喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

原田さん

2015-09-20 | 読後感

この方、半藤さん以上。



長州の志士たち、相当、あくどいことしたみたい。
しかし、今、梯久美子さんの
『昭和二十年夏、僕は兵士だった』を読んでいるんだけど、
その中で、金子兜太さんが
「人間って何でもありなんだ」と言っておられる。

原田さんの本を読んで、すぐその後に、
偶然にも梯さんの本を読んだので、
少し気持ちが楽になった。

それにしても、原田さん、
下級武士とか、下級公家とか、下級藩士、郷士崩れのような、下層階級、
あぶれ者、ならず者集団、そういう知的レベル集団、
戸籍のないヤクザのようなもの、れっきとした武家であったら、
乱暴ものの多い長州人、はみ出し者、漁師上がり等々と
差別した言葉や嫌悪感を感じる言葉が、
あちこちに出てくる。


素直にこの本を受け入れられない私

コメント
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