教林坊は西国第32番 観音正寺にあった十坊のうち
唯一残っている寺院。
昭和50年頃から無住になり
荒れ寺になっていたのだそう。
平成7年に24歳だった現住職の方が
就任され、自らも本堂などの改修に当たられ
平成16年4月、20数年ぶりに
一般公開の運びとなったお寺だそう。
後方の岩は「聖徳太子説法岩」
掛け軸庭園
ご本尊の十一面観音像
背面にガラス戸が設けられ、
赤川観音を祀る巨岩が見えるようになっている。
苔の緑と深紅の紅葉、
紅葉も一色ではなく
今までこんな美しい紅葉を見たことがない。
まだまだ復興途上ということですが、
想像を絶するような荒れ寺を
よくぞここまで改修され、
こんな素晴らしい紅葉を見られるようにして下さったと、
感謝!感謝!
先週、火曜日は友達が寄ってくれ、
一緒にランチし、
翌日は勤労感謝の日でお休み。
2週間お弁当まとめ投稿と言っても
先週は木曜日、一日だけ。
火曜日
秘仏とまみえる旅で買った「えび豆」を。
「えび豆」は琵琶湖でとれるスジエビを
大豆と一緒に甘辛く煮た滋賀県の郷土料理。
水曜日
我が家で採れたキャベツ、
外側の葉っぱは生で食べるには硬いので
大量にロールキャベツ作って、冷凍保存。
おでんの具にも。
木曜日
白菜、鍋や中華飯だけでは能がないと、
大きな漬物樽と重石を買って
初めて白菜を漬けたのに、
腐らせてしまった。
白菜漬けの素、二袋買って一袋残っていたので、
漬け方見直したら、
まず、塩漬けにすると書いてあった。
白菜100gに対して300~350gの塩で漬けてから
白菜漬けの素を振りかけると。
塩漬けせずに白菜漬けの素を振りかけて漬けた。
腐るはずだ。
大失敗!
リベンジだな。
夕食はホテルじゃなくて、
ホテルのマイクロバスに乗って「米定」というお店で。
滋賀県東近江市 四季料理 米定 こめさだ トップページ (komesada.com)
今回のツアー、食事がとてもよかった。
この歳になると、食事も旅の醍醐味だ。
旅先で、地元のお茶を買うのも楽しみである。
旅行支援のクーポン券で、和紅茶を買った。
地元の茶葉を使った和紅茶かと思ったら、
愛知県の岡崎の宮ザキ園のお茶だった。(・_・;)
調べてみたら、
1820年創業の愛知最古のお茶問屋 さんだった。
自園で農薬や化学肥料を使わずにお茶の栽培を行い、
生産加工までされているのだそう。
宮ザキ園について – 産地問屋 宮ザキ園 (miyazakien.com)
産地問屋 宮ザキ園 茶房 一匙(@miyazakien) • Instagram写真と動画
それにしても、近江には政所という
有名なお茶どころがあるのに。
お土産屋さんが、何故に他県のお茶を売るじゃ
しかし、おかげで宮ザキ園という
お茶屋さんを知れてよかったのだけどね。
政所の春番茶
政所の茶畑
聖徳太子没1400年の遠忌で
聖徳太子御姿軸が初公開されている西国第31番 長命寺。
御開帳-長命寺9 (biwako-visitors.jp)
今から2000年ほど前に武内宿禰という人が
この地に来た際、
本堂の背後にある六処権現影向石に長寿を祈り
300年の齢(・_・;)を得ることができたそう。
しかし、何千年と落ちないところを見ると、
土に隠れている部分は倍ぐらい大きいんだろうね。
時代が移り、聖徳太子がこの地を訪れたとき、
夢で武内宿禰より観音さまを彫れというお告げを聞き、
柳の木で観音さまを彫って
寺院を建立し祀ったのが長命寺のはじまりとのこと。
ここから808段の石段を登り切ったところに本堂がある。
三度目の長命寺だけど、毎回8合目までタクシーで、
そこから100段の石段を登って本堂へ。
808段の石段を登れば長寿のご利益があるのだろうけど、
100段でもきつい。
808段も登ると、長寿どころか命が尽きそう。
長命寺の周辺はかって
琵琶湖最大の内湖である大中の湖と
琵琶湖に囲まれた大きな島で
船を使って参拝していたのだそう。
長命寺山(333m)の標高約250mの山腹に
琵琶湖を見つめるように
杮・檜皮の屋根の七堂伽藍が立ち並んで、
紅葉と相まって美しかった。