を食べようという目的なんだ。でっ、ビガンのマクドナルドを通り越して、その先にある中華料理のファーストフード「チョーキング」というのが私のお気に入りなんです。調べると、ケンタッキー・フライドチキンのフィリピン版であるジョリビーが運営しているお店だそうな。

 日本ではミスタードーナッツが中華のファーストフードを展開しているけど、それって冷凍食品ばかりでまずいですよ。それよりは、はるかにチョーキングの方が美味しい。

 不思議に思うのは、中華料理のチェーン店は日本にもあるけど、中華料理のファーストフードが何故日本にないのだろうか。私などは朝からお粥などが食べられると嬉しいのだが。中華系の人に次告げる!、日本にきてコスプレで遊んでないで、中華料理の美味しいファーストーフードでも日本に持ってきてよ!!。お粥と包子と飲茶セットといったような朝食がある、そんなファーストフードのチェーン店が我が家の近くにも欲しいですね。

 

イロコス・スル州ビガン 2019年3月28日

EOS1DsMark3,EF28-300-35mm/F2.8L IS USM 

ISO1600,焦点距離135mm,露出補正-0.33,f/11,1/1000

ISO1600,焦点距離70mm,露出補正-0.33,f/11,1/2000

ISO1000,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/11,1/400

ISO1600,焦点距離150mm,露出補正-0.33,f/11,1/1000

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/11.1/640

ISO1600,焦点距離150mm,露出補正-0.33,f/11.1/1250

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日181. ビガンの薄暮

2019年04月12日 | field work

 

 海外で薄暮の時にうまい具合に外で撮影できるということは、なかなか難しい。

 出がけの化粧をしている女が「あんた!、そんな街の風景ばかり撮っていないで、早くレストランの予約をしてよ!!、話題の店だから席がすぐに埋まっちゃうでしょ!」(全く街なんか変わらないのだから、いつでも撮影できるでしょう!!!)

  そんな風に言われたら、私は女が化粧のために座っているスツールを足払いにして、女のケツを思いっきり蹴っ飛ばして一言「でて行け!!!」というだろう。 

 というのも夕飯を食べに行くので夢中になって支度や予約で慌ただしい輩(特に女ども)がいたりすると、まあそんな時間帯に外を歩いていられるというのは、よっぽどの偶然が働かない限り不可能なのよ。なにしろ女達は薄暮よりも餌だからね。餌なんていつでも食べられるだろうよ。薄暮は1分と続かない光の現象だからね。だがこの時間帯は男を自由にさせてくれない。

 つまり男と女の思惑は、いつもそんな風にすれ違うのだ。

 それにフィリピンは緯度が低いから、薄暮の時間帯がわからないということもある。多分日没後10分〜30分ぐらいだとは思うが。

 今回は、見事薄暮の時間帯に外にいられた。それがトップの画像だ。外と室内の光の照度が逆転しつつある瞬間のあわあわとした、そしてスッと光が引いてゆくような空気が漂っているのが、この薄暮の画像である。これはやったぜ!、という気分。もちろん画像にすると大変綺麗な街の表情だ。3枚目の画像は既に薄暮を過ぎている。そのあとは夜の景ばかりだ。

 薄暮の時というのは、町中の内と外との明かりが均一になるので、人間の感覚に全く刺激を与えない。それがみのがす最大の要因なのだが、そんな刺激を与えないという空気に気がついて欲しいですね。特に鳥目の女達には、と思うのが男の論理かな。

 このときはサルセド広場で午後7時から行われる噴水のイベントを見に行こうとしていた時だった。だから6時半から6時45分ぐらいだったとおもわれう。

 そんなわけで我々は、フィリピンのニューミュージックをききつつ噴水のイベントをみていた。S君が噴水イベントは使いべりしないからいいよね、といっていた。その通り、花火のように一発あげればお終いではなく、プログラムだから毎日行うことができる。他方ビジターは毎日ビガンにはいないですからね。

 

