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「20歳若く見えるために私が実践している100の習慣(南雲吉則)」という本はとてもオススメ!

2013年09月20日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 この「20歳若く見えるために私が実践している100の習慣」という本は、以前このブログで紹介した「50歳を超えても30代に見える生き方(南雲吉則)」という本とほぼ内容は同じですが、以下の7項目に分類して、分かりやすく100の習慣としてまとめたものです。
 ・スポーツしない
 ・食べない
 ・飲まない
 ・考えない
 ・洗わない
 ・温めない
 ・夜更かししない

 100項目に分けて説明しているので、気軽にどこからでも読めて、とても分かりやすくなっていると思います。
 また、この本の内容は、著者自身がこれらを実践して若々しく健康であることから、とても納得できる内容だと思います。
 真の健康に向けてとても参考になると思いますので、敢えて以前紹介した本と同じような内容ですが、この本を紹介したいと思います。

 この本のポイントは以下だとは思います。
どれも納得できる内容だと思います。

 ・激しい運動は不要で歩くことが重要
 ・食事量は腹六分目くらいで十分
 ・脂、塩、砂糖の摂りすぎに注意が必要
 ・肉より魚が良い
 ・魚・野菜・果物は丸ごと食べること
 ・生野菜は蓚酸を防ぐために調理したほうがよい
 ・痛風は卵等に含まれるプリン体の食べ過ぎが原因(たらこや数の子、麦芽等)
 ・アルコールは控える
 ・喫煙はやめる
 ・一度に複数のことをすると良い
 ・パートナーがいると長生きする
 ・脳年齢を若々しくするには手を使うこと
 ・肌の老化やハゲの原因の一つは洗いすぎ
 ・ハゲたくなければ肉や乳製品は週に1回程度にして肥満にならないよう注意すること
 ・肩こりの原因は肩の筋肉の「使わなすぎ」
 ・肌のためには夜の10時から夜中の2時までは寝ること

「20歳若く見えるために私が実践している100の習慣」という本は、とてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・あらゆる動物において心臓は生涯に20億回しか拍動しません。それを使い果たしたとき、寿命は終わります。ここからいえるのは、長生きをしたいなら、無理に心拍数を上げるスポーツはすべきではないということです。

・運動代謝とはスポーツをするときに使われるエネルギーで、エネルギー源となるのは、筋肉のなかに蓄えられている「グリコーゲン」という糖です。グリコーゲンが燃焼すると、血糖値が下がります。血糖値が下がると、空腹感を感じるので、スポーツをしたあとは、たくさん食べてしまうのです。食べたものはすぐに消費されず、膵臓から分泌されたインスリンというホルモンによって、脂肪として体に蓄積されるのです。つまり、スポーツをすれば太るのです。

・心臓というのは酸素や栄養を体全体に届けるための血液を全身に送り出すポンプの仕事をしています。血液を送り出し続ける以上、抹消に届いた血液を回収するという仕事も必要になりますが、心臓自体には、この作用はありません。それでは、抹消の血液を心臓へと送り返す働きをしているのは何かというと、それが、ふくらはぎの筋肉なのです。歩くことによって、ふくhぎの筋肉は収縮と弛緩を繰り返します。このときの心臓のような動きによって、筋肉がポンプとして作用し、血液を送り出します。ですから、「第二の心臓」を積極的に使うという意味で、積極的に歩くことをおすすめします。

・人類の17万年の歴史というのは飢えとの戦いでした。その間に、飢餓に弱い人類は皆、滅んでいったのです。そして、空腹のときにこそ生命力を発揮できる人類だけが残りました。私たちもその子孫です。したがって、空腹の状態になると、サーチュイン遺伝子が発現して、体中の細胞の傷ついている遺伝子を修復してくれるのです。その結果長寿と若返りが可能になるのです。「腹8分目」と昔はいったものですが、今は「腹6分目」といったほうがぴったりくると思います。

・メタボリックシンドロームにならないためには、どういうことに気をつければよいでしょうか。そこで、メタボの診断基準を南雲流に解説しましょう。
 ・ウエストが太い=食べすぎ
 ・高血圧    =塩のとりすぎ
 ・高血糖    =砂糖のとりすぎ
 ・高脂血症   =脂のとりすぎ

