おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「オール電化」の恐怖

2023年01月30日 | Weblog

ちょうど午前6時。

ただいまの気温、な、な、なんとマイナス21度。

この冬一番の冷え込みです。

室温もプラス13度しかありません。

薪ストーブが真っ赤になって燃えてますけど、さっぱり暖かくない。

寒さのピークでしょう。

いやはや…

そんなこんなの昨今、

北海道新聞電子版に「電気代10万円超えも『オール電化』に恨み節 北電値上げ申請」という記事だ。

こうある。

>旭川市でオール電化の一戸建て住宅に暮らす安川智さん(75)は憤る。

>20年前に自宅を新築した際、北電に「お得」と勧められオール電化を導入。

>ところが、電気料金は値上がりする一方で、昨年12月の電気代は7万円を超えた。暖房の使用が多い今月は10万円を見込む。

薪ストーブの我が家、冬季間の月額燃料代は電気ガスも含め計2万2800円だ。

薪が買えないことになっても、自宅敷地の木を切って、冬に備えることも一冬や二冬なら可能だ。

だけど、今朝みたいなマイナス20度超えの寒さで、長期に停電したらオール電化の住民はどうなる?

おぢに言わせれば、個人生活の「安全保障上の大リスク」がオール電化住宅だ。

2014年10月29日の当ブログ「動脈に血栓の疑い!?」にこうある。

>きのうNHKのラジオニュースを聞いておって、ビックリ仰天、たまげました。

>な、な、なんと、釧路の新築住宅の6割がオール電化というから驚いた。

>オール電化などという、電気に一極集中した「危険な賭け」を、なんでまた新築住宅でしてしまうのか、おぢにはさっぱりわかりませんわ。

>「電気温水器はバターをチェンソーで切るようなもの」とドイツでは言われるほどの非効率だと学んだのは、ついこの間。

>これを備えたオール電化はどんだけムダか、わからんのか?

さらにこんな背景があると2016年8月当ブログは書いた。

>普及し続けるオール電化に実はカラクリがあるという。

>なんでも、1軒の家をオール電化にすると、家を建てる工務店には20万円ほどのキャッシュバックが電力会社からあるのだそうな。

>工務店が積極的にオール電化を進めるのにはこうした背景がある。

>しかも、電力会社が「給湯器」や「暖房機」などの設備も無償提供するという。

>家を建てる施主さんは、自宅の建設コストが安くなるので願ったりかなったりってわけだ。

ようは口車に乗って、目先お安いオール電化を導入すると、エライことになるって話。

ゆめゆめ騙されてはいけません!!