無職百四十一日目 千切りでもニンジン

どんな食べ物でも、無意識の内に味のイメージを膨らませてから口に入れている。そのイメージは、自分好みの味を中心に多少の許容範囲があるので、自分のイメージとピッタリ合う必要はない。少しくらいイメージよりも甘味が強かったり弱かったりしても「美味しい」と言える。ましてやバカ舌の私のイメージ（許容範囲）は、他の人よりも大きいと思われる。だから、「不味い！」なんて感じることは滅多にないのである。

昨日のスーパーＧには、私が頻繁に行っているスーパーＡにはない“そのまま食べられるカット野菜シリーズ（と言うのかな？）”が陳列されていて、その中に“千切りされた人参だけで１６０ｇ”という商品があった。ちょっと前から、緑黄色野菜である小松菜と人参をターゲットにしている私は迷わず購入した。そして今朝、とりあえず何もかけずに食べてみたところ、人参らしい甘味があって美味しかった。さすが北海道産と言うべきか…

しかし、「これは便利だ。鍋に放り込むだけでいい！」とスーパーＡで買った冷凍食材“オーガニック野菜ミックス”の人参は最悪だった。有機ブロッコリー、有機カリフラワー、有機人参などが一口サイズで入っていたのだが、その人参がガジガジで苦いだけ…　あんなに不味い人参は久しぶりであった。いかにも中国さ…　ん？　冷凍のまま食べたんじゃないかって？　なるほど、だからガジガジ…　んなわきゃねぇだろ！　いくら私でも、そこまでボケとらんわぃ！（来年の今頃は食べてたりしてな。ハハハ…）