goo blog サービス終了のお知らせ 

バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

仲間の叱責に感謝

2020年09月29日 14時30分49秒 | 仕分け作業(夜勤)
真夜中の倉庫に届く“新しい荷物”… 以前は早めにトラックが来ていたようで、我々が仕分け作業をする頃には多くの荷物が倉庫にあったのだが、到着するトラックが重なってゴチャつくことがあったのか、正社員が各ドライバーに「予定時刻通りに来てもらいたい」と伝えたそうだ。その後、トラックが順番にパラパラと来るようになって、ゴチャつくことはなくなったようなのだが… ちょっと前から、昼勤務の遅番の人たちが仕分け作業を早め早めに行うようになったので、我々が仕分け作業をやっている最中に「もう新しい荷物がない!」という状況になることが当たり前になってしまった。

仕方がないので、できれば最後の方で仕分けしたい“大量の封筒類(仕分け用の大きな箱の中へ先に入れると邪魔になる)”を全て仕分けすることになり… その後、新しい荷物が届き、大きな段ボール箱が大量に… 仕分け作業がやりにくいったらありゃしない! とはいえ、最近は荷物の総数が少ないようで、以前より早く仕分け作業終了… 朝方に行われる“仕分け作業・第二ラウンド”の開始も早くなり、勤務終了までが長く感じられるようになってしまった。時計を見ては「長いなぁ~」「眠いなぁ~」と呟く人の、なんと多いことか! もちろん、私もその一人で… 歌を歌ったり、仲間と喋ったりして眠気と戦っているのである。

先日、そんな感じで第二ラウンドを終えたのだが… コンベアーの中流辺りで作業していた仲間から「笑いすぎ! うるさい!」と叱られてしまった。若い女性と一緒に作業するとなれば、自然にテンションが上がるのは言うまでもないのだが、その日は… ある事情により、その前の作業でテンションを上げる必要があり、そのまま第二ラウンドに突入してしまったのである。私のポジションは、2本並んでいるコンベアーの終点で… もう一本の終点には“いつも休憩室で私をイジメ… 否、いじり倒す仲間の一人”がいて… ついつい私語が多くなり(もちろん、やることはちゃんとやっていたのだが)、私は何度も笑ってしまったのである。

「みんな仕事してるんだから!」と叱られた瞬間、私は驚くと同時に「申し訳ない。度が過ぎた」と思ったので、「ごめんなさい」と謝った。もしも、そこで叱られなければ、私は自分の愚行に気が付かなかっただろう… 本当に感謝である。基本的には“他の人たちが見ている前で叱るのは良くない=マンツーマンでこっそり叱るのが良い”と思うのだが、私を叱ってくれた仲間以外にも、不愉快に感じてた人がいた可能性を考えると、その場で叱られた方が良かったのかもしれないと思ったりして… できることなら、ヒールで踏まれ、ムチで叩かれ、ロウを垂らされ…(おいおい… 話が変な方向に変わっとるぞ!)