おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

北海道は人体実験場?

2006年09月25日 | Weblog


呆れました。
今月21日から北海道は「人体実験場」となりましたです。
「吉××」は、「道内限定で」米国製BSE感染の可能性のある牛を使って、「牛丼を毎日販売」中。
つまりは全国に先駆けて、道民の皆さまは毎日「吉××」の牛丼が食べられるという「恩恵」に与かることとなったのじゃ。

理由はというと、「北海道は調査するにはふさわしいサイズ」(吉××店長)なんだそうだ。
はぁ?
なんでも札幌市中央区の西10丁目店では、午前11時から午後3時までは牛丼しか販売しないという。

過日はアホタレ民放が「全国で販売を再開した場合、いったいどれくらいのアメリカ産牛肉が必要となるのか・・・。道民の反応が全国販売のカギを握っています。」とコメントしておった。
これには呆れてものが言えん。

北海道でBSEによる死者が出た場合、この放送局はどう弁解するおつもりかねぇ。
おぢはけっして食しはしないけれど、吉××は、この民放は、「北海道民なら死んでもよかべぇ」とでも思ったんだろか。
もしくは民度が低い、年収も低い、だから道民はこぞって食するとでも思ったのかね。
道内民放が、こんな企業の片棒を担ぐとはどういうこっちゃねん。

そんなこんなの今日このごろ、ファンによる応援ソングが登場しているそうな。
その名は「がんばれ! 吉××」だそうだ。
ネットで配信もしておるという。

記事によると「毎日、自由に吉××の牛丼を食べることができた日々を取り戻そうと、思い悩むうちに、天啓のように『ヨシ×××の歌を作ることがひらめいた』という。アップテンポのリズムで、『ゆけゆけ(Gyu!) みんなの(Don!) 吉××だ!』」

ここまでノー天気だと言葉もない。 
どうしてこんなにニッポン人はおバカになったのか、情けなくて涙も出んわい!!
「安全な米国牛」を食して、狂牛病で死ぬのは自由でおます。

厚生省お墨付きだった「安全な血液製剤」で、薬害エイズがどんだけ広がったか、よ~く思い出してほしいもんじゃがねぇ~