おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

国民の受け皿となる政党が無い!!

2014年04月07日 | Weblog

 

早起きいたしました。といってもいつもよりわずか1時間、ただいま午前5時でござる。

気温はマイナス7度とキンキンに冷えてます。

外はしらしら明け始めておりますが、すっかり雪景色。

風もなく穏やかな朝で、辺りの景色はきのうからすっかり真冬に逆戻り。

三寒四温とか言いますけど、四寒も五寒もしておる感じでござる。

ついこの間までのぽかぽか陽気がウソのでような厳しい気温の朝になっとります。

さて、

ここんとこ、ニッポンの政治がややこしい気がしております。

まずはみんなの党の渡辺喜美さんでござる。

「10万円の熊手?」をどんだけ買ったかしらんけど、フツー8億円も買わんだろ。

この際はトットと党首を辞めるなり、議員を辞めるのがよろしい。

この先、悪いけど、政治生命はほぼございません。

それよりなにより、そもそも官僚制度と闘うために自民党を出たというのに、すっかり安倍政権にスリ寄る姿勢を見せておって、なんじゃらほいと思ってましたよ。

集団的自衛権を巡って、公明党が連立を離脱したら、維新とともに自民党との連立を企てておったらしい。

そもそも、みんなの党は「リベラル政党」ではなかったのか?

こうなるともう、わけがわかりません。

いまこの国には、自民党に対抗する勢力で、国民の受け皿となる政党がどうやら無いのでござる。

つまり官僚を使いこなし「小さな政府を目指す、リベラル政党」がこの国のどこにも無い。

振り返ってみれば、民主党は「やる」と言った「普天間の県外移設」も「年金制度改革」もやらずに、「やらない」といった「消費増税」をやったとんでもない大ウソこきの政党でござった。

しかも、自民党とご同様に目指すところは「大きな政府」でござる。

一時は「コンクリートから人へ」と至極まっとうなこと言ってましたけど、あっちもこっちもコンクリートにしてもうてねぇ。

さらに、民主党ったら右から左まで玉石混交といいたいところだけれど、実態は石ばっか!!

ろくな人材がおりませぬ。

民主党政権最後の総理、野田アンポンタンは自民党とどこが違うのかよくわかんない保守政治家だった。

景気も回復していないというのに、しかも民主党は消費増税はしないといっておったのに、「増税を決めた」トンデモ政治家でもござった。

また、原発事故ではわめき散らすばかりで、指導力もなければ、事態の収拾能力もない市民運動家上がりのカンは、あのとき「閣議で2030年に原発廃止」を決めることもしないで、いまになって脱原発だとほざいておる笑止千万の政治家じゃ。

結局民主党は、右の野田も、左の菅も、官僚さまにいいように取り込まれてもうた。

さらに、こと原発に関していえば、支持母体の連合に「電力会社労組」が参加しておる限り、民主党が脱原発に本気で取り組むなんてことはありえんわけだけどね。

そして多少なりとも期待をしておった「みんなの党」は、すっかり変節。

「維新」も石原慎太郎と筆頭とする「じじいども」にすっかり乗っ取られた上に、橋下代表の「慰安婦発言」で国際的にもすっかり色あせてもうたのです。

ここは、「結の党」あたりに「期待の芽」でもあるかと思ったら、最近は「維新との合併」が取りざたされておるというから訳が分からん。

「維新と結いの合併」って、そりゃサンプルみたいな「野合」ではないのかね。

極右の慎太郎と、多少なりともリベラルな党が合併ってねぇ、、、

チャンと官僚を使いこなし「小さな政府を目指すリベラル政党」こそ、いま求められる国民の受け皿となりえる政党だと思うけど、なんか違うんでないのこの流れって!!

過日、冤罪で釈放された袴田さんについて、コメントを求められた安倍総理は、「コメントは差し控えたい」とトンデモ発言じゃ。

警察・検察などなど官僚さまに気を遣い、安倍は死刑に怯えた無実のニッポン国民に詫びることもしなかった。

官僚のご機嫌取りが「長期政権」への絶対条件と「第1次安倍内閣の失敗」で学んだわけだ。

そんなことで、事実上ニッポン国の官僚支配、この先も延々と続くのでしょうか?

おぢの目の黒いうちに何とかしたいと思うけど、これではどもこもなりませんです。

ありゃりゃなことです、プンプン!!