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沈まぬ太陽(山崎豊子)

2007年05月18日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>
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 「沈まぬ太陽」は、大手航空会社(JAL?)のエリート社員が、過激な組合活動による懲罰人事のため、パキスタンからイラン、ケニアと外地勤務を転々とさせられ、帰国後は窓際に捨て置かれ、御巣鷹山事故後にはご遺族相談室で苦労し、その後は会長室付部長として、会社の腐敗を追及していく小説です。

 一応小説ですが、事実を取材して小説的に再構築した人間ドラマであり、ニュース、ドキュメント、公文書、内部資料などを駆使したとのことです。

 日本航空の実在の人物がモデルになったと言われ、1994年の連載開始時から話題を呼び、1999年に単行本が発売されるとすぐに大ヒットし、文庫本と合わせると、これまで250万部を超える大ベストセラーとなっているようです。

 特に、第3巻の「御巣鷹山編」は涙を出さずにはいられませんでした。

 520人の死亡者を出した昭和60年8月12日の日航ジャンボ機事故を生々しく描写し、その被害者の人生ドラマと被害者を必死で御世話した御遺族相談室の社員の努力には、胸を打たれました。これらの描写は事実に近いのではないかと思います。

 ぜひ、読んでみることをオススメします。家族と安全は大切にしなければならないと強く考えさせられました。

 なお、小説「沈まぬ太陽」余話に、この小説の具体的な人物モデルについて書かれていますので、別の視点で参考にどうぞ。

 また、日航ジャンボ機墜落事故関連ホームページは以下の通りですので参考にどうぞ。

事故調査委員会発表を元にした飛行跡図とCVR

日本航空 123 便事故御巣鷹山 悲劇の真相

日航ジャンボ機墜落事故関連リンク集




<目次>
沈まぬ太陽1 アフリカ篇・上
 第1章 アフリカ
 第2章 友情
 第3章 撃つ
 第4章 クレーター
 第5章 影
 第6章 カラチ

沈まぬ太陽2 アフリカ篇・下
 第7章 テヘラン
 第8章 ナイロビ
 第9章 春雷

沈まぬ太陽3 御巣鷹山篇
 第1章 レーダー
 第2章 暗雲
 第3章 無情
 第4章 真相
 第5章 鎮魂
 第6章 償い
 第7章 紫煙
 第8章 怒り
 第9章 御霊

沈まぬ太陽4 会長室篇・上
 第1章 新生
 第2章 朝雲
 第3章 黒い潮
 第4章 曙光
 第5章 波紋
 第6章 狼煙
 第7章 弔鐘

沈まぬ太陽5 会長室篇・下
 第8章 風
 第9章 流星
 第10章 射る
 第11章 迷走
 第12章 幾山河
 あとがき
 主要参考文献
 取材協力者リスト


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<今日の独り言>
 3歳1ヵ月の息子が、実物の細いサボテンを見て、「これは何かなぁ?キュウリかなぁ」とのことです^_^;)確かにとげがあるし似てますね・・・^_^;)

コメント
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