無職百四十二日目 どこがお詫び？ 余計なお世話？

郵便受けには、ちょいちょいチラシが入っている。それを見る度に「あ、またゴミを入れられた」と思ってしまう。不動産やら宅配やら何やら…　私には関係ない物ばかりだからである。先日も数枚のチラシが入っていたのだが…　その中の一枚には“お詫びとお願い”という文字が赤く大きく印刷されていたので「なんだ？」と思った。

本文は“現在３０歳以上の方で、キャッシングやカードローンを利用した方々を探しています”“過払い金が発生”“お問い合わせください”“なぜ現金が戻ってくるのか？”“手続きは簡単”“司法書士法人◎◎事務所”“無料相談ダイヤル０１２０～”などとなっていた。ん？　どこがお詫びなんだ？　意味が分からん…

また、パソコンは毎日のように何やら自動更新しているのだが…　何がどう変わったのか実感することはなかった。が、２～３日前の朝、いつものようにパソコンの電源を入れてソフトを立ち上げ＆テキストを開いた時に「なんじゃこりゃ！？」と驚いた。接続したサイトの文字やらメールの文章やらフォルダ名やら…　画面に表示される“全ての文字”が勝手に大きくされていたからである。

最初は「ひょっとして、パソコンが私の年齢を把握していて、進行する老眼に対応してくれているのかな？」などと有難く思ったのだが…　様々な操作をするにつれて、その面倒臭さに気が付いた。それまではパッと開いた画面だけで全文が読めたところ、文字が大きくなった分だけ行数が増えてしまい…　画面をスクロールしないと全文が読めなくなってしまったのだ。あぁ～　もう…　余計なお世話をしてくれちゃって…