イロコス・スル州ビガン 2019年3月27日

EOS1DsMark3,EF16-35mm/F2.8L

ISO1600,焦点距離35mm,露出補正0,f/3.2,1/40

ISO3200,焦点距離23mm,露出補正-0.33,f/2.8,1/15

ISO1600,焦点距離33mm,露出補正0,f/4,1/60

ISO3200,焦点距離20mm,露出補正-0.67,f/2.8,1/13

ISO1600,焦点距離20mm,露出補正0,f/3.5.1,1/50

ISO3200,焦点距離20mm,露出補正-0.67,f/2.8.1,1/20

ISO3200,焦点距離23mm,露出補正-0.33,f/4.5.1,1/80

ISO3200,焦点距離23mm,露出補正-0.67,f/2.8.1,1/13

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日180. 世界文化遺産の街ビガンへ

2019年04月11日 | field work

 

 ビガンでバスを降りるとトライシクルが走り回りビジターが沢山歩いていて、街が動いている気配が伝わってくる。やはり世界文化遺産の街だと思った。16世紀スペインの統治下にあったこの街は、以後交易で栄え、第二次世界大戦の戦禍を免れたおかげで、当時のスペイン風建築様式を留めている。あくまでスペイン風であり、本家スペインの建築を少し小ぶりにしたような建築様式である。

 それでも我々が泊まったルナホテルの本館中庭にはパティオが設けられ、水がはられている。多分これで気温を和らげようとする意図とレジャー用のくつろぎ空間を兼ねているのだろう。この辺りにこだわるのもスペイン風。

 最大のこだわりは、キリスト教がカソリック系ということだ。つまりバチカンに拠点をおくあのカソリック系だから先ず離婚はできないといった具合に、生活習慣にまでカソリックの信仰がいきている。これもスペインの置き土産なのだろう。その後フィリピンは日本に占領され、そしてアメリカの植民地となるも早々に独立を果たしてきている。それでいて、いまもカソリックの信仰が生活に根を下ろしている。ヨーロッパの信仰を基本としつつ、どこかアメリカ的生活感覚のフィリピンだ。

 さて世界文化遺産エリアの際に経つであろう我々が泊まったルナホテル・アネックスもスペイン風建築様式であり心地よい空間だ。またしても部屋に窓がない。ホテル代は、3,008円/人とクラシックホテルにしては安い。窓がなくてもええか。

 そんなビガンを駆け足で走り回っていた。綺麗じゃん・・・あたりまえか・・・。S君が夜のレストランをみつけておいてくれたのは幸いだった。

 

イロコス・スル州ビガン 2019年3月27日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM、EF16-35mm/F2.8L

ISO800,焦点距離50mm,露出補正-0.33,f/16,1/640

ISO800,焦点距離130mm,露出補正0,f/13,1/400

ISO800,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/18,1/640

ISO800,焦点距離80mm,露出補正0,f/11,1/320

ISO800,焦点距離16mm,露出補正-0.33,f/8.1,1/250

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日179. バギオの都市景観

2019年04月10日 | field work

 

 ホテルの朝食は、屋上だとさ。高原の冷気が少し肌寒いが、ゆくべえか。

 S君が町の眺めがいいよというので、そりゃバギオ大聖堂が真横に見えているし、反対側には山岳都市特有のなだらかな都市景観が広がっていることぐらい私だって気配でわかるさ。まあつまらん景色だから機材は置いてきたさ。バルコニーに近寄って目を左の方に移すとホテルの壁の先に住宅が密集した山が見えるではないか。これだっ!私が撮りたかった都市景観は。そこで部屋に戻り撮影機材を持ってとって返した。そしてレンズの焦点距離300mm迄目一杯に伸ばして撮影した。焦点距離が300mm迄あってよかったぜ。頻繁に使う画角ではないが、ここ一番というときに絶対に必要な画角である。そういうときはまさにやったという気分だ。

 本当はホテルの壁に窓でもあれば良いのだが、この位置はエレベーターのコアだから窓などあろうはずがない。この都市景観を撮りたかったのだ。山半分ぐらいしかはいらないが、それでもバギオの特徴的な都市景観だ。その山腹には、おそらく道路がジグザグに付いているはずだ。それにしても結構な急傾斜地、そこへ住宅が密集するというこんな都市は、イタリアのアマルフイーをはじめいくつかあるが、めったに遭遇できるわけではない。トップの画像を拡大したのが2枚目であり、かなりの急傾斜地だということがわかる。

