FRB金利0の意味すること

アメリカの中央銀行FRBは政策金利を0~0.25にした。即、ニューヨーク株は跳ね上がり、ドルは下げた。今後更に金融を緩和し市場へ資金を注入すると言う。イギリスもアメリカに追随して金融政策を取るらしい。日本始め各国の政府や市場は歓迎しているようだ。
 ここまではニュースで知らされるが、これが何を意味し、結果何を招くかはある一面を報道するだけ。
 以前、カジノ経済による経済危機をカジノ経済的に処理するもの、と書いたことがあるが、世界がこぞってその手法に従うのか、と思う。ある意味で世界経済のターニングポイントになるはずである。
 即、オバマ氏への失望ではないが、歴史的・世界的な制約だろうと解釈したい。
 この手法は経済を犠牲にした景気回復するやりかたで、広く付けが回ってくるだろう。
 経済的には水増し的な金融処理ではなく、本来の産業構造へ転換すべく舵を切るところではないか。
 
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