おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あれはタヌキでなくて、凶暴なアライグマらしい

2017年01月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス3度。

雪もわずか数センチ、ご当地では降ってないに等しい量なのです。

ニッポン全国、大雪だ、寒波だと騒いでおりますけど、ご当地豪雪地帯は静かなもんだ。

降るべきところに降らず、寒いはずのところが寒くないという異常気象ってことでしょうかね。

上記の写真は、当ブログの読者とみられる「ななしのごんべい」さんから届いた手紙です。

住所は正確ですが、宛名は「ニセコのおじ様」。

これで届きましたから田舎は凄い。

そういえば、過日旧友Iから届いた蔵王牛も、地番なし、町名だけで我が家にちゃんと届いたのでした。

話は戻りますが、都合6枚に及ぶ手紙の内容は、「タヌキとアライグマ」の違いについて。

これによると、過日ニャンコ小屋を占拠したのは、どうやらアライグマらしいですわ。

でもってアライグマは「極めてキョーボウです」とか。

我が家にやってきたアライグマ、病気だったか?

もしくは性格のよろしいヤツだったか?

吠えたり、噛みついたりせず、のそのそ愛嬌ある感じでした。

ハニーさんに至っては「抱っこして外に出そうかと思った」そうです。

いずれにせよ、ペットとして飼われていたりしたアライグマが、北海道の生態系に影響を及ぼしておるそうで、こりゃ相当ヤバイ事態だ。

いただいた日本自然保護協会の冊子「自然保護」の一部には、以下のように書かれておりましたです。

「アライグマを見かけるようになると、決まってキツネやタヌキの姿が消えたという報告がある。田んぼのカエルの声も聞かれなくなったという」

いやはや、ゆゆしきことなのです。

アライグマは北米原産だそうで、冊子によると1979年に北海道の恵庭市でペットのアライグマがまとまって逃げたそうです。

ペットとして持ち込まれたのは、アニメ「あらいぐまのラスカル」が人気となったためだとか。

一時、数万頭が輸入されたという。

人間、カネのためなら何でもやるわけで、余計なことをしたもんだ。

っていうか、凶暴な動物が簡単に輸入できたって、それにもびっくりですわ。

そんなこと、ついぞ知りませんでした。

こうなると、ご当地の農業被害も予想される。

北海道庁の出先に報告しておこうかと思っておるところです。

それにしても、あれが凶暴なアライグマとはねぇ、、、

すっかり騙されたらしいおぢとハニーさんなのでした。

ななしのごんべいさん、あれやこれやの情報、ありがとうございました。

じーさんになっても知識がないわけで、お恥ずかしい限りですわ…