おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日豪対決

2008年01月16日 | Weblog

午前7時の外気温はマイナス11度。
けさも良い雪が降ってます。
厳冬じゃぁ~
極上パウダーじゃぁ~


きのうはゆっくり休むつもりでござりました。
でもハニーさんが「雪洞(ぼんぼり)」の屋根に降り積もった雪を下ろすというので、一人でさせるわけにもいかず、お手伝いいたしました。
屋根にはシーズン初めから降り積もった雪が、そのまんま乗っかってるわけで、その重さといったら何トンになるか…

結局、3時間近く大奮闘。
さっぱり進まない作業に見かねたのか、ぼんぼりのご近所に事務所を構えるスコットさんが途中から手伝ってくれましたです。
「もう少しでお店、潰れちゃうね」とスコットさん。
危機感がなくてスマンこってす…

スキー場の界隈では「評価の分かれるお人」ですが、なぜか我々には親切なのじゃ。
おかげで、すっかりきれいになりました。

オーストラリアからのスキー客も、どうやらピークを迎えています。
極上パウダーの季節を良く知っておるのじゃ。
結局、きのう一日中ぼんぼりに居たのですが、昨シーズンもスキーに来たというリピーターが多くて驚いた。

「美しい国に来て、とても嬉しい」「ここのパウダーは最高だ」「フレンドリーな人たちばかりで楽しかった」などなど、お褒めの言葉ばかりで、こちらも嬉しくなる。
さっぱり儲かってはいないぼんぼりですが、ハニーさんらが口々に「仕事していて楽しい」という意味が良くわかります。

去年も買い物をしてくれたというおばちゃんは、あとから来店したOG客にお店の商品説明までしてくれてました。
またある少女は、千円ばかりの買い物をしたのですが、「お店の雰囲気がステキなので…」と50円をチップで置いていきました。

商いとは無縁の世界で生きてきたおぢですが、「商売する楽しさ」ってこんなことかいなぁ~と感じ入りましたです。
「異文化交流、異文化コミュニケーション」も、しみじみいいものです。

そういえば、ぼんぼりのご近所の温泉「ゆころ」の露天風呂では、昨夜、日豪対決が行われておった。
ニッポン代表が湯船から上がって、雪山にダイブすれば、負けじと豪州代表がダイブ!!
日豪フルチン対決で、男子露天風呂は大いに盛り上がっておったのじゃ。

勝負の行方はというと、その「大きさ」で豪州の大勝利でござりました。
ガンバレ!!ニッポン!!
って、こういうのは頑張りようがありません。
もっとも、「あそこ」がしもやけになる確率は、圧倒的に向こうなのでござりましす。
ニセコのナイトライフに影響がないといいのですが…



思い込み

2008年01月15日 | Weblog


午前7時の外気温はマイナス10度。
昨夜からの積雪は10センチほど。
きょうも絶好のスキー日和でござります。
ではありますが、疲れが溜まってますんで、きょうはお休みなのじゃ。

小屋近くの下り坂で、カーブを曲がりきれず、またまたクルマが路肩の雪山に突っ込んでおりました。
この場所での事故は、そのほとんどが大型4輪駆動車じゃ。
きのうは「なにわナンバーのプラド」でござった。

運転のあんちゃん「四駆なのに、なんでやねんなぁ」とポツリ。
説明するのも面倒なので、スコップ3丁で脱出のお手伝い。
この手のクルマは、重くて雪山から脱出できないのですが、今回はめでたく出て行きましたです。

関西の当該あんちゃんは、どうやら4WD神話にとりつかれておる。
大型4WD車を過信しておるのじゃ。
北海道警察本部の調べでも、FF車、FR車の冬道事故は減っているのに、4WDの事故は急増しておる。

なかでも問題なのは、ランドクルーザーなどの大型四輪駆動車だ。
実際、冬道の路外に落っこちてるのをよく見かけるのもこのタイプ。

なぜか。
まず車高が高いので、当然ながら重心が高く、横転しやすい。
特にカーブは曲がれない。
このため滑りやすい雪道ではたいそう危険なのじゃ。

しかも車体が重いので、なかなか止まれないことになっておる。
ちなみにブレーキ性能は、4WDも2WDも変わりがないことになっておる。
また、わだちなどの凸凹路面でも、スリップしやすいクルマなのじゃ。
クルリンとスピンもしやすいしね。

