私がバスに乗り始めたのは17~18年前… その頃は“バスが早発できないように”必ず遅れるダイヤが組まれていた(乗客も“いつも遅れて来る”と分かっていた)。とはいえ、「時間通りに走ろう」とするのが運転士のサガ… 私も気合いを入れてブイブイ走っていた。だから、自然と“扉の開閉を素早く行う癖”が身に付いたようだ。
そんな状態で8~9年前に半弊社へ転勤させられたので、最初は“完全弊社のバスにはいなかった乗客(足腰が弱くて動きが遅いお年寄り)”の存在をボケ脳が認識できず… それまでの経験から「こんなに時間が掛かるはずはない=もう降りたはず」と思い込んで、扉開閉レバーを操作… 「おっと、ビックリ!」と挟みそうになったことが何度もあった。
そういう乗客の存在をボケ脳が認識できるようになって以後… 基本的には、降車した乗客が歩き出すまで(扉から離れるまで)扉を閉めない。乗車した乗客が着席するまで扉を閉めない。扉を閉めると「発車します。ご注意下さい」というアナウンスが流れるので、それを聞いたお年寄りが慌てて転ぶといけないから… などと言っていられるのも、バスが定刻で走れている時だけである。
やはり、バスが遅れていると… どうしても「早く早く!」という気持ちが出てきてしまうのだ。まだ、その場合は“気が張っている”ので、危険な場面に結び付く可能性は低いのだが… 長時間の乗務で疲れてきたり、体調がイマイチだったりした場合の方が危険である。“三つ子の魂百まで”じゃないけれど、無意識のうちに“入社当初に染み付いた扉の開閉を素早く行う癖”が出てしまうことがあるから… 気を付けねば!
そうそう、入社当初と言えば… 「黄信号で止まっとったらバスが遅れるぞ」「自分が危険だと感じたところが制限速度だ」「扉が乗客に当たった時は“そんなところに立っとるでいかんのだわ”って言ってやれ」「手の震えを止めるために仕方なく酒を飲んでいるんだ」などなど… 先輩たちの言うことが、どこまで本気でどこから冗談か分からない… そんな会話をしていた記憶がある。あぁ~ 昔は楽しかったなぁ~ ハハハ…
そんな状態で8~9年前に半弊社へ転勤させられたので、最初は“完全弊社のバスにはいなかった乗客(足腰が弱くて動きが遅いお年寄り)”の存在をボケ脳が認識できず… それまでの経験から「こんなに時間が掛かるはずはない=もう降りたはず」と思い込んで、扉開閉レバーを操作… 「おっと、ビックリ!」と挟みそうになったことが何度もあった。
そういう乗客の存在をボケ脳が認識できるようになって以後… 基本的には、降車した乗客が歩き出すまで(扉から離れるまで)扉を閉めない。乗車した乗客が着席するまで扉を閉めない。扉を閉めると「発車します。ご注意下さい」というアナウンスが流れるので、それを聞いたお年寄りが慌てて転ぶといけないから… などと言っていられるのも、バスが定刻で走れている時だけである。
やはり、バスが遅れていると… どうしても「早く早く!」という気持ちが出てきてしまうのだ。まだ、その場合は“気が張っている”ので、危険な場面に結び付く可能性は低いのだが… 長時間の乗務で疲れてきたり、体調がイマイチだったりした場合の方が危険である。“三つ子の魂百まで”じゃないけれど、無意識のうちに“入社当初に染み付いた扉の開閉を素早く行う癖”が出てしまうことがあるから… 気を付けねば!
そうそう、入社当初と言えば… 「黄信号で止まっとったらバスが遅れるぞ」「自分が危険だと感じたところが制限速度だ」「扉が乗客に当たった時は“そんなところに立っとるでいかんのだわ”って言ってやれ」「手の震えを止めるために仕方なく酒を飲んでいるんだ」などなど… 先輩たちの言うことが、どこまで本気でどこから冗談か分からない… そんな会話をしていた記憶がある。あぁ~ 昔は楽しかったなぁ~ ハハハ…