【変】な生き物

組織の管理・監督・経営のの責任を負う者はどのぐらい先を見てやるものだろう? 日本の国なら総理を中心にした内閣、会社なら社長を中心にした経営者は1年先も見ずに仕事をしているのだろうか?100年に1度と言う経済危機を何時気付いたのか?物事には予兆があるが、何時予兆を感じたか?
 日本政府も世界のトヨタも、情報収拾のマスメディアもその辺の事情がさっぱり分らない。
 少なくてもノーベル賞をもらったアメリカの経済学者は1年半前には予知予告した論文を発表している。
 普通、現実社会の変化は学者より行政や会社経営等の現場に携わる人たちがいち早く気付くのが一般的ではないか。何故なら社会の変化や予兆は現場にまず現れるはずだから。
 経済のことはよく分らないが、常識的そう思う。
 学校では学級担任が学級経営の責任を負うが、普通何年も先を見通して年間の計画を立て日々の案を練る。
 年度途中で学級経営に失敗したのが「学級崩壊」と言われ、変調に早く気付いて手を打てば解決は早い。今の経済のように総崩れみたいな事は考えられない。
  国や会社と子供相手の学級経営を同じには論じられないが、、それにしても
  大人の組織の責任者に感覚的だが時々見た無責任教師を思い出す。
 教師の場合も 変調に気付かないのは見ている所が違っている。
 国政や会社経営も同様で計画の対策は間違いを正し、軌道修正する以外ない。
国もトヨタもどこからも、そんな感じが伝わってこない。凌ぎの策ばかり。
 メディアも含めどこからもその場凌ぎの声しか聞こえない。
地球には、周りをを崩して子どもが大切だと心底思いながら子孫にどうしようもないツケを残すちぐはぐなな行動をするヒトと言う【変】な生き物がいる。
(産業構造の転換はかなり、かなり距離がありそうだが、遠回りしても必ず向かうはず。)
 
 
 
 
 
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トヨタの社長交代

【世界のトヨタ】が急激な通期連結赤字で大幅な減産体制に追い込まれ社長が交代すると言う。日本の大横綱がこうして崩れるのだから他は押して知るべし。
 ところで、不思議なのは、政府がいざなぎ以来の好景気とこの春まで自信満々に誇り、メディアが喧伝してきたのは政治的な意味やメディアの体質から今にして思えばさもありなんとも思う。

 佐藤元首相が国民には非核3原則を公約し、実際は核反撃を要請する裏があったと言う。

是非は別にしてそれなりの当事者対応だったのだろう。
 経済も同様、政府が国民に政治的な意味で色々言っても当事者のしかも政治や他の企業をもコントロールする第一線の横綱トヨタの経営者がどうして半年先が読めないのだろう?
 アメリカがどうの、世界がどうのと言っても、トヨタはグローバル経済の中で世界のトップに躍り出た日本の大会社である。
 経営者は政治の思惑や学識?を超えた現場の指揮者であり仕事にに専念できるはずである。これでは当事者ならではの情報を持ち得ないでメディアの喧伝に従う我々と何ら変わらない。
現場感覚はどこへ行ったのか?不思議である。
 私のような全くの度素人でも、3年前に世界経済に異常を感じ、「アメリカ発の世界の不景気」を2年半前の5月にこの日記に書き記し、サッカーのワールドカップ終了後メディアが取り上げるだろうと期待したぐらいだ。
 今回の景気の悪化は当然自然災害ではないし、単に政治の責任メディアの責任を超えたもっと大元のヒトの感覚マヒが生んだと捉えたほうが前向きだろう。
 ヒトは「知識は力」とばかりに頑張っているがもっと大切な感覚はマヒするばかり。【来年のことを言うと鬼が笑う。】とは言うが、最近は半年どころか3ヶ月先も笑われそう。そのうち天気予報並みになり、下駄でも投げるのか?
   本当にヒトのやる事は分らない。あんた達の仲間のすずめでもひまわりでももう少し周りを見て動いているぞ!
   