 そんなバギオは、撮影ポイントがいくつかあるはずだが、しかしこの町に住まないとわからない。大方の家からは街が見下ろせるよと昨日の会食会での川口氏の言葉を思い出していた。我々は24時間も滞在しないのだから、撮影ポイントを探す時間はない。ホテルの屋上で朝食を撮るという機会が無ければ、撮りそびれていた都市景観である。

 ようやくバギオに来た意味があった。そんなわけで心残りをすることなく、私達は次の目的地ビガンへむかった。またエアコンの効き過ぎたバスである。

 

ベンゲット州バギオ 2019年3月27日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO800,焦点距離300mm,露出補正0,f/13,1/1250

ISO800,焦点距離300mm,露出補正0,f/13,1/1250(1の画像の部分拡大)

ISO800,焦点距離130mm,露出補正0,f/11,1/500

ISO1600,焦点距離200mm,露出補正-0.33,f/13.1,1/800

ISO800,焦点距離70mm,露出補正-0.67,f/16.1,1/640

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日178. バギオの夜市

2019年04月09日 | field work

 

 バギオのナイトマーケットがあるという。会食のあとハリソン通へ出かけてみた。通りの半分を占拠して繰り広げられ、毎日行われているようだ。それも500m位は続いているだろうか。アジアでは、香港を初めとしてナイトマーケットが多い。暑い日中をさけて夜の方が人々はでやすいのだろう。都市景観としては面白いよね。

 さてそうなると撮影機材は明るい広角ズームレンズ16-35mm/F2.8Lに付け替えて出かけよう。明るいレンズだからリュックに入れて持参したけど、やはりこのレンズは使う機会があったか。初代のズームレンズだから少し色に癖がありそうだ。

 今日は、マニラからやってきてバギオを徘徊した長い1日が終わろうとしている。今晩のホテルはなんと窓がない。窓がないと時間の感覚がわからないが、そんな感覚も面白いか。それでも体内時計が時を刻んでいるから朝にはちゃんと起きた。シティーライトホテル2,693円/人とS君のメモに記載されていた。やすぅー・・・。

 話題は、帰国後の話になるが旅の記憶を忘れないうちにというのでブログのまとめ書きをしていた。

 久しぶりにMacの電源をいれると動作が鈍い。そのうちモニターの一つが逝っちまった。まあ安いモニターなので買い換えよう。そんなわけで1台のモニターで仕事をしたりブログを書いたりしているが、これが違和感ばかりで慣れない環境だ。さらにモニターの画面設定がしらんうちにかわってしまい文字が小さくなってしまった。ここまで環境が変わると心身喪失だよ。まあ文字の大きさは元に戻したけど逝ったモニターは直らない。

 その上にgooのブログ画面のデザインが変わってしまった。簡略になったのはよいけど、ブロガーのブログを訪問しても足跡が残らないとか、フォントが小さく見にくいし、この活字のデザインを選んだのはミステイクだよな・・などといろいろあって、こちらも違和感ばかりで慣れない環境だ。

 さらに、フィリピンの夏の気候に慣れきった夏仕様の体が全く元に戻らない。京都も20°近い日もあったのだが、それでも寒く感じるので冬並みに暖房をつけている。体が全く外部の環境に慣れていない。

 そんなわけで目下3つの環境に慣れないので三重苦です。その上、年号が変わるだって!、もう気が狂いそうだ。

 さしあたり新しい27インチの4Kモニターを調達して、私のMacの環境を復活させ日常生活の回復をめざした。gooがリアクションボタンをつけたので、いいね!、応援!、つづき希望!、役だった!、だって。こちらはもう三重苦の最中ですから、しばらくは頑張りたくないですぅー・・・・(笑)。

 

