おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大活況が続くご当地の不動産

2017年01月08日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス3度。

雪はきょうも降っておりません。

穏やかな朝です。

穏やかで雪も降らんわけですから、海外からのスキー、スノボ客は、例年に比べてどうなんだ!?

…と、その手の商売とは無関係のおぢもちょいとばかり心配しております。

そんなこんな、日中は暖かい日々なので、きのうはこれまで放置しておった家の周りの除雪作業をいたしました。

2時間あまりの作業で屋根から落ちた雪がきれいに片付きスッキリ。

いつ豪雪がやって来てもいい準備だけはほぼできましたけど、この先雪は降るんだろか???

リフトの「30時間券」も、まだ2時間しか使ってません。

オーバーヘッドの深雪を滑りたい気もするし、このまま除雪作業が楽チンなのも捨てがたい。

おぢなりに悩ましい今日この頃でござる。

上記写真は、ご当地で発行されておる「ニセコ リアル・エステート ガイド」。

文字通りの「ニセコ不動産ガイド」でござる。

中国語の見出しもありますけどこれまでの「二世古」ではなく、「二世谷」となっておる。

「古」ではどもこもならんので「谷」か?

お隣のニセコ町は中国語の表示を「新雪谷」(ニセコ)としておるけど、そのあたりとはどうなんだ???

この68ページに及ぶ無料冊子には、ざっとその3倍はあるだろうと思われる不動産情報が掲載されておる。

この不動産会社を経営するのはニュージーランド人、当初1人でスタートした会社は、いま従業員10人を超える規模に拡大。

ニッポン人をはじめ中国系、欧米系の皆さんが働く地元急成長の不動産会社なのでござる。

掲載されているのは、土地やコンドミニアム、別荘などの中古物件が中心だ。

もちろん新築もありますけどね。

建物はそれぞれ名前がついておる。

「YUKI YAMA」(雪山)なんて、ちゃんとした感じですが、四角いビル1棟が「SHIKAKU」(四角、資格か?)でござる。

「SHIKAKU」は販売価格6億円じゃ。

都会のビルではございません。

ご当地倶知安町のスキー場近くの「アパートメント コンプレックス」というから、「集合住宅」「複合アパート」ってことですけど、スキー客向けの物件でござる。

ほかにも「MIHARASHI」(見晴し)、「KIRA KIRA」(キラキラ)と日本語の響きで名前がついておる。

販売されてはいないようですが、ひらふ地区には「TOSHOKAN」(図書館)ってのもあったなぁ、、、

日本人から見れば、奇異に感じる名前ですけど、欧米人には心地よい音感なのか?

掲載されておる不動産は、ご当地倶知安町を中心に、ニセコ町、ルスツリゾートのある留寿都村にも及ぶ。

いずれも、土地の値段は20年前と比べて一ケタ違う。

販売相手は欧米や中華系、中東系と、世界のカネ持ちでござる。

どう考えてもバブルのような気もしますが、販売先が世界規模のカネ持ちだけに予測もつきません。

リーマンショックでいったん鈍ったものの、再び急速な右肩上がりが続くご当地の不動産、このまま一直線に上がっていくのか?

あまりに急速な成長で、先行きはまことに不透明な気がします。

「パチン!」とバブルが弾けないのか、たいした気になるところでもあるのです。