バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

青年はバス好き! お婆さんは※※好き?

2019年02月18日 20時03分26秒 | バス運転士
昨夜、あるバス停で乗った青年が“バスに関心がありそうな雰囲気を醸し出しながら”助手席に座り… バスが発車してからも、こちらの方を見ているような感じだったので、私は「ん? このバスは特に珍しいタイプではないし、もうすぐ廃車というわけでもないのだが… ただバスに乗っているだけでも幸せを感じられるくらいバスが好きな人なのだろう」と思った。

その青年は、僅か2~3分後に止まったバス停で席を立ち、大きな声で「ありがとうございました」と言いながら中扉から降りたのだが… すぐにバスの左前方まで行って立ち止まり、スマホで写真を撮っているようだった。それを見た私は反射的に軽く会釈… 彼も会釈のお返し… う~む… バスに乗った時は必ず記念撮影をしているのかなぁ~ 自宅にはバス専用のアルバムが何十冊もあったりして!? 私が学生時代にまとめた“原田知世ファイル”は3冊しかないけど…(自宅の“生前整理”はまだまだ続く…)

今日、あるバス停で前扉&中扉を開けると、中扉から4~5人のお年寄りが降り… 前扉から2~3人のお年寄りが乗り… と、その時… バスから降りたばかりのお婆さんが一人、前扉の外までやって来て私の方を見て、深々と頭を下げながら「どうもありがとうございました」と言ったので、私は「???」となりながらも軽く会釈したのだが… その後、お婆さんは後ろの方へ歩いて行った。

バスから降りて前の方へ歩いて行く人が、前扉の外を通るついでに「ありがとう」と言ったり会釈したりすることは、たまにあるのだが… 自分の目的地が後ろの方にあるのに、わざわざ前の方まで来て「ありがとう」だなんて… 私には、そこまで丁寧に挨拶をされる理由が分からないのだが… まさか… お婆さんが私に一目惚れしたのか!? なんちゃって~(そうだとしたら、随分とモノ好きなお婆さんだなぁ~ ハハハ…)

まだ私が“お兄さん”だった長野時代、勤務先では“おばさんキラー”と呼ばれていた(他に、甘いマスクで“人妻キラー”と呼ばれている先輩がいた)のだが… 今、私が“おじさん”になったら、相手が“お婆さん”になったのだろうか? それじゃ、私が“お爺さん”になったら… 相手は人間じゃなくなるんだろうなぁ~ 魔女か山姥か雪女か… ま、意気投合すれば妖怪でもいいか。ハハハ…