山口県の美人高専女子学生が殺された事件が、思わぬところで面倒なことになっておる。
自殺死体で発見された19歳の容疑者あんちゃんの実名と写真を掲載した読売新聞の閲覧を公立図書館が制限しておるというのだ。
何を考えているんだか、役人は。
新聞の閲覧制限ってのは、戦前戦中ならあったかも知らんけど、戦後は聞いたことがない。
空前絶後の暴挙と思う。
閲覧を制限したのは三重県や奈良県、大阪府の公立図書館だそうだ。
実名、顔写真の部分にシールを張っちゃったわけ。
「知る権利の制限」であるし「過剰反応」でもある。
日本図書館協会の事務局長は、「図書館は言論の自由を守る役割がある。記事の内容は読者が議論すべきことだ。一般的に閲覧制限は検閲につながる。図書館は資料を提供し、国民の知る自由を後押ししなければいけない。記事内容の判断には、極めて慎重でなければいけない」と語ったそうだが、当ったり前田のクラッカーじゃ。
こんなのことがわからんようになってるってのが、不気味でやだなぁ~
もっともこの事件は当初から変じゃった。
警察発表では、「DNAから犯人を探しておる」としておった。
DNAってことは、殺された高専生の爪の間に犯人の皮膚の一部でもあるのかと思っておった。
あれこれ週刊誌によれば、どうやら遺体の周辺には犯人の体液が残っておったとか。
ありゃりゃぁ~
嫌な事件ばかりだ。
トホホな植草センセイの事件など、当たり前過ぎて、ホッとするぐらいじゃね。