ヒトも間違う動物

ヒトが性悪だとは思わないが、間違いはあるだろう。それは個人がする目の前の事もあれば、多くのヒトが一緒に間違うこともある。間違いは背景との関係だから、時代的に全人類が間違った方向へ進む事もありうる。
 現在の産業構造は歴史的な積み重ねではあるが、地球という有限な背景の中での位置や意味が変化することは当然な事。
そう考えて、我々のやっていることを見ると、間違いであれ何であれ平べったく見えたものに奥行き出てきてより現実味を感じてくる。
 軌道を正す新しい小さな芽や流れは多くは感じないが、必ず見えにくいところで芽吹いているものだ。
今は、世界も日本も、そういう中にいるのだと思う。偉そうだが、そう見えて仕方ない。身近な出来事も、遠いところの縁のない出来事も、そんな中での話ではないだろうか?
ヒトも間違う動物だと考えた方が、心から楽観的になれる。君も我も、子供達はなおさら、間違わずに成長するなんて事はありえない。
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