・動物脂肪は、室温に置くと、ラードのように固まりますよね。これは牛や豚が恒温動物で体温がいつも一定に保たれているからです。ということは、その脂肪を私たちが食べると、血管のなかで固まるので動脈硬化の原因になるのです。しかし、魚は変温動物で周囲の温度に合わせて体温が変動します。その脂肪は「不飽和脂肪酸」と呼ばれ、冷たい水の中でも固まらないのです。ということは、そのような魚の不飽和脂肪酸を体に取り入れても、血管のなかでかたまることはありません。さらにそれだけでなく、動脈硬化が起こりかけていた血管から悪玉コレステロールを取り去ってくれて、固まりにくい脂肪に置き換えてくれるという「血管の若返り効果」まであるのです。

・「日本人は過去1380年間も肉を食べずにこのすばらしい文化を築いてきたのです」西暦500年代に仏教が伝来してきてから、日本人は殺生を嫌って、肉を食べませんでした。その習慣は明治維新まで続きました。「よくそれで生きてこられたなあ」と感心する人もいますが、よく考えてみれば当然のことです。味噌は畑の肉と呼ばれる大豆から作り舞う。他にも大豆製品である、豆腐や納豆、枝豆などを豊富に食べてきたのです。育ち盛りの子どもや栄養失調の病人は肉を食べてもよいでしょうが、メタボやがんを心配する男性や閉経後の女性は肉を控えたほうがよいでしょう。

・マーガリンの原料の植物油は、「不飽和脂肪酸」ですので動脈硬化の予防になり、ビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化作用もあります。ところが、植物油に水素を添加して固めたマーガリンは室温で固まる「トランス脂肪酸」ですので、血管のなかで固まりやすいのです。WHOも2003年に「トランス脂肪酸を多量に摂取すると悪玉コレステロールを増加させ心臓疾患のリスクを高める」つぃて使用を規制するように勧告しているくらいですので、使わないようにしましょう。私はパンにはオリーブオイルとバルサミコをバターの代わりに使っています。

・糖には「糖毒性」があります。血中で糖とたんぱくが一緒になると内皮細胞の受容体に結合して、内皮細胞を破壊するのです。「ああ、おいしい」とスイーツを食べているその瞬間、あなたは確実に老化しています。

・病院はただ単にあなたを不摂生から隔離しただけなのです。入院していれば、酒も飲めないし、たばこも吸えない、夜更かしもできない、豪華な食事もできない。その間に体が自分自身の傷ついた部分を修復しようと細胞分裂をして、傷口をふさいでいるだけなのです。ですから、胃潰瘍は病院に入院しなくても、お寺にこもっても、刑務所に入っても直るのです。胃がもたれているようなときには、何も食べずに胃を安静に保つこと、つまり絶食することがいちばんの治療です。

・夕方になっておなかが「グーッ」と鳴っても、あわてて食べる必要はありません。「グーッ」と鳴っている間に若返りホルモンが出たり、若返り遺伝子が出たりしているので、「あー、今まさに若返っている」とイメージして、その状態を楽しんでください。

・1日30品目を食べなくても、完全栄養をとる方法があります。それが、まるごと頂く「まるごと食」です。おすすめは、小魚をまるごと食べること。地球上の動物はすべて海の魚から進化したものですから、私たちの体を構成している栄養素と同じものを同じ比率で有しています。どのような魚を食べるのがよいかというと、手の中に入るくらいの小さな魚。わかさぎ、きびなご、いわし、ししゃも、小あじ、イカ、小えびなどです。

・実は、痛風はぜいたくなものではなく、生物の遺伝子の中に含まれている「プリン体」が原因です。プリン体は体中で尿酸に分解されて、関節の部分で結石を起こすので、足の親指のつけ根の部分や、かかと、足の関節などに、非常に強い痛みを引き起こします。プリン体は、特に魚の卵に多く含まれます。鶏の卵には1プリン体しか入っていないのですが、いくらには約100プリン体が入っているし、数の子だったら約1000プリン体が入っています。さらに、たらこや明太子になると約10000プリン体が入っています。つまり、プリン体の数は卵の数に比例します。すなわち命の数を多く食べれば食べた分だけ、痛風になりやすいということなのです。卵が食べ尽くされてしまったら、その種は滅びてしまいます。だから卵の段階でたくさんの命を食べると体をこわすように必ず仕組まれているのです。その1つが「プリン体」なのです。

