昨日のハート・バス

昨日、私がハート・バスで走ったのは…　営業所前ターミナルから某運動場へ行く路線、某総合駅路線を一往復、市内中心部路線を二往復だった。ターミナルから運動場への路線は“ほとんど回送みたいなもの”なので乗客は２人だけ…　どちらもハート・バスには無関心であった。

続く某総合駅路線では３０人くらいが乗ったのだが、これまた全員無関心…　と思っていたら、バスが走り出して間もなく、車内後方の席に座っていた父子が気付いたようで、席を立って吊革…　ではなく“乗車記念証”だけを取って席に戻った。

それを見ていた“乗車記念証がぶら下げてある中扉の後ろの席に座っていた人”が興味を示したけれど、取るまでには至らず…　その後、終点まで助手席に座っていた男の子（高校生？）が、前扉ではなく中扉から降りて行く時に乗車記念証を取っただけだった。

市内中心部路線では、若い女性が意外と多く乗ったのだが…　たまたま中扉の後ろの席に座った一組のカップルが「あっ！　これ、あれだよ！」と気付いて乗車記念証を取り、バスが止まる度に席を立ってハート形の吊革を撮影…　結局、吊革に興味を示したのは、そのカップルだけであった。

そして、今日…　私は“普通のバス”で乗務に当たったのだが…　ついつい若い女性が乗ってくる度に「ハート形の吊革に興味を示すかな？」とか「乗車記念証を取るかな？」などと思ってしまった…　そうだ！　私が運転するバスには、我が愛車の“助手席乗車券”をぶら下げておこうかな？　ハハハ…（そんなもん、誰も取らんわぃ！）