ただし、発進と登坂力は凄いものがある。
車高が高いので、降り積もった雪の中を走行するにも都合が良い。
だからカーブも凸凹道路も高速でいけるかも?と勘違いするのじゃ。
実は、雪国では危ない車なのです。

おぢは長年スバルのクルマを愛用しておる。
ニッポン国における4WD開発の歴史が最も長い。
レオーネ→レガシーと、もう30年は乗り継いでおる。
富士重工はあのゼロ戦を作っておった会社だし…ってこれは蛇足。

レガシーなど、この会社の4WDは走行安定性がひときわ優れておりまする。
マイナス10度以下の外気温なら、100キロ超のスピードでも安定した走行でござります。
ちなみに今乗っておる古いレガシーにもOUT・TEMP(外気温計)が付いていて便利。
冬でも暖かい日は慎重運転、極寒の日は高速運転がお決まりじゃ。

氷の道路で滑るのは、水があるから。
極寒状態では水がないので滑りませぬ。
スケートリンクでもマイナス10度以下の氷では、スピードスケートもサッパリ滑りませんね。

話は戻って、
スバルのクルマは、他社の4WDと比べて格段に性能がよろしい。
高級車はカーブなどでは前後輪の駆動比率も変わるのじゃ。
普段は7対3だったりしますが、カーブでは5対5に駆動比率が変わる。
カーブでの走行安定性も優れておりまする。

かつてのレオーネ、車高がボタン一つで高くなったり低くなったりして、わだちや除雪していない道路では大変重宝した。
さらに高速運転していると、自動的に車高が低くなるという優れものでござった。
おぢは経験なかったけど、この装置は故障も多かったらしいけどね。

スバルのクルマの欠点はというと、オイル漏れとマフラーが早く腐ることか。
いずれにせよ、冬場の北海道で運転するクルマは、車高の低い乗用タイプの「本格4WD」が一番でござりまする。
レガシーのアウトバックとかいう車種は、車高もそれなりに高くて豪雪地帯向けかもしれません。
お金ないから買えないけど…シクシク。

ついでながら、どこのクルマとは言いませんが、間違っても「なんちゃって4WD」には乗りませんようにね。
発進時に四駆になったりするやつ。
あれ、ご当地では使い物になりません、ってクルマでござります、ハイ。

いずれにせよ大型四輪駆動車は、大きな欠点を抱えていますので、ご愛用の方は注意して運転しましょうね。


除雪機を購入しますぅ~

2008年01月14日 | Weblog


更新が遅れて、ごめんちやい。
遊ぶのに忙しいのよぉ…
今朝はご近所Sさんに誘われてスキーに行ってまいりました。

昨夜からのけっこうな雪で、きょうも楽しみましたです。
おかげで、さすがに疲れておりまする。
遊びすぎじゃね。

それにしても、今シーズン初めてのスキーというSさんだけど、さすがに指導員。
おまけに週2回約40分のランニングを欠かしていないだけに、しっかり安定した滑りでござります。
どんな斜面にも対応するあの力量、感服いたしました。

なんたって、ボードなら通れないようなごく狭い林間も、一糸乱れることなく滑り降りまする。
いやはや、己の未熟さを感じるばかりでござった。
ありゃ一生勝てませんな。

1時間ほどパフパフをいただいて、中古の除雪機のよさげなものがないかを探しにSさん旧知というニセコ町の「八力自動車」に向かいました。
タイヤショベルでの除雪がうまくいかなかったことから、中型以上の除雪機の必要に迫られておったのじゃ。

で、中古のものが2台ありましたが、馬力の大きいものがなかなか良かった。
13馬力で、新品だと100万円超のものでござります。
格安ですが、メンテナンスも面倒見ていただけるそうで、先ほど購入することにいたしましたです。

