あるバス停で3人の乗客が待っていたのだが… 最初に私の目に入ったお婆さんは、バス停の1.5mくらい手前に… お爺さんは、お婆さんとはバス停を挟んで反対側すぐの所に… もう一人はバス停から2~3m離れた場所に立っていた。そう、“バス停の手前すぐ横”という先頭の位置には誰も立っていなかったので、私は「最初にここへ来たのはお爺さんなのか、お婆さんなのか… どちらに前扉を合わせればいいのだろう?」と迷ってしまった。
「バス停が立っている場所には“バスの床面よりも低い縁石”があるから、それを階段の代わりに使ってもらえることだし…」と思った私は、誰も立っていない“先頭の位置”に前扉を合わせてバスを止めた。すると、最初にお婆さんが動き出し… 「なんで、こんな変なところに止めるかなぁ~!」と怒ったように独り言を呟きながら“縁石を跨いで”乗ってきたのだった…
また、あるバス停で乗降客扱いを終え、前扉を閉めて発車した… その瞬間! バスの前方約20m、片側一車線の道路を右から左へ駆け抜けたお姉さんが、歩道上で「あぁ~! 間に合わなかった…」と言うように天を仰いだのだった。その姿がとても可愛らしかったので、オジサンの胸はキュンキュンしてしまった。
私がバスを止めて前扉を開けながら心を開くと、「ありがとうございます!」と言いながら駆け込んだお姉さんも心を開いてくれ… ないわなぁ~ ハハハ… それじゃあ、せめて胸元だけでも開いて…(アホかぁ~! この××オヤジ~! 自分の“社会の窓”が開いてないか、ちゃんと確認しとけぇ~!)
「バス停が立っている場所には“バスの床面よりも低い縁石”があるから、それを階段の代わりに使ってもらえることだし…」と思った私は、誰も立っていない“先頭の位置”に前扉を合わせてバスを止めた。すると、最初にお婆さんが動き出し… 「なんで、こんな変なところに止めるかなぁ~!」と怒ったように独り言を呟きながら“縁石を跨いで”乗ってきたのだった…
また、あるバス停で乗降客扱いを終え、前扉を閉めて発車した… その瞬間! バスの前方約20m、片側一車線の道路を右から左へ駆け抜けたお姉さんが、歩道上で「あぁ~! 間に合わなかった…」と言うように天を仰いだのだった。その姿がとても可愛らしかったので、オジサンの胸はキュンキュンしてしまった。
私がバスを止めて前扉を開けながら心を開くと、「ありがとうございます!」と言いながら駆け込んだお姉さんも心を開いてくれ… ないわなぁ~ ハハハ… それじゃあ、せめて胸元だけでも開いて…(アホかぁ~! この××オヤジ~! 自分の“社会の窓”が開いてないか、ちゃんと確認しとけぇ~!)