バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

私の背中を… ありがとう

2020年09月06日 18時10分03秒 | いろいろ
先週日曜日の夕方、あるバス運転士さんから「松井さんのサイン入り本を追加で3冊購入したい」というショートメールが入ったので、「多分、彼は通勤途中で近くまで来るのだろう」と思った私は「土曜日の午後か夜、日曜日の午前か夜… 待ち合わせ場所によっては深夜でもいいですよ」と返信した。また、「表紙デザインを書いてくれた人に申し訳ない」という気持ちがある私は「表紙の内側にサインを~」と提案したのだが… 今回も、前回(食事会の時)と同じく“表紙に名前だけ”ということになった。

昨夜23時頃、“某大手驚安小売店”の駐車場で待ち合わせして“ブツの受け渡し”を完了… その後、現在のバス会社の話を聞いたのだが、特に良くなった様子はないようで… むしろ悪化している面があるような…??? また、その運転士さんが私の顔を見ながら「バス運転士時代よりも元気そうですね」と言ったので、私は「そりゃそうだわさ。若い女性たちとお喋りできる職場なんだから!」と答えながら笑ったのだった…

今回の拙著購入者は“バスの営業所で掃除を担当している男性”や“私が最後にいた営業所で上司だった人”だそうで… その上司は「松井さんの退職に多少なりとも責任を感じている」らしいのだが、「そんな責任を感じる必要はありませんよ!」と言いたい。会社を辞めた理由は一つではなく、星の数ほど(そんなに!?)ある理由の積み重ねだからである。会社の“悪しき体質”がベースにあったのは事実だけれど、数年前から加齢に伴う自分の能力の低下(注意力や集中力の低下が原因で事故を起こしそうになった等々)を実感、2~3年前に歩道から飛び出した自転車と接触(&自転車は逃亡)… 日々、膨らみ続ける不安との戦いだった。

「実際に大きな事故を起こしたわけではない」という自分と、「やってしまってからでは遅い」という自分との間で揺れ動いていた乙女心… 否、オッサンズハート! 昨年の年明けから、毎週のように見ていたバスの夢をまったく見なくなり、その代わりに(?)亡父がちょいちょい登場するようになり… 「一体、何を訴えているのだろう?」などと考えていたところ、一部の上司から「ブログに仕事の話を書くのをやめろ」と言われたのだった。現在の“楽しい職場”への転職、魅力的な女性たちとの出会い… ついでに個性的な男性たちにも(こらこら!)出会えたことを思えば、心から「迷っていた私の背中を押してくれてありがとう」と言いたい。一部の上司は、私を“成敗”したつもりだったんだろうけど… 人生、何がどう転ぶか分からないもんだね。ハハハ…