なんといっても社長のこの一言が決めてです。
「うちでメンテナンスしてもらえば、30年は使えます」
たとえ中古品であっても、ここまで言っていただけるあたりが、田舎のよいところでしょうか。

札幌ならもっと安いものがあるかもしれませんが、狭い地域ゆえ「お客との信頼関係を大切にする」体質があるのでしょうね。
社長さんのお人柄もとてもよろしかったのじゃ。

購入を決めたのはヤナセの除雪機
このホームページにある製品とほぼ同等のなのじゃ。

Sさんによるとご当地の除雪機で重要なのは以下の2点。
10馬力以上のもの、ただしあまり大きいのも扱いにくい。
オーガと呼ばれる雪を掻き込む部分がローリングするか、チルト機能が付いていること。

この2点が満たされないと、ご当地では役に立たないということでござりました。
道具や機械を購入する前に、地元のお方のご意見を聞かないと、必ず失敗いたします。
この手の「安物買いの銭失い」は何度かやりました。
「郷に入っては郷に従え」なのでござります。


うんまいご飯

2008年01月13日 | Weblog


午前6時の外気温はマイナス10度。
雪がしんしんと降っています。
昨夜からの積雪は10センチ超ぉぉぉ!!
おおっ!!待ってましたぁ!!状態でござります。

ところで、
おぢはいわゆるライスマンじゃ。
つまりはご飯が大好きなわけ。
炊きたて熱々のご飯と、味噌汁に納豆、焼き魚にサラダが我が家の朝食の定番でござります。

現在食しておるのは長沼産のお米。
旧友ヤマさんの実家からいただいたものじゃ。
これが美味い!!

その前には北海道が誇る美味米「おぼろ月」をいただいておった。
ほかにも「きらら」や地元ブランド米「蘭越米」などなど。
数年前までは本州米ばかりでござりましたが、いまは道産米一辺倒じゃ。

一口で道産米と言うけれど、どの米も水加減や炊き方が微妙にちゃう!!
そのお米にあった炊き方をしないと、どうにも美味くない。

例えば、「おぼろ月の無洗米」
我が家にある炊飯器の場合、お米をといですぐに「白米急速」で炊くと、ピカピカで粘りのあるご飯となりまする。
完全にササニシキ、コシヒカリを凌駕しておるのじゃ。
ところがこの米を、一晩水につけておいてタイマー炊飯すると、いまいちでガッカリ。

一方、現在いただいておる長沼産のお米は、一晩水につけておいてタイマー炊飯すると、ピカピカで粘りのあるうんまいご飯になりまする。
だけど、この米を白米急速で炊くと、パサパサで輝きのないご飯になってまうのじゃ。

まことに対照的で驚くばかり。
どの米も同じ炊き方をしていては、その米本来の美味さは味わえないことになっておる。

いずれにせよ、北海道産米のレベルは急速かつ確実に上がっておりまする。
すでに本州米と同列以上と申せましょう。
ただ、そのお米に合った上手な炊き方を探し出さねば、単純に美味いまずいの判断は出来ないのでござります。

美味しい道産米を、より美味しくいただきには水加減や炊き方を工夫されるのがよろしい。
ちなみにおぢは水加減にはかなり気を使っておりまする。
スポイトこそ使いませんが、かなりシビア。

目を皿のようにして、炊飯器の目盛りと睨めっこしております。
しかもその目盛りより約1割水を減らすのが我が家の常識じゃ。
美味いものを食するには、手間隙がかかりまする。
「だいたい」の水加減では、美味いご飯は食べられませんね。

それにしても昨夜フジテレビ系で見た「バブルへGO」はいがったねぇ~
なんてまぁ、懐かしい良い時代だったことでしょうか。
それとあまりに対照的な今日のボロボロ・ニッポン。

「土地の総量規制」「金利の急激な上昇」が、バブルをはじけさせた原因だとすれば、当時の大蔵省、日銀の責任はあまりにも大きいのじゃ。

で、この官僚支配を終わらせないと、この国に明日はありません。
「日本は断崖絶壁に向かってアクセルを噴かしている」と1月17日付週刊文春に書いた伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎氏に同感じゃい!!