・魚を丸ごと食べるのが完全栄養なら、野菜は「菜ごと・皮ごと・根っこごと」、果物は「皮をむかないで」食べれば完全栄養です。私も野菜や果物は皮まで食べるようにしています。りんごでも皮をむいて食べる人がいますが、これは大間違い。昔から「1日1個のりんごは医者いらず」とか「りんごが赤くなると医者が青くなる」といいます。これもりんごの皮に含まれるポリフェノールのおかげなのです。

・野菜や果物のなかでも特に強力なポリフェノールを持っているのがゴボウです。ゴボウは細菌やカビがたくさんいる土の中という過酷な環境で育つからです。防菌防虫効果の強いブドウもリンゴも、土の中に入れてしまえば腐ってしまいます。ところがゴボウは、土の中に入れても腐らない。ということは、ブドウよりもリンゴよりもさらに強力な抗菌作用だということです。この抗菌作用を発揮しているのが、ゴボウの皮に含まれている「サポニン」です。サポニンの「サポ」は「シャボン」の「シャボ」つまり石けんと同じ「界面活性作用」があって油を分解するのです。

・そもそも野菜が緑色なのは、保護色だから。昆虫や草食動物から身を守るため見つからないようにしているのです。また、敵に食べられないために毒をもっています。それが「蓚酸(しゅうさん)」で、いわゆる「あく」です。昔のほうれん草は、十分にあくをとらずに食べると、渋くて歯の裏側がざらざらしたものですが、これはほうれん草に含まれる蓚酸のせいです。蓚酸は、野菜を食べる外敵に消化吸収傷害を引き起こさせる毒です。したがって、蓚酸がたっぷり含まれていた野菜を食べていた昔の人たちは、「生野菜を食べると蓚酸の影響で腹を壊す」「腹を壊す原因は腹が冷えたから」と判断して、「生野菜は体を冷やす」という言い伝えができたのです。昔からの言い伝えを守って野菜は調理してから食べましょう。

・ここで完全栄養についてまとめてみましょう。
 ・魚は「腹ごと、骨ごと、頭ごと」
 ・野菜は「葉ごと、皮ごと、根っこごと」
 ・穀物は全粒で
 卵もそこから一つの命が生まれるのですから完全栄養です

・アルコールは「蓄積毒」です。蓄積毒というのは、たとえ毒消しを使っても、体の中からなくならないものです。したがって、たくさんお酒を飲めば、その分だけ肝臓が傷つきます。人が一生涯に飲むアルコールの極量は、男500kg、女250kgです。365日ワインを1本飲むとアルコール量は36kgですので、男性の場合、大体14年ほどで、極量に達してしまいます。たとえば、20歳でこの量を飲み始めたら、30代の半ばの時点で肝硬変のリスクはかなり高くなります。

・「たばこは百害あって一利なし」です。たとえば、たばこは血管の内皮細胞を傷つけます。その結果として動脈硬化を起こして、心臓病、脳卒中などの命にかかわる病気を起こすリスクが高まります。また、たばこの煙は気管の粘膜を傷つけます。傷ついた粘膜では細胞分裂が盛んに行われて、そして細胞分裂が限界に達すると、永遠に細胞分裂を起こす修復細胞であるがんがそこに発生するのです。咽頭・喉頭がんの95%もたばこ、肺がんの75%もたばこ、食道がんの50%もたばこ、胃がんの25%もたばこが原因というふうにいわれています。しかし、たばこというのは煙を肺に吸い入れるものであって、煙をのんで食道や胃のなかにまで入れるものではないのに、どうして食道がんや胃がんの原因にもなるのかと不思議に思う人もいるかもしれません。たばこを吸う人の多くは、たばこを吸いながらコーヒーを飲んだりビールを飲んだり、ときにはたばこを吸いながら食事をしたりします。そのために、口のなかにあるニコチンやタールが全部胃のなかに入ってしまって、食道がんとか胃がんを増やしてしまっているといわれています。たばこの害というのは、10年やめればゼロにすることができるといわれています。

・「眠気ざましのコーヒーやたばこはすごく危険です」コーヒーのなかには「カフェイン」、たばこのなかには「ニコチン」と呼ばれる「アルカロイド」という毒が含まれているからです。アルカロイドというのは、副交感神経を興奮させる神経毒のことです。その仲間には、モルヒネやコカインがあります。これが体の中に入ると、めまいや吐き気、心拍数の増加、または顔面が蒼白になったり、下痢を起こしたりなど、さまざまな症状が出ます。コーヒーやたばこで目が覚めたり意識がはっきりしたりするのは、このアルカロイドの軽い急性中毒症状が起きているだけです。それを大量に投与されたのなら、副交感神経が過剰に興奮してしまいます。さらにそれを常用すれば体は必ずカフェイン中毒、ニコチン中毒を起こします。ですから、眠くなるくらいだったら最初から食事の量を減らすことです。

