おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

千代田化工の水素技術

2014年04月08日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス6度。

きのうまで真冬の景色でしたが、日中そこそこ温かくなったもんだから、すっかり解けております。

そんなきのうは小樽へ買い物に行ってまいりました。

片道約1時間のドライブは、道路の雪もすっかり解けておって、快適そのものでござった。

そしていつものように新南樽市場へ。

今回の目的は、海明けの毛ガニでござる。去年は枝幸の「秋田水産」のタグが付いた毛ガニをいただいたのですが、これが実に美味かった。

塩加減がまことにいい塩梅なのです。

一昨年までは、雄武町の畠森水産のものを、長きにわたっていただいてましたけど、これがおぢには少し薄味。

「塩分控えめ」が時代の流れってことですけど、血圧からなにからまるで問題のないおぢには、もう少し塩っ辛い方よろしい。

そんなことで去年出会った秋田水産の毛ガニが食べたかった。

でもって去年のタグをわざわざ持参したのですが、残念ながら売ってません。

仕方ないので別のカニをいただいたのですが、味は海明けのものとは思えませんで、ちょいとガッカリ。

味のわりに2ハイ6000円は、我が家の家計からいうと大いに残念でござった。

でも写真のように、甲羅にカニみそと大さじいっぱいのご飯、これにカニの身を混ぜて、焦げないようにもち網で炙って、グツグツしてきたら、醤油を垂らして、いただくのですが、やっぱうんまい。

冷酒が五臓六腑にしみました。

少し残念でしたゆえ、次回は秋田水産から直接お取り寄せすることにいたします。

さて、

きのうの東京証券取引所はまさに鉄火場と化しておりましたね。

日経平均株価は250円を超える大幅安。せっかく1万5000円を超えてきたというのに、大幅反落でござる。

日経平均の1万5000円台には、移動平均線の大事な節目がいくつかあって、これを超えないと去年12月30日付けた1万6230円をこの先超えるようなことにはならん

ですから、大事な局面なんですけど、250円安ではどもこもなりません。

とはいえ、おぢご推薦の「千代田化工建設」は逆行高しておった。

日曜日のテレビニュースで水素が取り上げられておったこともある。

先日、安倍総理が燃料電池車について触れたのも追い風だ。

同社は世界で唯一、常温で水素を運ぶ技術を持っておって、水素を燃料とする燃料電池車や水素発電などの実現に欠かせぬ技術を持つのです。

しかも中長期にわたるまことに具体的なビジョンも持っておる。

無尽蔵で、しかもCO2の出ない、優れたエネルギーが水素なのでござる。

そんなことで、おぢも長期保有を前提に千代田化工建設にたいした期待しておる

この際国を挙げて、水素を使った大規模イノベーションはどうだね。

世界に先んじて、水素で脱原発、脱石油社会をめざすのも、ニッポンの技術なら可能だろう。

カネまみれの薄汚い原発より、水素の方がはるかに夢があるとは思いませんか?

同社はこう申しておる。

「千代田は、地球にやさしい社会の実現に貢献すべく、エネルギーと環境を柱としたプロセステクノロジーの提供を通じて社会貢献を目指しています」

いいねぇ千代田化工建設ってば、しっかり社会貢献を目指すと言っておる。

おぢはこういう会社がもっと脚光を浴びていいと思う。

かつてウオークマンなど新製品を次々開発し、世界を驚かせ続けたソニーだけど、それも今はすっかり落ち目の三度笠じゃ。

だけどこのソニー精神は、こんな会社で生きてるような気がいたします。

無尽蔵の水素エネルギーと、そして中東の石油からアメリカなどのシェールガスへのシフト。

さらにロシアからは直接パイプラインを使って天然ガスを北海道に輸入する手もある。

自然エネルギーを多角化による、脱石油、脱原発を国策として進めるべきと思う。

原発一辺倒の経産省のお役人さまよ、こっちへ全面シフトしてはどうかね。

っていっても、天下りからなにから、やっぱ原発の方が官僚さまにとってはメリット大きいんだろ。

そこんとこ、なんとかせんかい、二千回と思うおぢですが、きょうはこれから物置小屋の屋根の塗装でござる。

加えて今日は東京から旧友Tがやってくるという。

なんだか忙しい一日になりそうなのでござる。