バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

英語を学んだはずだけど…

2019年02月17日 22時54分24秒 | バス運転士
☆☆駅の乗り場に外国人親子がやって来て、お父さんが「××?(あるバス停の名前)」と言ったので、私は自分の顔の前で手を振りながら「行かない」と答えた。すると、お父さんが「ライン?」と言ったので、私は「あぁ、どの路線に乗ればいいのかってことか! う~む… そのバスは、私のバスと経由が違うだけで、同じ某駅行きなんだよなぁ~ どう言えばいいのかなぁ?」と考え込んでしまった。

そんな私を見ていたお父さんが「この運転士はラインの意味を分かっていない」と思ったのか、今度は「ナンバー?」と言ったので、「なるほど、系統番号を教えればいいのか!」と思った私は、自信満々でジャンケンのチョキを出しながら「トゥー!」と答えた。すると、お父さんは「トゥー?」と確認してから時刻表を見たのだが… 「ん? これでいいのか?」と言いたそうな顔をしていた。

そう、それは我が営業所にもあるのだが… その“トゥー”も、複数のルートが存在する系統番号だったのだ。そのことを思い出した私は現在の時刻を確認してからバスを降り、二つある“トゥー”の時刻表の内の一つを指差しながら「これ!」と教えたのだが… その時、お父さんが「◎◎?(××停の一つ手前のバス停)」と言ったので、私は自分のバスを指差しながら「行きますよ」と答え、親子三人はバスに乗ったのだった…

中高6年間+大1年間=7年間の英語教育を受けたはずの私が口にした英語は「トゥー」だけ…(しかも、それが伝わったのは“ジェスチャー(指二本)”の可能性が高い!) また、ヒヤリングの方は「ライン」と「ナンバー」だけ… 日本で生活していても、自然と耳に入ってくる英語ばかりである。う~む… 一度、英会話教室に通ってみようかなぁ~ そして美人講師とお友だちに…(目的はソレかい! ま、キャバクラで日本語を喋っているよりはいいかもな。ハハハ…)