おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

リフト待ちでゴミ拾いするスコットランドの青年がいた!!

2023年01月03日 | Weblog

午前5時を回ったところ。

ただいまの気温マイナス11度。

キンキンに冷えて冷凍庫並み。

今朝は「ガーガー」と道路除雪車の音が喧しくて目が覚めた。

休肝日でしたので、リーゼ1錠を服用して就寝。

一応はぐっすり休みましたが、なんだか寝足りないような…

「寝る子は育つ」けど、果たして寝るじーさんはどうなんだ???

っていうか、「いまさら育ってどうする!!」 

…とも思う正月3日の朝でした。

そんなことで、

元日、2日と連日スキーに行っております。

写真はニセコ東急グラン・ヒラフスキー場のエース第3ペアリフト前だ。

きのうはたいそういい雪だったけど、パソコンのお助けマンがやってくるというので1本だけ滑ってきた。

その1本がメロメロだった。

一応、リフト1本は休まずに滑り下りていたのに、これができないのだ。

ノートトラックの斜面では停止するにも転びそうになるから嫌なのに…

ちょっとショック。

よく考えたら、いつも着用するワコールのCW-Xは洗濯中。

これを穿いていなかった。

CW‐Xは「ワコール人間科学研究所が開発したコンディショニングウェアブランド、スポーツ時の衝撃緩和、筋肉疲労軽減する」そうだ。

個人的には落ちてきた筋力を補助してくれるイメージ。

これなしではもうしっかり滑れることができないというトホホ状態だった。

そんなきのう、

上まで一気に上がるセンターフォーリフトが動き出すのを待っていたときのことだ。

その列が動き出したとき、いい光景を目にした。

列が進むと雪の上に菓子パンのビニール袋が落ちていた。

「いったい誰だ!!」と思ったとたん、前にいた外国人のスノーボーダーがそれを無理な姿勢で拾おうとした。

おぢの方が取りやすかったので、拾って彼に渡したら、それをウエアのポケットに入れた。

もう一つの切れっ端も、おぢが拾って彼がポケットに…

なんだか嬉しくなって、4人乗りのリフトに一緒に乗り込んだ。

「ナイスガイだね」と声をかけ、どこから来たのか聞いたらスコットランドだという。

「おおっ!! ショーンコネリーかい」と聞いたらニヤッとした。

旅行かと聞いたら、近くのホテルで働いていて、ニッポンが気に入ったのだと話した。

「あんたはどこから」と聞くから「アイアム ローカル」と言ったら、「羨ましい」とも。

ついでながら「今年72歳になるパウダージャンキー」だといったら、ほかの二人も驚いていた。

「ズンバとヨガと就寝前のストレッチ」なら、あなたも70歳過ぎても大丈夫とアドバイス。

フムフムしておりました。

降り際に日本語で「あ・け・ま・し・て・おめでと・ございます」とカタコト日本語。

そそくさと次の緩斜面のリフトに向かった。

W杯のサッカー場でゴミ拾いするニッポン人が注目されたけど、ゴミ拾いするスコットランド青年もいる。

外国人も「捨てたもんではありません」っていうか、ちゃんと拾う青年もいる。

そんなことでもきょうも10センチ超の積雪だ。

午前8時に家を出て、8時半に動くリフト待ちの列に並ぶ予定のニセコのおぢだった。

きのうは50人ほどが並んだ。

コロナ前は数100人が並んだけどね。

きょうはCW-Xをしっかり穿いていく。

きょうもいいことあると、嬉しいけどね!!