・昔から、酒を飲むときに柿をを食べると二日酔いにならない、というふうにいわれているのは、結局タンニンが消化吸収障害を起こしてアルコールの吸収を悪くさせているということえす。食後にお茶を飲むのも同様で、おなかいっぱい食べたときに、タンニンによって消化吸収障害を起こさせているということです。しかし、このタンニンを成熟途中の子どもや病人に与えたならば、発育障害や栄養障害を起こすことになりかねません。最近はお茶のペットボトルをよく見かけますが、子どもには絶対に飲ませないようにしてください。そもそも消化吸収障害を起こすものを飲まなければならないほど、多くの量を食べなければすむことです。

・ピカソは、一度に10の作品を制作していたといいます。次から次へとつくりたものが出てきて、一つのことにかかりきりになってこれが終わるまで次へ進まないとなると、たぶん行き詰まってしまうのでしょう。また、これをやらなければならないと思うと、それが義務になって「心」を押さえつけてしまい、創作意欲がなくなってしまうのだと思います。私自身も、4つか5つぐらいの仕事をコンピューター上で立ち上げています。そのため、一つのことをやっていても、ぱっとひらめいたりすると、別の仕事のところに行ったりします。「よくそんなにいっぺんにできますね」「一つのことに集中したほうが早いんじゃないですか」などと言われることもありますが、このスタイルのほうが仕事は断然はかどりますし、思い詰めることも少なくなります。

・アメリカのピッツバーグ大学のバーナード・コーエン教授の調査した「寿命短縮日数」によれば、肥満や喫煙によって寿命が6年縮むといわれていますが、独身であることでも寿命が縮むということがわかっています。男性の場合8年、女性の場合でも4年、寿命が縮むようです。女性は生殖年齢が終わったあとも、子育てをする必要があれば、寿命が延びるだろうと考えられます。子どもでなくとも、ペットを飼って愛情を注いだりするということでもよいと思います。一方、男性の場合には、死ぬまで生殖ができます。そのため、セックスするかどうかはともかくとして、常に恋愛をしている、愛情をもつパートナーをもっているということが寿命を8年延ばすのではないかと考えられます。

・脳年齢を若々しくするために、手を使うことが効果的です。脳のなかの大脳皮質というところに、筋肉に指令を出す「運動野」という部分がありますが、そのなかでもいちばん大きい体積を占めているのが、指先と舌へ指令を出す部分です。そこの部分が一番敏感なセンサーになっています。したがって、指先で覚えたことというのはなかなか忘れないといいます。たとえば、昔ピアノを弾けた人というのは、今もピアノを弾ける。それから、弁用をしたときにそれをノートに書き写すと忘れないといいます。だから物忘れなどが心配である方ならば、なるべく手仕事をしたほうがよいと思います。

・肌の老化の原因をズバリ申し上げます。「肌の老化の原因は洗いすぎだ!」皆さんは体を何で洗っていますか。ナイロンタオルやスポンジですよね。ナイロンタオルでごしごし洗って、そのタオルを洗面器でゆすいだりするとあかがたくさん浮きます。それを見て、「汚れがよくおちた」と思っていませんか。このあかは何かというと、皮膚の保護膜である「角質」と「皮脂」、それから「善玉菌」です。この3つは、外から悪玉菌などの外敵が入ってこないように肌を守ってくれているのです。それをこすり落としてしまうことは、容易に外敵が体に入りやすい環境をつくってしまっているということです。かかとをこすったりすると、一時的につるつるにんたように感じます。しかし、角質はバリアですから、そのバリアを落とされるとなおいっそうバリアをつくろうとし、角質を過度に落とした部分というのは、逆に「たこ」になったり「うおのめ」になったりしています。

・「毛根に脂がつまっているのはよいことです」毛根には、ばい菌や毛ジラミが侵入しようとします。それを防ぐために皮脂によって栓をして守っているのです。あの脂を洗い落とすと、体は慌てて脂を分泌するようアンドロゲンという男性ホルモンを分泌します。アンドロゲンは額の毛根の転換酵素によって薄毛ホルモンになります。つまり、頭の荒いすぎがハゲを招いているのです。また、シャンプーで脂を落とすと体は慌てて脂をおぎないます。その結果、脂過剰による湿疹、脂漏性湿疹になる。これがフケの本体です。皮膚科医もシャンプーは週に2回といっています。化粧品メーカーのおどしにのって、洗いすぎて頭皮の保護膜を破壊するのはやめましょう。

