午前6時の気温はマイナス4度。
除雪車のガーガー喧しい音で目覚めましたです。
今朝は吹雪模様のお天気で、予報どおりきょうは大荒れになるのでしょう。
積雪は10センチほど。雪は強くなったり弱くなったりで、どうやら変わりやすいお天気のようです。
さて、
イスラム国での人質事件、最悪の事態を迎えました。
後藤さんが殺害されたとする映像が配信されたそうです。
「戦争」とは残酷なものです。
そんな中、日刊ゲンダイは「外務省緊急対策本部〝司令塔〟はストレスに弱く入院の過去」だそうな。
記事はいきなりこうだ。
「人質2人の“殺害予告動画”が出るまで数カ月間、ほったらかしだった外務省。慌てて、岸田外相を本部長とする緊急対策本部を設置し、中山外務副大臣をヨルダンの現地対策本部長にしたが、中山氏は単なるスポークスマンに過ぎない」としておる。
これまでイスラム国で人質になったニッポン人2人の動向を数か月も「外務省が知らなかった」はずはない。
後藤さんの奥さんもメールでイスラム国とやりとりしておたというから、外務省に報告が上がっていたに違いない。
何してたんだ、外務省は。
外務省の実質的な“司令塔”は上村司・中東アフリカ局長だそうだ。
その上村さん、「01年に当時の田中真紀子外相の秘書官になりましたが、わずか2週間でイビリに耐えられずに吐血し、入院。その後、5カ月間の自宅療養を余儀なくされました」という、ガラスのハートなのだそうな。
さらに今回のような事態に備えたのが、日本版NSCだそうだけどこれも「まるで機能していないので、霞が関でも『予算8億円は税金の無駄遣いだ』とバカにされています」なのだそうな。
後藤さんが殺されたのにも暗澹たる気持ちになりますが、ニッポン政府の現状にもどんよりした気持ちになりまする。
これまで「国際社会に敵を作らないのが日本だった」けど、ニッポン外交は危うい方向に進んでおると言って間違いない。
また、ニッポン国はイスラム国を空爆したりする「有志連合」にこれまで加わっておりません。
親日国のトルコも西側諸国ではありますが、この有志連合には加わっておらんね。
しかし、今回の後藤さんの殺害で、イスラム国は明確にニッポン国を敵とみなしたのです。
今後有志連合が地上戦なんかに突入した際、我がニッポン国はどうするんだ?
集団的自衛権の行使容認をしておるからといって、ソッコーイスラム国に自衛隊派遣とはならんとは思うけど、どうなんだろ????
おぢのようなじーさんが、人を殺したり殺されたりする戦争に狩り出されることはないだろうけど、お若い方にはその可能性がこの先一気に高まってくる。
安倍の坊ちゃん政権のおかげで、ニッポンは困難な時代に突入しようとしておる。
そう感じるのはおぢだけか???