今池のガスビルから、
交流会の会場の「ル カフェ」まで歩いていたら、
偶然にも
この、メルヘンハウスに出くわした。
子どもの本専門店で、有名です。
一度、行きたいと思っていて、
一度も行ったことがないお店だったので、
交流会に参加する人たち数名で歩いていたのだけど、
と一人お店に寄りました。
なんと沢山絵本があること!
「じごくのそうべい」の田島征彦さんが描かれた
「しちどぎつね」が欲しく、
題名も控えてなかったので、店員さんにも聞けず、
探しきれず、
たまたま見つけた、柳田邦男さん訳の
この絵本を買いました。
ボストン在住の新しい世代の作家、M.T.アンダーソン作で、
若い人たちがスピーディーで刺激的な
映像メディアに心を奪われ、本を読む力が育たず、
心の発達にゆがみが生じていることに危機感を抱き、
日本だけじゃないんですね。
そういう人間の未来を
ヤングアダルト向けの小説で描いている作家だそうです。
この本は、商業主義による観光開発によって
自然が壊されていくことへの
文明批判をテーマに書かれています。
絵はケビン・ホークス。
イラストレーターだそう。
とても写実的な素敵な絵を描かれています。
海外秀作絵本の『としょかんライオン』という絵本の
絵も描いておられるようです。
機会があったら読んでみたいと思います。
しかし、ノンフィクション作家の柳田邦男さんが、
絵本の翻訳もされてるなんて、初めて知りました。
もう何冊か、翻訳されているようです。
こちらも、是非、読んでみたいと思います。
柳田邦男さん翻訳絵本
『あの森へ』(評論社)
『エリカ奇跡のいのち』(講談社)
『だいじょうぶだよ、ゾウさん』(文溪堂)
『でもすきだよ、おばあちゃん』(講談社)
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