・アンドロゲンを含め、性ホルモンのもとになっているのはコレステロールです。コレステロールは、肉とか乳製品に多く含まれています。また、肥満の人は、血中コレステロールが多くなるので、そのためにアンドロゲンの量も増えます。だから、ハゲたくなければ、肉や乳製品は週に1回程度にし、さらに肥満にならないように注意することが必要です。また、ゴボウ茶を飲むことを習慣にするのも、ハゲの予防になります。ゴボウ茶には、血液中のコレステロールを低下させる作用があるためです。

・肩こりの原因というのは、肩の周りの筋肉にあります。ただし、筋肉痛とは別です。筋肉痛が運動などによる筋肉の「使いすぎ」によって起こることはよく知られていますが、これに対して肩こりは、肩の筋肉の「使わなすぎ」によって起こるのです。どこの筋肉を使わないのがいけないのかというと、肩甲骨の周りの筋肉です。肩甲骨は上半身の骨盤です。肩甲骨周りの筋肉は人類の祖先が4本足で歩行をしていたとき、上体の半分の体重を支えていたと考えられます。ですから現在でも、肩甲骨の周りでは非常に強じんな筋肉が発達しています。ところが人類の祖先が進化して、2本足で歩くようになってからは、それだけの負荷が、肩甲骨の周りの筋肉にかからなくなってしまいました。また肩甲骨の周りの筋肉を使う機械がさらに少なくなり、そこに血液がうっ滞してしまいます。それによって肩に痛みが生じるのが、肩こりなのです。肩をもんでもらったときには、このうっ滞した血液が流れるので、一時的には治ります。しかし、肩甲骨周りの筋肉を使っていなければ、また血液はうっ滞してしまうので、肩こりがまた起こってしまいます。ですから、マッサージは根本的な解決にはならないのです。

・肩こりの根本的な解決はというと、肩甲骨の周りの筋肉を使うこと。そのためには「4本の足で歩く」ということです。というと皆さんびっくりしますが、簡単なことです。床を拭けばよいのです。よつんばいになって腕を動かす床拭きは、肩甲骨の周りの筋肉をよく使いますから、肩こりを解消したい人には非常におすすめです。また「窓拭き」も同様の効果があります。

・肌によい生活習慣が、「ゴールデンタイム」に睡眠をとることです。ゴールデンタイムとは、夜の10時から夜中の2時までの間のことをいいます。ノンレム睡眠の間には成長ホルモンというホルモンが出るのですが、これは子どもにとって体を成長させるための非常に重要なホルモンなのです。「寝る子は育つ」と昔からよくいうのは、まさにそのとおりなのです。そしてこの成長ホルモンは大人に働くと、内蔵脂肪が分解され、筋肉がつくり上げられます。また、メラニンを吸収して肌の美白化を行うなど、傷ついた皮膚や粘膜を修復するということもしてくれているといわれています。大人になると、ノンレムの睡眠の時間は短くなるものなのですが、それでも夜10時から2時までの間はほとんどがノンレム睡眠の状態です。

・ご飯を食べると、副交感神経が活発に働きます。副交感神経には、消化液のような体のなかの分泌物を増やして、消化を助けるために働きがあります。また、眠気を出すのも副交感神経の働きです。ごはんを食べたらとろーんと眠くなるのはそのためです。したがって、夕食をとったら、食後の眠くなったときを逃さずに、布団のなかにすっと入って、眠ってしまいましょう。