ベンゲット州バギオ 2019年3月26日

EOS1DsMark3,EF16-35mm/F2.8L

ISO3200,焦点距離35mm,露出補正-0.33,f/3.5,1/50

ISO3200,焦点距離33mm,露出補正-0.33,f/3.5,1/50

ISO3200,焦点距離32mm,露出補正-0.33,f/3.2,1/50

ISO3200,焦点距離29mm,露出補正-0.33,f/3.2,1/40

ISO3200,焦点距離18mm,露出補正0,f/2.8,1/30

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日177. バギオのセントラルマーケット

2019年04月08日 | field work

 

 バギオのセントラルマーケットは、意外に大きい。歩道橋を渡り目立たない小さな入口を入ると延々とプロムナードが連なっている。多分我々は、裏口からはいっていったのだろう。しかも店の間の碁盤の目に敷かれた小さな路地に入るとさらにラビリンスの様相を呈している。多分ユニークな店もあると思うが、滞在時間の制約があるので、そんな迷路に迷い込み徘徊する時間はない。比較的広い基幹のプロムナードを往復するぐらいだ。

 マロロスのマーケットと違うのは、肉や魚の店が少ないことだ。ここは高冷地なので高原野菜が豊富に取れるから野菜市場といってもよい。ということは、野菜を多用した料理も多いはずだ。それに今はイチゴが旬だ。食べたいなぁーと思いつつ、手荷物は撮影の邪魔になるので通り過ぎる。ここがつらいところだ。

 さて話題は変わるが、EOS1DsでRAWで撮影すると野菜などがみずみずしく綺麗に写る。Photoshopで修正を試みても画像が変わることはない。だからフィールドに出るとこのボディとレンズが手放せなくなる。

 日本にいる頃、危うくSONYシステムなどにしようかと考えたこともあるが、やはりこれまで通り頑丈で防塵防滴点構造のEOSで十分だ。もちろん今流行のミラーレスはバッテリー消耗が早いのでフィールドでは使えない。EOS1Dsのバッテリーだと、フィリピン滞在6日目で64GB以上をRAW撮影し残量22%だった。

 さて日本も暖かくなってきた。それでも帰国直後は、寒かったので暖房をいれてダウンジャケットを着込んでいたときもあった。体はすっかり夏仕様になっちまったのだから、今頃春をやってくれても寒いだけさ。桜はもういいから、早く夏にしておくれ・・・。そんな気分だ。

 

ベンゲット州バギオ 2019年3月26日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/5.6,1/80

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/18,1/640

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/11,1/320

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/7.1,1/100

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/5.6,1/80

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/10,1/200

ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/8,1/160 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日176. 文化都市バギオ

2019年04月07日 | field work

 

 フィリピン3日目はバギオだ。バギオのバス停を下りると突然雑踏だ。この狭い歩道に飲食店などが乱立していて面白い。フィリピンは、24時間バスが動いているので夜中もやっている店があるのだろう。

 Wikで調べると古いデータしかなく2000年時の人口25万人、高冷地であるため年間平均気温23°と冷涼、そして治安が良いので複数の大学や言語学校が存在する学都であり、町の中はどこか垢抜けている。何よりも町の中は坂道だらけなのだ。どこへゆくにも、坂道を登るか下がることを余儀なくされている。

 フィリピンは、100以上の民族と80の言語とガイドブックにあるから少数民族がいる国なのだろう。もちろん私達がバギオで見かけたのは山岳民族の物乞いだけだったが、バギオ博物館に行くと少数民族の衣装が僅かに展示されている。これは多分礼装なのだけど、中国雲南省でもみられた少数民族の色合いだよな。どこか共通性がある。それにしても実に消極的な学芸員達だな。私は少数民族の衣装をたくさん撮影したいのだけど。

 ただし、ここは町全体が禁煙。運の悪いことに携帯灰皿をピットピタンの家に忘れてきた。ならばバギオ大聖堂横のセブンイレブンで灰皿を調達しようとしたが、ない!。それはあきらめて、フィリピンのまずい煙草を調達して吸おうとしたら2000ペソの罰金を取られるからあかんよ、と叔母半達に叱られた。携帯灰皿を忘れてきたのは痛かった。S君がお菓子の袋を開けてくれたので、これでホテルの駐車場でわずかにすえる程度だ。今度海外に来るときは1日ごとに捨てられる携帯灰皿をたくさんもってこよう。そんなわけではやくこの街をでようよと、最初から腰が引けている。夜この街に住む日本人アニメーターと会食をしたがレストランでも煙草は吸えない。