などとまぁ、きょうもどうでもよろしいことを書き綴ってスンマセンなぁ。
かなりよさげな雪でござるゆえ、これから「スキー場へGO」なのじゃ。
ではGO!!(ヒロミ・ゴー風)


午前10時半、帰ってまいりましたぁ。
いがったぁ~
ちょっと重めの雪でござりましたが、膝パフ。

今シーズンはまだオーバーヘッドのパフパフはいただいてはおりませんが、サイコーでござった。
それにしても、粉中毒がワンサカワンサカ。
朝8時半のリフト乗り場にはざっと300人超の行列でした。

連休の中日だもんねぇ、それにOG軍団じゃ。
シーズン最高の人出で間違いござりません。
おまけにお山の上はブリザード状態でした。
なもんだからそうそうに引き上げてきましたです。

それでもほぼ毎日のように「カ・イ・カ・ン!!」状態でいいんでしょうか。
いいんだなぁ~これが…
スマンこってす!!


荒れ模様?

2008年01月12日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス10度。
吹雪模様の天気です。
世間は3連休、なのに大荒れの天気。
スキーなどでご当地に来られる方は、くれぐれもクルマの運転などご注意くだされ。

それにしても、世の中というもんは、思いもよらぬことが起きるものでござります。
ハニーさんのお仲間が、きのうボードで滑走中に立ち木に激突。
大たい骨を骨折いたしました。

林間を滑っておって、やっちゃったそうじゃ。
パウダーを求めて林の中に入ったんじゃろ。
ポッキリ折れたきれいな骨折だそうで、完治は早いそうだ。
それでも3週間の入院。
きれいな骨折と言われてもねぇ~

おぢはかつて疲労骨折はしたことがありまするが、本格的?な骨折は経験ありません。
痛いんだろなぁ~
リハビリもしんどいだろうしねぇ。

そんなこんなで「ぼんぼり」の営業にも支障が出ることとなりました。
ハニーさんともう一人が、彼女の分も仕事することになるわけで大変なのじゃ。
今夜はぼんぼりで日舞を披露することになっておるしねぇ。
もっとも見学に来るOGがいるかどうかという、本質的な問題もありまするがね。
二人でも三人でも見に来て欲しいけどどうじゃろか?

思いもよらぬことのついでじゃけど、札幌のマンションの賃貸をお願いしようと思っておった不動産屋さんの電話が突如通じなくなった。
「この電話番号は現在使われておりません」状態なのじゃ。
営業中止なのか、はたまた倒産か。
世の中、厳しいことになっておる。





筋肉痛じゃ

2008年01月11日 | Weblog


午前6時の気温はマイナス9度。
雪はチラチラ程度でしたが、いまは晴れておりまする。
昨夜から今朝にかけての積雪は3センチほどでしょうか。
穏やかな朝でござります。

おととい、きのうと二日続けて今シーズンサイコー!!のパウダーを堪能しました。
昼前から吹雪になっちゃって、どうにも寒くて帰りましたが、もう少し滑りたかったぁ~気分でござった。
グランヒラフスキー場は、ようやくいい感じになってきましたです。
あと1メートル、積雪が欲しいところではありますがね。

そんなわけで今朝は、腿の筋肉がポンポコに張って、筋肉痛なのじゃ。
昨夜ストレッチもしたのですが、あれだけ滑れば、当然ながら張ってきますです。
痛いけど心地よい疲労感でもありまする。
で、ついでながら「もっと張りなさい!!」と股間を睨むおぢでござった。

ゲレンデと違って深雪は、膝への負担も少なく、疲れもあまり感じませぬ。
パウダー食いこそ、中高年向きと申せましょう。
コツさえ掴めば、なんてことはありませぬ。
中高年読者の皆さまも挑戦してはいかがかな?
あの宇宙飛行士・毛利さんが、「宇宙遊泳に似ている」と言った浮遊感、楽しいぞぉ~

夕方、まっかり温泉でアラスカから移住してきたロブさん夫妻とバッタリ。
過日手渡した小学1年生向け国語のドリルで日本語の勉強をしておるとか。
「イマ、ニホンゴノベンキョウヲ、シマス」と初めて文章になった日本語を話しておった。

