平和への確かな根拠

 

 

   戦争の最大の抑止力はグローバリゼーションの進捗だろうから 歴史的には戦争は遠のいていると言える。

  脅しや小競り合いで武力衝突は暫くは続くだろうが全体的には暫時減少するだろう。

   将来的には 強国が経済や政治の面で世界的に得る利益と失う損失の兼ね合いが武力の使用を左右する。

  法や歴史的な経過もさることながら 世界経済の縮小やグローバリゼーションを論拠とした平和を確かにする主張が どこからも聞こえないのは どうしたことか。

    

  

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科学を取り戻せ!

 

  この70数年 アメリカを中心にした情報を基に支配されきた私たちは

  この間のグローバリゼーションがもたらした世界の変化を目の前にしながら 情報の発信に戸惑い 発信された情報の処理に苦慮している。

  情報によって習慣化した思考や行動を変更するのが容易でないことは確かだろう。

 しかし、現実の基本は人の願望や思惑に依らず 事物の関係に依ることを心しないと 想定を誤る。それは庶民だけでなく各界の指導者にも言えることであり 高学歴社会が見失った常識(合理性や科学)を取り戻すことでもあり 取り戻すのは庶民の役割かもしれない。

   

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希望は普通の市民の感覚

 

  「専門家」を乱発する日本だが そのことがさらに政策を遅らせることになっている。

  今必要なのは 分化された断片的な知見ではなく 逆に部分的な出来事からその全容や背景を明らかにして政策化出来る人材ではないだろうか。

あてがい扶持の教育を受け支配の構造に組み込まれた専門家には最も不得手な仕事だろう。

 それを公やマスコミが求め 国民に一方的に流し 押し付ける結果になっている。

これを続けていては 社会の崩れや行き詰まりを脱却するのは難しいが 暫くは続きそう。

  今必要なのは てい流されてる専門家ではなく 流されていない普通の市民の感覚。

 

 

  

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