ニャンコさまにご飯を差し上げて、Eテレ体操を終えた午前6時40分の気温はマイナス14度。
今朝はこの冬一番の厳しい冷え込みです。
ニセコアンヌプリ(午前7時半撮影)は、写真のように晴れて美しいです
きょうはリフトが動き始める午前8時半を目指して、スキー場に出かけるつもりでしたが除雪車が来るほどの雪が降っていないので、朝一スキーは中止。
サッと仕事を片付け、昼前1~2時間、スキーを楽しむことにいたしました。
寒いけど絶好のスキー日和です。
ゲートが開けば、コース外がおぢの狙いなのです。
ゲートとは、スキー場のコース外に出るために設けられた出口のことで、ニセコアンヌプリのスキー場には計9ヶ所ある。
ニセコモイワ山のスキー場もほかに2ヶ所のゲートがあるので計11ヶ所になる。
気象状況が悪いときや雪崩の危険があるとき、このゲートは閉じられ、コース外に出ることはできません。
コース外では林間を滑ったり、ニセコアンヌプリ山頂へハイクするルートなどがあります。
もっとも楽しいのは15~20分、ハイクアップして山頂から滑り降りるコースだけど、登りがしんどくて、ここんとこはシーズン1回程度しか行ってませんです。
歳には勝てません。
また、ご当地を訪れるスキーヤー、スノーボーダーは、ニッポン人も外国人も毎朝更新されるニセコ雪崩情報を確認してから出かけます。
毎朝の雪の状態は、ご当地レジェンドの新谷暁生さんが主宰する「ニセコ雪崩調査所」が調査しておるのです。
新谷さんはもう70歳ですが、毎朝、雪上車でニセコアンヌプリに登り、弱層テストなどを行なうスキーヤーにして探検家、冒険家。
夏は知床でカヤックのガイドもしております。
こういうお方に支えられておるので、ここ数年ニセコのスキー場ではコース外でも雪崩などによる死亡事故などは起きておらん。
「コース外に出る際は、必ずゲートから出る」「張ってあるロープはくぐってコース外に出てはいけない」などのいわゆる「ニセコルール」が運用されるようになってから、事故は激減しております。
新谷さんらの尽力なのです。
「もっと自由に滑りたい!」といった声もあるわけですが、雪崩事故や遭難を遭難を未然に防ぐという意味では、現状は効果的なルールと申せます。
ってことで、仕事をそそくさ片づけて久々スキーに興じてきます。
数少ない読者の皆さん、スマンね!!