午前6時の気温はマイナス10度。
雪はいまは降っておりません。しんと静かな朝でござる。
聞くところによると、ご当地にやってくる外国人のスキー、スノボ客がこれまでにない数で、あっちでもこっちでも宿泊客で溢れておるそうな。
お高いコンドミニアムからお安い宿まで、どこもかしこも大混雑だ。
円安も手伝っておるのでしょう。ご当地に来ておる外国人、今シーズンは相当多いです。
暖冬ゆえ、雪はあんまりよろしくないですけどね。
温泉にもフツーにやってきて楽しんでおります。
入り方もちゃんと勉強するのでしょう。
浴槽に入る前は下半身にお湯をかけたり、手ぬぐいは湯船に浸けないなど、マナーも若いニッポン人よりちゃんとしておったりも。
でも、洗い場でよくよく見ておると、どこ洗ってんだ? っていうほど身体の洗い方はテキトーだ。
親に教わったりしないのか?
過日どこぞのTV番組で放送しておりましたけど、「外国人はニッポンに来て、銭湯でタオルを使って背中を洗う姿にビックリする」という。
欧米人はヘタすると「一生、背中を洗うことはない」のだそうな。
トルコのイスタンブールや韓国で、「垢すり」ならしてみるかしらんけど、自宅ではシャワー浴びても、湯船に浸かっても、背中なんか洗わないというのだ。
そのあたり、確かに納得いたします。
見ておると彼ら、洗い場では手に石ケンをつけ、腕や胸を手ですりすり撫でるだけ。下半身もせいぜい太ももと足首まで。
足の指の間を洗ったり、チンチンやお尻の穴まで洗うのはニッポン人だけじゃね。
こういう我がニッポンの習慣は、ちゃんと知ってほしいっていうか、真似してほしいね。
そんなこんなで、言わず語らずで外国人を教育してやろうと、外国人の多い温泉では、おぢは石ケンの付いたタオルを背中にたすき掛けし、右へ左へごしごし擦ってみたりするのです。
まぁ、外人は誰も見てないわけですけど、でもおぢは必ずそういたします。
そのうち「ニッポン人って背中も洗うんだ!!」「清潔な民族だねぇ~」と言わしめたいのです。
ちょいと前までは「生の魚なんか食えるか!」と申しておった欧米人もすっかりすしは食べるし、刺身も食う。
近いうち、背中をしっかり洗う外国人が出てきてもいいと思うけど、どうよそのあたり???