Hさんから変わった本を送って来た。
「~(問題)をつくったのは、自分の中の何が原因なのだろう?」
「I’m sorry」と「I love you」と
何度も何度も自分の内側に向かって言い続け、
ひたすらその原因を癒し続けることで、相手を治す。
これは、古くからハワイのある少数民族に伝わる、
伝統的な問題解決の方法が「ホ・オポノポノ」で、
誰かが問題を起こしたとき、
その人に関わる全ての人が参加して、
その問題の原因を癒すというものだそう。
そのことから、
モーナ ナラマク シメオナという女性がインスピレーションを受けて、
誰もが一人でもできるように進化させたのだそう。
〈記憶〉を消す(クリーニング)することで、
問題を解決するのだと。
この〈記憶〉は「覚えているとかいない」というレベルのものではない。
ハワイ州立病院で実際にあった出来事。
心理学者のヒューレン博士が、
触法精神異常者病棟の精神科医の代理として、勤務を依頼され、
4年間の間にすべての収容者を治し、退院させたという。
博士は収容者の「暴力性」に出合い、
博士と彼らの共通の〈記憶〉である「暴力性」を
クリーニングして消すことで、彼らを治したというもの。
博士がしたことは、
「I’m sorry」と「I love you」を来る日も来る日も言い続け
「自分」を癒しただけだそうだ。
「自分を癒すことで、他者も癒された」ということらしい。
摩訶不思議!
「問題の原因(記憶)が何か」の答えは不要なのだと。
その問題を引き起こしている〈記憶〉を
「I love you」と唱えることで、消し去ることができる。
前述の「I’m sorry」は、
〈記憶〉を放っておいて、きづかず、対処せず、「ごめんなさい」。
また、「Please forgive me(許してください)」。
そして、〈記憶〉が消され、光が届いたことへの感謝「Thank you」。
なんだか「わかったような」、「わからないような」・・・・・
問題が起きた時、この4つの言葉を唱え続けると、
問題解決できるか否かは別として、
自分を「癒せる」だろうなと・・・・
複雑な社会や人間関係の現在、
「癒される」ことは、とても大切なことだと思う。
「ホ・オポノポノ」を知るきっかけを作ってくれたHさんに感謝!
「あなたも魔法使いになれる
ホ・オポノポノ 」
著 者:滝澤朋子
監 修:近藤洋一
出版社:Banksia Books