おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

タヌキがニャンコの小屋を占拠!!

2017年01月02日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス3度。

雪は降っておりません。

きのうは元日ではありましたが日曜日ってことで、いつものように午後からジムで汗を流してまいりました。

正月だとか、お盆だとか、各種行事やイベント事は、日常の生活リズムが狂ってしまうのでどうにも困る。

いつものペースをできるだけ確保するため、我が家は「いつものルーチン」を大事にしておる。

規則正しい生活こそ、我が家の「元気の源」なのでござる。

話は変わりますが、今シーズンのご当地スキー場界隈じゃ。

いまんとこ、スキー場があまり混雑しておらんらしいとの話を聞きましたです。

どうやら、シンガポールとか台湾とか、あんまりスキーやスノボのできない金持ちの皆さんが大勢来ておるらしい。

なので初心者コースのリフトは大混雑しておるけど、上級者コースは空いておるのだそうだ。

ある有名スキーガイドの方のところには「サウジアラビアのカネ持ちが、5日間100万円でコーチしてくれ」と申し込んできたとか。

その方は、丁重にお断りしたそうですわ。

インストラクターとかコーチとかガイドの皆さんは、楽しく仕事がしたわけですが、こういうカネ持ちの場合は、おおかた「お守り」になるのだそうだ。

上級者をガイドして、一般には知られないところに案内するのなら、ガイドもお客も楽しめる。

だけど、ペラッとした平らな斜面で5日間も「おもり」するでは、嬉しくもなんともないというのです。

なるほどねぇ、、、

中にはカネのためと割り切って仕事する方もいるかしらんけど、それではどうにも健全な気がしません。

そこへもってきて、いまヨーロッパはたいへんな雪不足だそうな。

そこで、これからドイツやオーストリアのスキー客が、大挙して流れてくる可能性があるという。

欧州からの皆さんが目指すのは、ご当地ニセコやカナダのウイスラーだそうです。

スキー客がどっちに向かうかが大注目じゃ。

為替が円安に振れれば、ニッポンへ向かうでしょうし、円高ならカナダってことか?

ただし、ご当地では飲食店の値段が異常に高騰しておって、しかも、たいした旨くないとの評判が立ってきておる。

小さなハンバーガーがなんと1700円だそうで、昼ごはんが2000円を超えるなんてことがザラになってきた。

これまでリピーターとして10年以上、毎冬ご当地にやってくるオージーは顔をゆがめて申しておりました。

カネ持ちばかりに目が向いておると、一番大事な「リピーター」にそっぽ向かれてしまいます。

安くて、美味しくて、おもてなし精神に満ちた、本来の「ニッポンスタイル」に戻さないといけません。

長期的な視野に立って、顧客満足度を上げる努力をしないと、「ニセコバブルの崩壊」に繋がりかねないと、たいした危惧しておるおぢでござる。

そんなこんなのつい先ほど、

ニャンコにご飯を与えようと、デッキ下にある物置兼ニャンコ小屋に向かいましたです。

それまで玄関先でご飯待ちしていたニャンコも、我先にとデッキ下に向かいました。

ところがニャンコ小屋の前で全員ピタリと止まるのです。

なんだ?

どうした?

…と小屋の中を伺うと、何やらどでかい生き物がいるではないですか!!

しかもたいしたモコモコしておる。

よくよく見ると、どうやらタヌキらしい。

ニャンコ小屋、どこぞからやってきたタヌキに占拠されておるのです。

で、おぢは棒など持って、「コラッ!! 出ていけ!!」とか言いながら、追い立てたりしたわけですが、タヌキは小屋の奥に逃げ込んで出て行く気配がない。

ってことで、仕方ないので、ニャンコのご飯はタヌキに取られたりしないよう、家の内玄関で与えたのでした。

その後、何度か見に行ったのですが、タヌキは出て行く気配がない。

居座られたりしたら困るし、ニャンコはビビっておるし、どうしよう???

正月早々、わけわかんない珍客がやって来て、どうしたもんかと思案投げ首じゃ。

も少し様子を見て、明るくなってから、追い出す方策を考えることにいたします。

キツネが家のそばに来て、「ギャッ!! ギャッ!!」と薄気味悪い声で鳴いたことはありますが、タヌキは初めてですわ。

困ったなぁ、、、