喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

ホ・オポノポノ

2009-12-06 | 読後感

Hさんから変わった本を送って来た。



「~(問題)をつくったのは、自分の中の何が原因なのだろう?」
「I’m sorry」と「I love you」と
何度も何度も自分の内側に向かって言い続け、
ひたすらその原因を癒し続けることで、相手を治す。

これは、古くからハワイのある少数民族に伝わる、
伝統的な問題解決の方法が「ホ・オポノポノ」で、
誰かが問題を起こしたとき、
その人に関わる全ての人が参加して、
その問題の原因を癒すというものだそう。
そのことから、
モーナ ナラマク シメオナという女性がインスピレーションを受けて、
誰もが一人でもできるように進化させたのだそう。

〈記憶〉を消す(クリーニング)することで、
問題を解決するのだと。
この〈記憶〉は「覚えているとかいない」というレベルのものではない。

ハワイ州立病院で実際にあった出来事。
心理学者のヒューレン博士が、
触法精神異常者病棟の精神科医の代理として、勤務を依頼され、
4年間の間にすべての収容者を治し、退院させたという。

博士は収容者の「暴力性」に出合い、
博士と彼らの共通の〈記憶〉である「暴力性」を
クリーニングして消すことで、彼らを治したというもの。
博士がしたことは、
「I’m sorry」と「I love you」を来る日も来る日も言い続け
「自分」を癒しただけだそうだ。
「自分を癒すことで、他者も癒された」ということらしい。

摩訶不思議!

「問題の原因(記憶)が何か」の答えは不要なのだと。
その問題を引き起こしている〈記憶〉を
「I love you」と唱えることで、消し去ることができる。
前述の「I’m sorry」は、
〈記憶〉を放っておいて、きづかず、対処せず、「ごめんなさい」
また、「Please forgive me(許してください)」
そして、〈記憶〉が消され、光が届いたことへの感謝「Thank you」

なんだか「わかったような」、「わからないような」・・・・・

問題が起きた時、この4つの言葉を唱え続けると、
問題解決できるか否かは別として、
自分を「癒せる」だろうなと・・・・
複雑な社会や人間関係の現在、
「癒される」ことは、とても大切なことだと思う。

「ホ・オポノポノ」を知るきっかけを作ってくれたHさんに感謝!


あなたも魔法使いになれる
  ホ・オポノポノ  」
著  者:滝澤朋子
監  修:近藤洋一
出版社:Banksia Books







 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モルヒネは癌細胞の増殖、拡大を助長する

2009-12-06 | 健康
先日、理事長から送信されてきたこの情報にびっくり!

癌の痛みを抑えるのに使われるモルヒネだけど、
癌細胞の増殖や拡大を促すというエビデンスが
増えつつあるそう。
米ボストンで開かれた
「分子標的治療に関する」米国癌学会・米国立癌研究所
欧州癌研究治療機構国際合同会議で報告されたのだそう。

癌患者の外科麻酔にも使われ、
外科麻酔法が変わる可能性があると。
手術を受けた癌患者はバリア機能の低下によって、
腫瘍が組織に浸潤し、体内の他の部位で
拡大しやすくなる可能性があり、
同時に血管新生が増大して
新しい部位での腫瘍の成長を助長すると。

医療の世界も刻一刻と変わるね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拉致

2009-12-06 | 読後感



24年間、北朝鮮に拉致されていた
蓮池薫さんの韓国取材記。

北朝鮮から帰国されて7年だそうです。
当時、北朝鮮て怖い国だな、
日本にもどれて良かったな、
これから日本での生活、大変だろうなと思いながら
TVや新聞のニュースを見たものです。

この本のあとがきで
拉致されて、何の可能性も見えないなか、
実現し得ない帰国のことばかりを考えていたら、
生きていけないと思い、
夢にも故郷に帰れるなどとは思わないようにしたと。
厳しい北朝鮮社会をいかに生きていくか、
その青写真ばかりを描いていたと。

私達にとっては当たり前のことだけど、
いつでも会いたいときに肉親や友人に会える喜び、
いつでも行きたいところに行ける幸せ、
いつでもやりたいことをやれる楽しみ、
人間にとって自由がどんなに大切で、ありがたいものかを
日々噛みしめながら生活していると。

蓮池さんはこの旅行で、
ソウル北端の自由路から見た、北の空のもとには
今も「イムジン河」の歌に出てくる鳥のように
自由な身になって川や海、山を越えて帰国する日を夢見、
待ち焦がれている拉致被害者たちがいる。
彼らの胸には、夢を砕かれた
悔しさが溢れているに違いない。
それでもいつかはその夢に
再チャレンジできる日がくるものと固く信じているに違いない。
一日も早く実行できるように
日本政府や北朝鮮政府に強く要望すると。
拉致問題を風化することなく、関心を持ち続けてほしい、
この『半島へ、ふたたび』が
拉致問題への世論喚起に役立てばと書いている。

この本には、韓国で取材をしながら、
随所に北朝鮮での辛い生活が回想されている。
普通に生活していて、ある日突然、拉致され、
異国に連れて行かれる・・・・・・・想像しただけでも恐ろしい。
こんな事を平気でする北朝鮮に倫理観はあるのか!

一日も早く拉致された方々が日本へもどってこれますように!

「半島へ、ふたたび」
著  者:蓮池薫
出版社:新潮社

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする