おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「マルチまがい商法」のジャパンライフ元会長逮捕で被害総額は過去最高の2000億円

2020年09月19日 | Weblog

まもなく午前6時になります。

スカッと晴れておりますが、気温はプラス12度と、ずいぶん涼しい。

朝の気温が一桁になるのも、もう間もなくだ。

さて、

ジャパンライフの元会長らが逮捕されております。

報道によると、高いもので数100万円もする磁気治療器のオーナーになれば、そのレンタル収入によって年に6%の高い配当金を得られると、高齢者を中心に出資を募っていたそうな。

いまどき6%もの配当金が貰えるなんて、そんなうまい話などあるわけがない。

騙された方にもスケベ心があったのは間違いない。

とはいえ、全国で7000人が騙され、被害総額はこの手の商法としては過去最高の約2000億円にもなるそうだ。

具体的には、ベストやネックレスに磁石を埋め込んだものを「磁気治療器」と名付け、そのオーナーになると元本が保証される。

さらにレンタル収入によって年に6%の配当金を得られると謳ったそうな。

元本保証で6%の配当って、どうよ???

よく考えても、考えなくても、あまりにおいしい。

こんなうまい話があると思う方も変だけど、騙す方と騙される方のどっちが悪いといえば、騙す方が悪いに決まっておる。

「被害者の自己責任だ」という連中がいるのも、ここんとこの嫌な風潮だ。

朝日新聞は、自社の元政治部長が定年退社後にジャパンライフの顧問になり、3000万円の顧問料を受け取っていたと伝えておる。

この男は被害者から損害賠償を求めて提訴されているそうだ。

当たり前です。

政治部長がジャパンライフの実情を知らずに顧問になったとは到底思えません。

ネトウヨに、ぼこぼこにされる前に書いたわけだから、朝日新聞、潔いと言えば潔い。

どうにもこうにも怪しいこのジャパンライフの会長は、2015年に安倍晋三さん主催の「桜を見る会」に招かれておるそうだ。

しかもこの招待は「首相枠」だった疑惑があるそうだからことは重大だ。

この会長、桜を見る会の招待状を使って、消費者を信用させてきたという。

ようは「招待状の写真が掲載された宣伝チラシが顧客を騙すツール」だったってこと。

そんなことで、新総理はどうしても菅さんでなくては困る事情が、安倍さんにはあるってことだった。

いはやはです…