 さて午前中についたので、バーンハム公園や、観光地マインズ・ビュー・パークにも出かけ展望台からの山と森の中に点在する民家を撮影しているが、今日のブログの画像構成に組んでみたら全然合わない。大体この観光地の風景のどこが面白いのだろうか。そんなわけで観光地の画像はカット。一般的に共通する話だが、海外の都市のガイドブックに記載された観光地ほど、つまらないものはない。特に中国やアジアは、そうした傾向が強い。当然私が撮影をしにゆくところではない。通例私は、観光地を最初からカットしている。私が行くのは博物館と市場と大学だけだ。

 さて、そうなると出かける先は大学と市場しかない。市内には複数の大学があるし、英語の達人のS君もいるから大学に突然お邪魔して学長と歓談する方法もあるなと思っていたが、怠慢なことにアート&デザインスクールがあったかどうかは調べそびれたし、訪問するよと事前に連絡もしていない。ならばこれはあきらめて市場へ行こう。そこで私達は、バギオ・メインストリートのセッション通を下って市場へ向かった。

 

ベンゲット州バギオ 2019年3月26日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO1600,焦点距離40mm,露出補正-0.33,f/5,1/50

ISO400,焦点距離35mm,露出補正-0.33,f/7.1,1/100

ISO400,焦点距離35mm,露出補正0,f/5.6,1/80

ISO400,焦点距離70mm,露出補正-0.33,f/13,1/500 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日175. ピットピタンの町

2019年04月06日 | field work

 

 2日目の朝、マロロスの市場からピットピタンのS君の嫁の実家に戻り、パンなどをかじりながらピンク色のエアコンが効かない個室で、夕べから断片的にしか眠っていなかったので熟睡。昼遅くに湿度の高い少し暑い空気で眼が覚めた。遅い昼飯、といっても夕べの宴会の残りものとビールだった。

 ピットピタンとWEBで検索してもFaceBookしか出てこない。これがこの街のホームページだ。えらくマイナーな町だぜ。私達が泊まっている1本の道路沿いだけが唯一店も小学校も教会もあるこの町一番の賑わいエリアであり、周囲は稲作や魚の養殖などをしている農家だ。

 この道路沿いの空間は、どこかでみた記憶がある。そう、私の母の実家の千葉県横田町だ。そう思っていたら沢山の子供達が家の中を走り回っている。そんな賑やかな空気も8人兄弟の横田の実家の風景と似ている。日本もフィリピンも同じアジア圏なのだから。田舎の風景に地域差はないのだろう。じゃ近所を徘徊しますか、というので周囲を歩き回った。そこは、淡水池で魚の養殖をしたり水田が続く。ピットピタンは地理的に海に近いが、といって海が眺められる近さではなく、おそらく海岸まで1時間はかかるだろう位置にある。

 夕方、近所にリゾート施設がある、プールにいきませんかとS君が提案してきた。調度汗もかいたしシャワーを代わりだ。でっ、家の前を頻繁に走るトライシクルを捕まえた。これがサイドカーといったらよいか、オートバイの横に客席が付いている東南アジア固有の開放的な乗り物だ。走りだすと地面をはうように乗っている私には結構迫力がある。あたったらバコンとイチコロよ!。もちろん農家が多いから、これで農産物などを運んでいる。つまり農家の軽トラだよ。

 そして観光客が押し寄せる著名リゾートではなく、こちらは地元の人達しか利用しない無名リゾートだ。つまり地元のレジャープール。水が少ないのになんでプールがあるんだかわからんが、安くてすいているのが嬉しい。水着と水中カメラをもってきてよかったぜ。私は、水中カメラで水上と水中の風景を同時に納めたいという阿保な画像づくりに没頭していた。もちろんプールに魚がいるわけではない。