 
 
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日本の立つ位置

日本のリーダーや登場して来る過程を見ると、オバマ氏のように海外からも期待されるような魅力的なリーダーの出現は無理かなと思う。
 どこがどう違うかよく分らないが日本では考えにくい。
 民主的と言っても、組織と個人の関係に違いがあるのかもしれない。
 日本の場合全体的に、組織の縛りが強過ぎるかも知れない。
 状況も何事も常に変化する。組織が個人にまして対応する事は論理的にありえない。
 変化への対応は常に個人(少数派)に始まる。
 (民主主義は個人(少数)の尊厳を謳いながら、多数派支配と言う矛盾を内包しているかもしれない。)
 日本の場合組織優先が強く組織が状況に付いて行きにくい体質を持っている。
 政治では与野党や保守革新共にその傾向が強く、無所属であっても、党派とは別に力学的に多数派の登場になる。
政界だけでなく、各分野に其の傾向が強いから、各分野で対応が遅れる。
世界的に変調きたしてる中で、日本はいくつかの突出した特徴がある。
  例えば、金融危機で見せたように、失敗経験を先んじてやって世界的な役割を果たすかもしれない。教育問題や社会病理的現象、システムの機能マヒ

失敗は成功の元。日本も世界も勘違いだけは禁物。
(だが、今日の朝日新聞は丸々4面を使い日銀の金融政策を支持する異常とも言える特別企画の記事を折り込んだ。苦渋の選択などと暢気な事を言ってられない日本の歴史的勘違いを後世に残すことになるだろう。)
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トライ3

結局自分をどこにどう置くかで個の俯瞰図も決まるのかもしれない。
自分が賑やかにワイドショーをやっているテレビの前に座って笑っているのも結構面白い。
新宿・渋谷・秋葉原の界隈をボケーと歩いている写真もいいかな?
 
ねずみの人形をあちこち置いて写真を撮ったり、韓流ドラマにはまってる娘。
 パソコンを打つ妻も俯瞰して見るときのヒントになるだろうな。
こうやって悩み?ながら碁会所へ出かける自分もヒントにはなる。
 
そうそう、合成写真でもいいから、麻生総理と私が秋葉原を肩組んで闊歩する老人二人。
彼は水を得た魚のようで私は目は虚空を見つめ看板の文字を教えながらおたおた歩く。
ついでにもう一枚、
ブッシュ大統領とオバマ氏のツーショット。下に一言、「オバマの生みの親ブッシュ」
 悪乗りしてもう一枚。
 ブッシュ氏と麻生氏が地球を休ませ、地球を本来に近づけた未曾有(みぞゆう)の功労者として宇宙ノーベル賞に輝き、丸い地球のペンダントを胸にさげ記念のツーショット。
 俯瞰すると結構面白い写真が出来そうだ。
じゃーこれからいそいそと、碁会所へ出かける。
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俯瞰した自画像

何度か地球を俯瞰しヒトが何をしてるのか?と書いてきた。
地上の事は地上に降りてきて見たが、俯瞰したまま個をクローズアップして見たらどうなるだろう?
絵でも写真でも言葉でもいいが俯瞰して見てみたいがどんなになるか今はよく分らない。

 試しに自分を。
 やっぱりどこからどう撮っていていいのか分らない。
 ‥‥しょうがないから考えずにそのまま撮っても俯瞰したのかどうか区別が付かない。‥‥何か分らないがどこか虚空を見ながらキーを打ち日記を書いている。
 傍の妻は特別虚空に目をやることなくキーを打っている。そんな写真が1枚出来た。
 虚空に描いてるのは軍団の中でどうしたら足が洗えるかのようでもあるし、そればかりでもないようでもある。2枚目の写真が出来た。
 こうやっているうちにもう少し上手に1枚撮れるかな?
 

 
  
 
 
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ケセラセラ?

立場や考え方の違いを超えて、我々は鋳型にはまった思考と行動から抜け出すのはよっぽど大変なんだとつくずく思う。
 100年に1度とも言われる経済の悪化や地球の温暖化も、何故か対策が大きく的をはずし、対策の著にもつけていないようだ。人為が働かなくても、否応無く状況が改善を迫るだろうが、対応が遅れる。
来年度の国家予算のあらましを見ても日本の経済が良くなるとは。考えられない。
 膨大な赤字国家がどうして内外に羽振りよく振る舞って経済が良くなるか?
 だれだってお金が無ければ、必要最低限の出費にし倹約するもの。
 お金を印刷したり、更に借金を増やして、良くなるはずがない。
 サミットで世界をリードしたと言う日本が、未だに京都議定書の炭酸ガス排出量削減目標から逆行しているのと同じで、結果的にも対策になっていない。
我々の予測は当てにならないものなのか?
 政治・経済・教育は
 社会・人文科学に分類されていたはず。【科学】はどこへ行った?


