観劇三昧:赤星マサノリ×坂口修一二人芝居『Equalーイコールー』
2017/7/23
医者で錬金術の研究をしているテオが、親友のニコラの病気を治そうとする話。
二人芝居だけど対立の要素はあんまりない。
二人は終始イチャイチャしているけど、ギャグの範囲に収まっていて、ブロマンスやBLまではいかない。
前説で耽美派イケメン芝居と言うから期待していたのに。
見る側の受身の取り方が難しい。
舞台美術がかっこいい。衣装とも統一感があって美しい
錬金術は、リアルでもファンタジーでもどちらでも対応できる便利な設定。
クローンからの不老不死、生贄展開は派手でいい。
ただ、いくら同じ衣裳でも、二人が全然似ていないので叙述トリック感がある。
自分が錬金術で話し作ったら、売れない錬金術師の地味な日常を描いた、こじんまりとした話になってしまいそう。