午前6時の気温はプラス13度。
おおむね晴れのお天気でござる。
日中の最高気温は24度の予想で、きょうも暑くはなりません。
昨夜も休肝日というのに眠くて眠くて9時半には就寝。
途中2回もトイレに行ってしまいましたが、それでも爽やかに目覚めております。
以前は深夜未明にトイレに行くことなど丸きりなかったのですが、最近は月に何度か起きるんだなぁ~ これが。
老化でしょうね、トホホなことです。
そんなこんな、涼しい朝なので、今朝から長そでTシャツ姿でござる。
半袖Tシャツに短パン姿は、この夏もう終ったような気がしますけど、どうだろ?
一方本州では、きのう岐阜県で国内観測史上2位に並ぶ41度を記録したそうです。
甲子園では、小樽北照高校の選手が試合中の9回に動けなくなったという。
両足のふくらはぎが痙攣して立てなくなったそうだ。
相手チームの福岡の沖学園高校の選手が冷却スプレーを持って足を冷やしておる。
いいお話ではありますが、40度超えしちゃう夏なんて、今どきは20度ちょいの道産子にしたら相当異常な事態。
ここはもう「夏の甲子園」ではなく「秋の甲子園」でにでもしないと、そろそろ死者が出かねない。
ニッポンでは、道路なんかも大きな事故が起きてから、ようやく信号機がついたりする。
崖も崩れてから対策、河川も氾濫してからだ。
犠牲者が出て、そこでようやくあれこれ改善されるのがニッポンの通例です。
だけど、甲子園の高校野球はもう秋か冬にでもしないと、選手だけでなく応援の生徒も観客も、いよいよヤバイと思う。
将来ある若い高校生ですから、そこを考えないでどうすると思うけど、どうだね主催する朝日新聞!!
「足が攣った」ぐらいで済まない事態が起きないことを願うばかりです。
さて、
きょうの朝日新聞電子版に「再稼動認めぬ判決、裁判長の信念『書かせたのは愛国心』との記事がありました。
2014年、関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを求める住民訴訟で、福井地裁は再稼動を認めない判決をくだします。
控訴審では逆転判決となりますが、とにもかくにも一審では再稼動を認めないとしたのが当時裁判長だった樋口英明さん(65)だ。
去年退官した樋口さんは原発についてこう語る。
「小さな船で太平洋にこぎ出している状況に等しいと思います。運がよければ助かるかもしれませんが、そうでなければ日本全体が大変なことになります。一国を賭け事の対象とするようなことは許されるはずがありません」
まことにごもっとも。
判決で再稼動を認めないとした根拠についてはこう語る。
「原告の住民側は『想定を超える強い地震が起きるかもしれない』と主張し、被告の電力会社側は『原発の敷地の地下では700ガル(揺れの勢いを示す加速度の単位)を超える地震は起きない』と反論していた」
賛成と反対の「どちらも、強い地震に原発が耐えられないことを前提に議論しているのです。そのこと自体が驚きでした」
つまり再稼動したい電力会社ですけど、実は大飯原発3、4号機は、強い地震に耐えられないことを認めたうえで、大きな地震は来ないから安全だと主張しておるというのです。
ようは「運を天」に任せて「安全だ」と申しておる。
呆れますなぁ~
さらに、「電力会社の主張は、『強い地震が来ないことを予知できる』と言っていることにほかなりません。わが国で地震の予知に成功したことは、一度もありません。比較的に予知しやすいとされていた東海地震も最近になって予知できないという結論になりました」
地震は予知できないことが分かったわけですから、強い地震が来るか、弱い地震が来るかがわからんということ。
「強い地震は絶対に来ない」と言い切ることなど、到底できません。
だから「再稼動を認めない判決をした」と樋口さんは申しておる。
至極まっとうな判決でした。
加えて、福島の事故があって以降、建設コストは再生可能エネルギーの3倍にも膨れ上がっておるのが世界の原発の実態だ。
樋口さんが「愛国心が書かせた判決」とするのは正しいね。
そんなこんなで「反原発」「脱原発」を訴えるのは、まさに愛国心の発露ですわ。
こうした脱原発、反原発を、安倍総理を筆頭とする極右の皆さんは「反日」で「非国民」だという。
一旦過酷事故が起きれば狭いニッポンが滅びかねないのが原発だ。
そんなことでこの問題は、どっちが「愛国者」で、どっちが「反日」なのか、よ~く考えてみよう!! …って話でもある。