<目次>
はじめに
第1章 スポーツしない~南雲流・体の動かし方~
 1 スポーツはしない
 2 どんなことがあっても走らない
 3 痩せたい人はスポーツはしない
 4 「第二の心臓」を使う
 5 万歩計は捨てる
 6 「競歩」で通勤する
 7 胸を張っておなかを引っ込める
 8 かっこつけて歩く
 9 電車に乗ったら座らない
10 座るときには深く腰かける
11 座っているときには「貧乏ゆすり」をする
12 「細道」「裏道」「日陰道」を歩く
13 歩くときは日傘をさす
14 日陰でもサングラスをかける
15 靴のかかとのすり減りに気をつける
第2章 食べない~南雲流・食事のすすめ~
16 「腹6部目」を目指す
17 メタボリックシンドロームには命の危険がある
18 女性も閉経後はダイエットする
19 おいしいものを食べようと思わない
20 素材が良ければ味付けは最小限に
21 脂は魚の脂をとる
22 肉を食べない
23 日本人にはバターは合わない
24 スイーツを食べるなら最高級のものを食べる
25 はじめてのお店ではシェフや板前に挨拶する
26 病気が治るかどうかは医者を見ればわかる
27 簡単に痩せられる南雲流「一汁一菜」の方法
28 何を食べてもよい「一日一食」を実践する
29 食欲が出ないときには朝食は抜いてよい
30 お昼を食べて眠くなるくらいなら昼食は抜いてよい
31 おなかが「グーッ」と鳴っているときは若返りタイム
32 食べ過ぎたら絶食して調整する
33 食事の基本はまるごと食べる「完全栄養」
34 魚の卵は食べない
35 野菜も果物も「丸ごと」食べる
36 野菜や果物の皮には病気を防ぐ効果がある
37 肌を若くしたいなら野菜や果物を皮ごと食べる
38 ゴボウは最強の若返り薬
39 便秘を解消したいなら野菜を食べる
40 野菜はまとめ買いをしない
41 生野菜を食べると体をこわす
42 昔ながらの調理法を学べ
43 サラダは食べるな、おひたしを食べろ
44 昔ながらの食事が完全栄養のポイント
45 横文字のものを食べない
46 むやみな殺生はしない
第3章 飲まない~南雲流・嗜好品への対処法~
47 休肝日で肝臓は回復しない
48 安い酒は飲まない
49 湯上がりにはビールではなく冷たい水でよい
50 酒のつまみを食べるならレモンをかける
51 疲れたときに酒を飲むと寿命が縮まる
52 たばこはすぐやめる
53 たばこは老け顔をつくる
54 空腹時にお茶はコーヒーを飲まない
55 子供にお茶を飲ませない
56 人工甘味料はとらない
第4章 考えない~南雲流・ストレス解消法~
57 後悔しないように「今」行動する
58 本当に思い悩んだときは「感じるままに動く」
59 とっさの判断で動け
60 嫌いなもののなかに好きなものをちりばめる
61 「楽しいストレス」を生かす
62 一度に複数のことをする
63 嫌いな人とは付き合わない
64 ものわかりのよい人もあなたの敵
65 鈍感なほうが幸せになれる
66 悩んだときには手当たり次第捨てる
67 人に愛された経験が、人間関係に自信をもたせる
68 恋をすると寿命が延びる
69 EDは幻想だ
70 「飢え」と「寒さ」で脳細胞は再生する
71 家事は認知症予防に最適
72 手や頭を使う趣味をもつ
第5章 洗わない~南雲流・ボディケアの習慣~
73 ナイロンタオルで体を洗わない
74 体臭は野菜中心の生活で抑えられる
75 洗うのは「毛の生えている部分」だけでよい
76 頭の洗いすぎがハゲを招く
77 ハゲは自分で防ぐことができる
78 ハゲたくなければ肉を食べない
79 加齢臭にはゴボウ茶を飲む
80 娘に臭いと言われても落ち込む必要はない
81 健康な歯を糸ようじでつくる
82 免疫力を高めてはいけない
83 子どもは泥まみれで遊ばせる
84 口呼吸で花粉症は治る
第6章 温めない~南雲流・体を強くする習慣~
85 冷え性の人は体を冷やせ
86 「水シャワー」で冷え性を治す
87 体を温めると痩せない
88 冬でもマフラーはしない
89 肩をもんでも肩こりは治らない
90 肩こりの人は床をふく
91 ストレッチは意味がない
92 腰やひざの痛みは減量で治る
93 ケガをしたときこそ歩く
94 むくみはたくさん歩いて治す
第7章 夜更かししない~南雲流・若返り睡眠術~
95 睡眠が肌を美しくする
96 夕食を食べたらすぐ布団に入る
97 ぐっすり寝ることで嫌なことは忘れられる
98 悩みがあるときはさっさと寝てしまう
99 部屋を真っ暗にしてカーテンを開けて寝る
100朝は日の出を拝め
おわりに わかっているなら「すぐやる」「すぐやめる」

面白かった本まとめ(2013年上半期)

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