 そして深夜、マニラ・クバオ発、冷蔵庫の中にいるほどエアコンが効きすぎた化粧室付きジョイバス3列シードで、S君と私はバギオを目指した。途中休息無し5時間のバスの旅だった。

 

ブラカン州ピットピタン 2019年3月25日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO400,焦点距離80mm,露出補正-0.33,f/8,1/200

ISO400,焦点距離105mm,露出補正-0.33,f/13,1/500

ISO3200,焦点距離105mm,露出補正+0.33,f/13,1/640

iPhone

ISO40,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/24

Nikon CoolpixW300

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/200

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正-0.7,f/2.8,1/1000

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日174. マロロスの市場・続々

2019年04月05日 | field work

 

 マロロスの市場を空間としてみると、先ず大きな建物があり各店舗が碁盤の目のように整然と肉屋、魚屋が並んでいる。次いでその周囲に野菜や果実や米や雑貨の小さな店舗が建ち並び路地を形成している。その路地は、これでもかというぐらいに店舗や路上売りで密集し、多くの買い物客が詰めかけてくる混沌とした雑踏だ。こうした2つの空間が併設されているところに市場としての魅力もある。たたし常に床は濡れ、でこぼこしており、固有の臭いが鼻をつく空間だ。

 翻って東京の築地中央卸売市場が豊洲に移転した。それは、もちろん機能的に整然としているが、それまで場外市場であった空間がないし、今後そんな狭隘な雑踏が発生するような建築の作り方でもない。終始業者のための流通業務のための空間だ。もちろん地域貢献としてビジター用の見学通路や飲食店もあるが、どこかショッピングセンターのようでもあり、きっちりと管理されていて猥雑な空間とはほど遠い。東京の市場が業者のために利用が特定化されているのに対して、マロロスの市場は利用を特定しない、別の言い方をすれば誰でも利用できる庶民の市場という違いがある。

 空間としてみれば、やはり都市には多様な空間が存在しているが面白い。そこにマロロスの市場の魅力もあるのだろう。

 さて、フィリピンは島だからというのもあるが熱帯に属するので雨は降るので水は充足されている。しかし水を貯め各住宅に送水する土木インフラが貧弱なのだ。それに電気代よりも水代の方が高い。だから時間によって断水したり、手動水洗トイレだったり、バスタブはなくシャワーだ。暑いのでシャワーで十分なのだけど。飲料水としてもも地元の人は生水を飲まない。大きな青い透明のプラスチック製容器にはいったミネラルウォーターを調達するか、サンミゲールピールで喉を潤すかである。

 そんなことを体験していると、日本の水事情の良さを実感する。そうか人間が生きる、それには水が必要だ、ここが大切なポイントだと都市計画家は思い知らされる。

 日本では、香川県のように水が少ない地域でも大きなため池を設けて水を確保するという努力を歴史的に行ってきた経緯がある。フィリピンのピットピタンの町でも、ため池が欲しいと思う。町単位のため池ぐらい日本のODAで援助しろよと日本政府にいいたい、と日本のフィールドワーカーは思う。そうしたら水環境は快適になるのだが。

 いっそ井戸掘削技術、貯水池造成技術あるいは海水を淡水化する技術、配管敷設技術(別に土中に埋める必要は無い)、揚水ポンプに受水槽、最後はウォシュレットをセットにしてフィリピンに投資したらと思う。それが日本の水文化輸出の世界戦略だと思うけどな。日本の海外援助は水技術の展開だけでよい。というのも、そのほかのことは他国にまかせればよいじゃないかとする国際的役割分担があるだろう。アホの殿様みたいに求められるままに資金をばらまくのではなく、1つのことに集中させた方が実効性は高いのだ。最後にこの地を訪れた日本人が、そうした投資の成果を享受できるわけだから。海外援助も最後は自国民の利益につながるという戦略がいるんだよ。それが水なのだ。

