おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

生き様がステキです、ボランティアの尾畠春夫さん!!

2018年08月19日 | Weblog

午前6時の気温はプラス13度。

雲が低く垂れこめ薄暗い朝でござる。

予報によると、きょうは昼前から昼過ぎにかけて雨のお天気だそうな。

スカッとしない一日になりそうです。

上の写真はハニーさんが購入した蚊取り線香を入れておく「蚊やり」

黒猫がすっかり気に入って、先月初めに購入しましたが、使用したのは3~4日もあったでしょうか?

きのう、きれいに洗ったので、次回使用するのは来年の夏ってことになりそうです。

そんなこんな、今朝も室温が20度を切っておりましたので、薪ストーブに火を入れました。

ストーブの季節にしては早すぎます。

肌寒い、おかしな夏でござる。

ところで、

山口県周防大島町で、2歳の男の子が行方不明になり、なんと3日後に発見されたというニュースです。

たいした嬉しくて、ホッコリ気分にもなりました。

誘拐事件でなかったのも良かったし、元気に見つかったのもいい。

ここですっかり脚光を浴びておるのがボランティアの尾畠春夫さん(78)だ。

連日テレビが追っかけしておりますが、まことに好人物。

人柄の良さが言葉の端端から伝わってくるという、まことに素敵なじーさんなのです。

で単なるいい人なのかというと、おぢが驚いたのはその筋肉量ですわ。

温泉に浸かって、どこぞの記者に「温泉はよく来るんですか?」との問いに「いやなぁ、あんまり来ない。週に7~8回」と、ユーモアなのかなんなのか、よくわかりません。

…などと答えたその胸の筋肉、これがとても70代とは思えない凄さなのでした。

またインタビューに答えておる最中、トンボが尾畑さんの指に数秒間停まったのも、「聖人すぎてトンボも無警戒」だとネットで話題だそうな。

不明の子どものおかあさんと約束したから、子どもを発見しても警察には手渡さず、直接お母さんに帰してあげたって話も、おぢをホッコリさせるのでした。

いくつかの発言でもこうだ。

「人に、世の中に、恩返ししたい」「いまの自分があるのは周囲のおかげ。社会に貢献したい」

爪の垢でも煎じて飲みたい心境ですわ。

翻って、ノモンハン敗北の責任を部下に押し付け、あろうことか自決にまで追い込んだ旧日本軍の参謀たちの醜さにムカムカもしてくるのでござる。

またこの番組が報じた録音テープによる事実を「フェイク」だとかでっち上げだとかネット上で吹聴するネトウヨにもむかっ腹が立つ。

いまさらですがあの戦争を美化するって、どっからどう考えてもおかしいのではないのかね。

とにもかくにも310万人ものニッポン人が亡くなってしまったのです。

しかもニッポン本土は、広島と長崎、東京が焦土と化し、大敗北したのです。

大負けし、国がボロボロになったあの戦争を、どこをどう美化するの? っ話なのだ。

あんなおバカなことを二度と繰り返さないためにも、ホッコリさせてくれる尾畠春夫さんのような、ボランティア精神に溢れた方にこそ、政治家や官僚になっていただきたいね。

だけど、このままでは、そんな政治家は残念ながら出てこない。

ですが憲法改正が最優先課題などというおバカな総理に、延々失われた30年を続けるニッポン国の将来を任せておいていいのかって問題でもあるのだと思う、おぢなのでした。