バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

無職七十三日目 定年後の進路と右左折時の一時停止

2022年11月27日 20時39分17秒 | 日記
昨日のバス運転士仲間との話… 前回に引き続き“定年退職後の進路問題”も議題に上がった。ある仲間が「住宅ローンが70歳まで残っているから働き続けないといけないんだけど、できればバス運転士はやりたくない。仮にバス運転士のままだと、休日出勤もバリバリやらなきゃいけないし… もう少し楽な仕事で年収400万円以上は欲しい」みたいなことを言ったところ、みんなから「贅沢こくなぁ~」「もう家を売っちゃえば?」「オマエが逝けば住宅ローンはチャラになるがや!」などとボロクソに言われ、昨日の段階では「バス運転士を続けるのがベターだろう」という結論に至った。

また、私が辞めた頃には“どんな方式の信号機が付いていようとも、交差点での左折時には必ず一時停止せよ!”という社内規則があり、乗客に化けた怪しげな男女(“添乗モニター”と呼ばれている会社の手下)がチェック… 一時停止していないと低評価を下された。それだけでも「アホか…」と思っていたのだが、私が辞めた後に“右折時にも一時停止せよ!”となり、今も続いているらしい。そう、時差式信号だろうと矢印信号だろうと関係なし、どんな信号の交差点でも右左折時には必ず一時停止しなければならないのだ。仲間の一人が言うには… 昔、ある運送会社のトラックが“左折時一時停止”をやっていたら事故や苦情が多発したため、警察から「やめてほしい」と言われてやめたとか… それなのに、某バス会社は…。。。

バス運転士だった頃の私の記憶では… ある運転士が「なぜ、徐行ではいけないのか? なぜ、一時停止しなければいけないのか?」と上司に聞いたら、「添乗モニターが判断(採点)できないからだ」と言われたとか何とか…。。。つまり「添乗モニターは、バスやトラックの運転士どころか、下手すれば運転免許さえ持っていないような人がやっているので、“徐行か否か”判断できないから」ということなのだ。もう、本末転倒という言葉では言い足りない気分である。

また、ある仲間から「松井さんは、バス運転士から倉庫作業員へ転職して良かったと思う?」と聞かれたので、「肉体的にラクだけど精神的にキツイ仕事から、精神的にはラクだけど肉体的にはキツイ仕事に変わって良かったと思ったけれど、収入が大幅に減ったことを考慮すると何とも言えない。それと、慣れると思っていた夜勤に慣れず、眠剤のお世話になり続けなければならないのは嫌だった」と答えた。さてさて、用務員の一次合否決定まで、あと8日… 果たして、私は一歩先へ進めるのだろうか? それとも、まだ“人生の一時停止”を続けることになるのだろうか?(そのまま放置車両になったりしてな。ハハハ…)