諦めが早い（？）お母さん

先日、某総合駅へ向っている途中、赤信号に変わった交差点へゆっくりと接近…　その時、歩道を歩いている母子の姿を発見した私は、「その後ろ姿から想像するに…　綺麗なお母さんに違いない！」と思いつつ、先頭から３台目で止まった。信号が青に変わり、私は「そのまま直進されたら、顔を見られないなぁ～」と思いながらゆっくりと発進…　すると、母子は真っ直ぐ横断歩道を渡らず左へ曲がり…　突然、走り出したのである。

私は「えっ！？　私の殺気に気が付いて逃げ出し…　否、このバスに乗るのか？」と思いながら左折、そこから１００ｍくらい先にあるバス停へ…　ところが、バスに追い抜かれた母子が歩き出してしまったのである。バス停には５～６人の乗客が待っていたので、私は「まだ諦めるのは早いんだけどなぁ～」と思いながら左ミラーを確認…　すると、再び走り始めた母子の姿が…　乗る時には「ありがとうございます」と言ってくれたので、私は「心も綺麗で良かったぁ～」と思った。

また、営業所前ターミナルへ向かっている途中…　あるバス停で一組の母子とスーツ姿の男性が待っていた。私がバスを止めて前扉を開けたところ、可愛らしいお母さんが「◎◎停、行きますか？」と言ったので、私は「いえ、行かないんですよぉ～　◎◎停には、某総合駅行きが行きますので…」と答えた。すると、お母さんが「はい、分かりました」と言うや否や、バス停に背を向けて歩き出したので、「あ、某総合駅行きは、あと２～３分で来ますよ」と…　スーツ姿の男性が教えてくれちゃったのである。あぁ～　最後に美味しいところを持って行きやがって…　俺の女に手を出すなよぉ～！（誰がオマエの女じゃ！　親切に教えてくれた男性にも失礼だろ！）