 そうして質量ともに充足できる水が確保されて、生活が潤い、農業生産が向上し、市場が賑わい、結果として経済が発展してくる。その結果都市も必要になるという具合に地域開発の自助努力の順序があるだろう。それが水であり、水を取り巻く海外援助だと思うけど。私は、そんな風に考えるけどな。

 

ブラカン州マロロス 2019年3月25日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正+0.33,f/3.5,1/25

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正+0.33,f/5.6,1/60

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/4.5,1/50

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正0,f/5.6,1/60

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正+0.33,f/5,1/60

ISO3200,焦点距離35mm,露出補正+0.33,f/6.3,1/100

ISO3200,焦点距離40mm,露出補正+0.33,f/5,1/40 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日173. マロロスの市場・続

2019年04月04日 | field work

 

 マロロスの市場に出かけたのは、もちろん夕飯のおかずを調達するというピットピタンの人たちの用事にくっついていったわけだが、私は撮影に没頭させてもらった。おかげて夕飯のバーベキューには、肉の他に海老や烏賊にもありつくことができた。感謝!、感謝!である。

 ふと気がつくとフィリピンではサラダをあまり見かけなかった。私達の経験でも唯一レストランで注文したぐらいだ。つまりタンパク質を日々とっていて、野菜は精々煮物にする程度で日常あまりみかけない。気候が暑いので食材が長持ちしないだろうし、一々市場まで出かけているのも面倒だ。実際ピットピタンからマロロスの市場まで車で20分ほどかかった。

 必ず食事に付いてくるフィリピンの醤油が、少し酢の味がきき唐辛子が入っていて肉や魚はこれにつけて食べる。確か中国でも食べた記憶がある。私には美味に感じた。米は多くの種類がある。もちろん日本のコシヒカリも。食材を混ぜ手で米の塊をつぶして餅状にして食べる。実際米だけつぶし餅状にして売っている。これは少し甘い味がする。

 今回は、スーパーマーケットにも出かけて食材の値段をみたのだが、当然日本よりはるかに安い。日本で200〜300円ぐらいで200g程度だったか。フィリピンでは、合い挽き肉が800円相当、ただし1kgの重さである。市場にも値段は表示されていないものが多いが大方は1kg単位で売るのだろう。そんな案配で類推すると地場産野菜は日本よりはるかに安いはずだ。

 今度フィリピンに行くときは、サンチュにつけて食べる胡麻ドレッシングを日本から持参するのがよいかもしれない。そう考えると中部国際空港で、フィリピンに戻る人たちの荷物が異常なぐらいに大きかった。預け入れ荷物の限度20kg目一杯まで持ち込んでくる。多分中身は日本の食材や家電製品(コンセントが一緒)が多いのだろう。同行したS君達の荷物も随分大きかった。中身は日本のカップラーメンだってさ。それはフィリピンのマクドナルドと同じ数ぐらいあるセブンイレブンでも売られている。うちの妹から地場産のカップヌードルが旨いのではないかとメールがきたが、それは幻想でありカップヌードルは全部日本製です。そのカップヌードルの値段を確認しそびれた。

 帰国後の話に飛ぶが、夏のフィリピンから春の日本に戻ってきたから大変寒かった。まして短パンだったし。日本は西高東低の冬型気圧配置で花冷えだったのである。このブログを書いている4月3日も京都市内の朝の最低気温は2°だった。明日から暖かい天気になってゆく。夏の身体感覚から春にカムバックするというのも変だ。桜なんか飛ばしていっそ夏へゆこうよと身体感覚は訴えている。沖縄はそろそろ夏だよな・・・。

 昨日、Macへの画像の読み込みと、ブログにアップさせるためのjpg化の作業が終わった。撮影画像を見返していて、いつものことだが撮ってない画像があった。それはフィリピン最後の日の空港へ行く車の中で私は助手席に座っていた。そこからみたピットピタンやマニラの街の車窓風景である。実は結構興味深い風景のなかを車は走っていたのだ。あろうことかこのときだけ撮影機材は足下の小さなリュックへしまいこんでしまった。日本に帰るというので気力が減退し、取り出すのも面倒だなと思ってしまったのだ。どうした!、いつもの車窓感覚は!!。撮りそびれた画像ほど心残りのものはない。

