おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「その罪を償わせる」と勇ましいけど…

2015年02月03日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス6度。

積雪はゆうに20センチ、今もジャンジャン降っております。

そんなことで、今朝は朝一深雪スキーでござる。

過日購入したソニーのウエアラブルカメラも初出動。

帰宅後に、ざっと編集してアップしたいけど、ITには、というかITにも、めっぽう弱いおぢ、果たしてどうなるか?

ま、お楽しみなのでござる。

な~んて悠長なことを書いておりますけど、道東の羅臼町では低気圧の影響で、とんでもない積雪となっておる。

なんでも「家から出られない」そうだ。

毎日新聞電子版によると「身長150センチの私の体がすっぽり埋まってしまうぐらい降っている。昨夜は玄関の扉が15センチくらい開いたが、今日は雪で全く開かない。外に出られないので、近所の人が除雪してくれるのを待っている」そうだ。

ご当地でも昭和30年代の冬は、1階は雪に埋もれ、2階から出入りしておったと聞く。

豪雪地帯というけれど、昔に比べりゃいまはたいしたことはないようなのじゃ。

とはいえ、羅臼など道東方面は昔っから雪の少ないことろですから、ビックリだろう。

っていうか、いきなりだから怖いね。

しかも、こういう場合の雪は、たいてい重いことになっておるので始末に悪い。

死者やケガ人が出ないとよいのですがね…

さて、

後藤さんが殺害された直後の記者会見、安倍総理は「その罪を償わせる」と事務方が用意した予定稿にない強烈な一言をのたまった。

まさに宣戦布告だわ。

日刊ゲンダイは「イスラム国と戦う国々のトップと同じような言い回しを使うことで、国際社会との連携を強めることを内外にアピールする狙いがあるのだろう」と伝えておるけど、余計なところでテンション上げてどうするね。

ここは冷静に対応することこそ肝要ではないのか。

我がニッポン国は、戦後保守政治が外交を担ってきましたけど、そもそも保守政治は「全方位外交」だった。

どこの国とも仲よくする姿勢を戦後延々と貫いてまいりました。

世界に信頼されるニッポンは、こうして培われてきたのです。

イスラム国は国とは名ばかりの犯罪者集団、どもこもならん。

イスラム国を爆撃する「有志連合」を十字軍と決めつけ、ニッポンも十字軍の仲間と思われるのは、いかがなもんか?

西側諸国に振り回されるのではなく、中庸を重んじるニッポンには、ニッポン独自の立ち位置があってよいではないかね。

結果、威勢のいいお坊ちゃまに振り回されて、あちこちでニッポン人が拉致されたり殺されたりしないことを望むばかりなのでござる。