 
 
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公的資金注入の優先順位

日銀の量的緩和であれ、0金利であれ、政府の財政出動であれ、銀行や企業へほと融通している。極端な言い方かもしれないが、お金を印刷し、無利子でお金を配る。
 あまり報道されないが、命からがら生きて人たちが、日本中どこも身近に相当数でいるはずである。
 其の人たちをおいて、何が経済対策か?
   政治家や有識者に求められる、最低限の判断力ではないか。
  残念ながら、どこからもさっぱり聞こえてこない。
 究極のセイフティネットだが、費用は思いの他少なくて済むという。
 エライ人たちよ!先ずはそれをやってからの話しにしてほしい。
 
 
  
 
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明日はお手伝い

明日、ある障害者の作業所でバスハイクをすると言うのでお手伝いに行く。
 これまでも畑のお手伝いなんかで老人の暇つぶしのように関わってきたが、
職員やボランティア的に日常的に関わっている人たちが意外と多くいる。
 いろんな人がいるが、どこへ行っても人並み以上の能力を持ちながら、ほとんど無給に近い待遇でやっている若者もいる。
、彼等と言えども、地球を掘り返した富を中心に暮らしているのだが、 利用者や世話する人たちの心の中を考えると、次代を担う「新しい芽」だろうなと、思う。
 気持ちがいいからすぐ分る。
 
 
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経済情報の遅さ

ここに至って、政府は始めて、景気後退を公式に認め担当大臣が明言した。
 民間の統計に表れた景気後退は昨年の12月以来で、丸1年になる。
逆算すると、統計は6ヶ月前からの統計を取るから、実態の景気の変調後退は遅くても1年半前からなる。
アメリカ経済の変調、異常さは素人目にも3年近く前から感じられた。アメリカの住宅建築の変調はそのころから深刻さは誰の目にも明らかだった。
 日本も世界も公式には1年前は、30年来の底堅い好景気で、今後も力強く成長すると表明していた。
 経済情報は予兆から3年、実態から1年半、統計から1年たって初めて経済や景気の動向を政府機関が判断し、公式見解を発表する。何でこんなに遅いのか?
 経済対策は、基本的にはその判断に基づくのだから、ゴテゴテな対策になるのは
止むを得ない。だから今日のような羽目になる。
 目に見えやすく、指標が統計にとりやすい経済情報がこうだ。
 ここで言いいたののは、日々の株の時価の変動や、あちこちで起きる事件のことではなく、予測に必要な流れや動向である。
  台風や津波だって、来てからでは間に合わないのだから‥‥。
社会には教育、医療、犯罪、文化等など、統計に表しにくいが人々の暮らしを左右するものがいっぱいある。
 頼りにすべき政府が実態を把握し、国民に知らせ対策策を早めに講じて欲しいいいが経済の動向をして推して知るべし。
 新聞やテレビのメディアはこれらに追随し、政府の太鼓持ちのように情報を流すのだから、その大きなズレの中で、我々が意外な変化にあれよあれよと、慌て、世の中が『変』だと思うのは、当然の帰結だろう。
 例えば、全国学力テストの教育上の矛盾は、何時公式に判断されるか、今のところ見当もつかない。
 子供は言えない。行動で表すだけ。これは政府のせいばかりにも出来ない現代の残酷物語である。
  
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FRB金利0の意味すること

アメリカの中央銀行FRBは政策金利を0~0.25にした。即、ニューヨーク株は跳ね上がり、ドルは下げた。今後更に金融を緩和し市場へ資金を注入すると言う。イギリスもアメリカに追随して金融政策を取るらしい。日本始め各国の政府や市場は歓迎しているようだ。
 ここまではニュースで知らされるが、これが何を意味し、結果何を招くかはある一面を報道するだけ。
 以前、カジノ経済による経済危機をカジノ経済的に処理するもの、と書いたことがあるが、世界がこぞってその手法に従うのか、と思う。ある意味で世界経済のターニングポイントになるはずである。
 即、オバマ氏への失望ではないが、歴史的・世界的な制約だろうと解釈したい。
 この手法は経済を犠牲にした景気回復するやりかたで、広く付けが回ってくるだろう。
 経済的には水増し的な金融処理ではなく、本来の産業構造へ転換すべく舵を切るところではないか。
 
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