午前6時の気温はマイナス8度。
厳しい冷え込みですが、雪も降っておりません。
どうやらスカッと晴れてる気配です。
週明けに不幸があって、ばたばた慌ただしい日々が続いておりましたが、きょうから我が家は平常運転じゃ。
昨夜は水曜恒例ズンバ・エクササイズで汗かいてスッキリしておりますしね。
その週明けから、4月に行われる北海道知事選は大きく動いておりました。
結果どうなったかというと、
「オール北海道の佐藤のりゆきさん」VS「落下傘元経産官僚の高橋はるみさん」の一騎打ちとなったのです。
いわば、昨年末に行われた沖縄知事選の再現でござる。
さらに言い換えれば「脱原発を目指す道産子VS経産省の意をくむ原発再稼動派」の対決でもあります。
争点の明確な一騎打ちの知事選となったのです。
こうなるきっかけは、15日の日曜日、民主党北海道が佐藤のりゆきさんの支持を決め、これを発表したことだ。
独自候補の擁立を見送り、さらに佐藤さん支持に「ごんぼ掘って」反対しておった横路が、責任を取って代表職を辞任。
民主党はすっきり「佐藤支持」で一本化したのでござる。
父親である横路節雄の雪辱を果たして北海道知事になり、衆議院議長にもなった横路孝弘さんではありますが、誰に何を吹き込まれたか、なにをとち狂ったか、佐藤さん支援の党内の声を無視して、独自候補擁立を策しておったのには、呆れましたけど…
結果、「落ち着くところに落ち着いた」というべきでしょう。
そこに加えて17日火曜日の道新ネット版は、共産党も独自候補の擁立を見送り、佐藤さんの支持を表明する方針を固めたと報じておる。
そうなれば、共産党はなんと「1979年以来36年ぶり」に独自候補の見送りとなるそうな。
これにより「オール北海道」で、佐藤さんを支える体制が整うことになる。
あとは無党派の若者と保守系の道民が、どこまで佐藤さんを支持してくれるかにかかっておるね。
また、表面には出ておりませぬが「保守系の首長さん」も佐藤さん支援を約束しておるやに聞いておる。
こうなると、佐藤さんの「地滑り的大勝利」も視野に入ってくるのです。
そんな佐藤さん、過日我が倶知安町でこう申しておる。
「北海道はこれまで国のカネ(補助金)に頼ってきたが、私は稼ぐ北海道にしたい。1次産業は付加価値をつけて売り上げを伸ばし、農家や漁家を豊かにする。そのために私は株式会社北海道のトップセールスマンになって、全国を駆けまわる」
3期12年、なにしてたんだかさっぱりわからん高橋はるみちゃん、もう遅いけど爪の垢でも煎じて飲んではいかがかね。
さらに原発については「泊原発で過酷事故が起きたら、大地の魅力、自然の魅力で観光立国となっている北海道のすべてがダメになる」
また「アメリカインデアンは7世代先を考えて生きている。私たちも7世代先を考えたらエネルギー政策は転換すべき。高橋はるみ知事が泊原発を再稼動したいなら公約に盛り込むべき」としておる。
政治経験のない佐藤さんが、あれやこれやをどこまで実現できるかは不透明ではありますが、高橋はるみの4期目なんぞという選択肢は、どこにもないんでないの?
そんなこんなで、道産子知事誕生の準備は整ってきております。
あとは保守系を自認する道民の皆さんの支援でござる。
「大地の魅力、自然の魅力で観光立国」は、まさにご当地ニセコのこと。
泊で過酷事故が起きたなら、岩内の山を超えて、すぐこっちにあるのが我がニセコ地区。
距離にして直線なら30キロなんてございません。
しかもご当地にごっちゃり降る雪は、泊原発のある方向からご当地にやって来る雪雲が運ぶのです。
つまり、福島第一原発から40キロ以上離れておるのに福島県内で飛びぬけて高く汚染された飯舘村は、「放射性プルーム」が流れ込み「放射線ホットスポット」となったのです。
ニセコにやって来ておる大量の雪雲は、泊で事故となれば「放射性プルーム」入りの雪雲と化すのです。
そんなこんなで泊で過酷事故が起きたなら、7世代先を考えるまでもなく、あっという間にすべてがアジャパーじゃ。
ってことで、知事選には佐藤のりゆきさん、ひとつヨロピクね!!