 やはり最後まで撮影する気力を失ってはアカンのである。そのためにも撮影機材は、いつでもすぐ撮れる状態で人間の眼の延長のつもりで手に持っているべきだと猛反省している。人間が眼でみているように普通に撮影する、それがフィールドでの撮影方法だ。リュックに納めるのは飛行機に乗る直前でよい。フィールドでは、最後の時ほど被写体が現れてくる。だから、飛行機に乗るまでがシャッターチャンスなのだと自分に戒めた。

 

ブラカン州マロロス 2019年3月25日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正0,f/6.3,1/100

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/5.6,1/60

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正0,f/9,1/160

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正+0.33,f/5.6,1/80

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日172. マロロスの市場

2019年04月03日 | field work

 

 フィリピン共和国ニイノ・アキノ国際空港に着いたのは真夜中だった。迎えにきたワゴンには、地元の大人達に加え子供達も乗ってきた。子供達は、私の手に額をつけて尊敬の意を示してくれた。そしてマニラ市から1時間半ほど郊外のブラカン州ピットピタンの町に着いた。ここがフィリピン徘徊の足場だ。早速小豚の丸焼きとビールで最大の歓迎をしてくれた。真夜中の宴会だった。こんな真夜中に多くの大人達が集まり、子供達がはしゃぎ回っている。なんだろう、この開放的な気分は。

 明け方、州都マロロスの市場につれていってもらった。まだ夜も明けないのに多くの人たちで市場は賑わっていた。早速市場のムワッとする固有の臭いが鼻をついた。場内を頻繁にトライシクルが走る回り、水で濡れた床は小さな段差や穴があり歩きにくいが、店にはマノロスの人たちの胃袋を満たすために多くの肉や魚や野菜が並んでいた。この騒然とした喧噪こそがまさに市場だ。最初からカルチャーショックである。

 さて画像は、先ずお肉からいっちゃいますか。フィリピンでは肉はよく食べるので充実している。日本とは切り方が違うという話をきいた。どこが違うのかわからんが、連写、連写、なんかピントが違うところに合っているようだ。アチャーEOSのオートフォーカスは、one shotモードになっていた。ここはもちろんAIサーボにしておかないとピントを外す。まあそれも混沌としていてええか。

 結局、この市場だけで400枚ほど撮影した。フィリピンの旅では、すべてRAWモードで撮影したので、全部で100GB弱の画像データになった。だから画像整理に時間がかかった。なにしろ250GBしかないMac proの容量がすでに限界だったので、先ずこれから整理をはじめなければ画像の読み込みができないありさまだった。

 そんなわけで、このプログも少し時間稼ぎをし、フィリピン2日目の画像がアップできた。今日は横1024バイトの画像ばかりをアップさせたので、ブログ画面を横に広げると全体がみえるだろう。

 

 

ブラカン州マロロス 2019年3月25日

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/4.5,1/50

ISO3200,焦点距離35mm,露出補正-0.67,f/6.3,1/80

ISO3200,焦点距離35mm,露出補正0,f/5,1/60

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/8,1/160

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/4.5,1/50

ISO3200,焦点距離60mm,露出補正0,f/5.6,1/80

ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/4,1/40

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EOSな日171. 9日間の旅

2019年04月02日 | field work

 3月24日、桜もまだつぼみの頃、午前中京都の地元町内会では年1回の総会があり、頂いたおはぎとお寿司のお弁当を抱えて、私はフィールド調査のために中部国際空港へむかった。夜の飛行機に乗るためである。

 新幹線の車中で、どうしてこの旅に出かけることになったかを反すうしていた。そうだ大学時代の同級生の彫刻家兼俳人のS君のお気楽な呼びかけに呼応して、飛行機のeチケットを思わずポチッとしてしまったことを思い出していた。あとはすべてS君が手配してくれた。だからお気楽な旅というわけだ。旅の動機は単純だった。

 そして正味9日間の旅が始まった。

 

新幹線 関ヶ原

EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM

ISO3200,焦点距離70mm,露出補正-0.33,f/18,1/2000

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする