午前6時です。
曇り空で、そよそよ風が吹いてます。
気温はプラス18度で、寒くはありません。
今日も大気が不安定で曇りのお天気、朝一時雨だそうな。
日に日に秋が深まってまいりました。
さて、
菅総理の誕生でござる。
「ある主要官庁の中堅幹部は声を潜めて言う。『安倍政権では官僚のそんたくが問題になったが、新政権でもそこは変わらない。むしろ、もっと萎縮する可能性がある。安倍さん以上に官僚ににらみをきかせていたのは菅さんだ』」
どうやら官僚がそんたくする政治は続くのは間違いないようだ。
とはいえ、悪い話ばかりでもない。
菅総理は、厚生労働大臣に石破派の田村憲久さんを起用した。
バランス人事とはいえ、東条英機とクリソツ、感情的な安倍晋三さんなら1000%ない人事だ。
ここは高く評価してよい。
PCR検査の拡充に意欲を見せる田村さんが厚労大臣になったことで、ニッポン国のPCR検査体制が一変するのではないかと、おぢは少し期待をしておることろだ。
これまで安倍政権では、口先だけ1日2万件を目標と申しておりましたけど、さっぱり増えてこなかった。
千葉県にあるPCR検査機のメーカー、プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)では、先月3日から全自動PCR検査機の国内販売が始まった。
フランスなどヨーロッパではとうに売られておって、PSSはこの春、フランス政府から表彰された。
PSSの全自動検査機は12検体用が参考価格で1250万円、8検体用が同じく850万円とされる。
12検体用は約2時間40分で、8検体用は約2時間で結果が出るというから相当早い。
しかも全自動ですから、専門家が操作しなくていい。
さっぱり役に立たなかったアベノマスクは、当初466億円と言われ、その後は総額で260億円と訂正された。
260億円なら1260万円の全自動PCR検査機が、ざっと2000台も買えるのだ。
どうでもいいアベノマスクと、PCR検査機と、どっちが大事だったのか、よ~く考えなくてもわかる話だった。
しつこいようだけど、爆笑問題の太田光さんみたいに散々PCR検査を否定しておいて、「検査したからテレビ出演」はまさに噴飯ものだった。
「PCR検査は、偽陰性の疑いも3割あるのでテレビ出演は控えます」といえば、言行一致で許したけど、面の皮の厚い所業にあきれ果てた。
ことほど左様、PCR検査を巡っては、あれこれありました。
とはいえ、幅広い徹底した検査によって、国民に安心感を与え、経済を回していくのがニッポン政府の使命です。
田村憲久厚労大臣の起用で、検査体制やひっ迫している保健所の体制などなど、これまでとは一変することが大いに期待できると思うおぢなのでした。
ここは田村厚労大臣を応援したいところです。