さて今後はどこまで上達するのか、しないのか、いやぁ~楽しみじゃね。
で、近々食事をご一緒する約束をいたしました。
得意のカキ鍋でもご馳走しようかしらん。


寒波だとさ

2008年01月10日 | Weblog


午前7時の外気温は、マイナス11度。
昨夜からの積雪は5センチ程度でしょうか。
きょうもパフパフが楽しめそうな、よいお日柄でござります。

倶知安町のきのうの積雪、30センチを超えておりました。
気象台の発表では40センチ超。
ってことで今シーズン最高のパウダーが楽しめました。

なんといっても膝まで埋まるパフパフなもんだから、気持ちの良い浮遊感が楽しめました。
出発が遅かったので、一気にキング第4リフトまで乗り継いで「藤原の沢」に入りました。
いつもの年ですと、藤原の沢に入るには、キング第4リフトから山頂へ向けてハイクしないといけませんでした。

ところが今年はリフトを降りて、そのまま右方向へ進み、ゲートからすぐに藤原の沢に入れるようになっております。
これまでは、とにかく山頂に向けて登らなければならなかったわけで、ちょいと進歩いたしましたです。
おぢの記憶が正しければですがね。

いずれにせよ、けっこうなことでおます。
ただ、残念なことに藤原の沢はまだ雪不足。
も少し降ってくれないと、ブッシュが多くて多くて…

いずれにしても、いい感じになってまいりました。
いまもじゃんじゃんがんがん降ってます。
きょうは朝いち狙いで行ってきま~す。



大雪じゃぁぁぁ

2008年01月09日 | Weblog

午前8時の気温はマイナス7度。
昨夜から今朝にかけての積雪は、これが20センチ超!!
いまもじゃんじゃん、がんがん降ってます。

この冬最高のパウダー日和じゃ。
今朝は寝坊いたしましたが、この冬最高のパフパフゆえ、これからレッツゴーでおます。

そんなこんなで、また来てねぇ~

黄色い雪

2008年01月08日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス12度。
外は厳冬でござります。
雪も降っておりませぬ。
室内はというと、薪ストーブが赤々と燃えて、ほんわか。

きのうの朝は、そこそこ積雪があったのでスキーへ。
ちょっと重い雪ではありましたが、パウダーをエンジョイいたしました。
7日月曜は正月休み明けとあって、もうスキー客も少ないかと思ってましたが、これが甘かった。

午前9時過ぎに自宅を出たのですが、すでにかなりの人出。
美味しいパウダーはほぼ食われてしまっておりましたです。
8時前に出発して朝いちのリフトにきっちり行列しなけりゃ、パウダーはいただけないことになっております。
なんか世知辛いのじゃ。

ご当地のスキー場は、パウダーガツガツ食いのボーダー、スキーヤーばかりなのね。
おぢには、のんびりバックカントリーがよろしいのかもしれませぬ。
ガツガツは、若者の特権じゃ。
おぢはゆるゆると楽しみたい。

スキー場で気が付いたのだけれど、雪が黄色がかっておって、ありゃりゃ。
どうやら黄砂が混じっておる様子。
毎年3月ごろの雪には、中国からの黄砂が混じることもあるのですが、この時季としては珍しい現象でござりました。

午後からは、再びタイヤショベルをレンタルして、除雪作業をいたしました。
ことろが、これがうまくいきませなんだ。
屋根からの落雪は硬くて、タイヤショベルでは歯がたちませぬ。

どうやら毎日しっかり除雪するのが、ここでの正しい対応ってことのようじゃ。
「まとめて除雪」では、厳しいことになるのですねぇ。
やはり大型除雪機を購入し、小まめに除雪するのがご当地での正しい方策、と改めて知りましたです。

週末暮らしを十数年続けておって、ここでの生活事情をすっかり判った気持ちでおりましたが、甘かったってことです。
除排雪をどうするか、今シーズンは次に向けてあれこれ模索することになりそうじゃ。

いま午前7時を過ぎたところですが、気温はさらに下がってマイナス15度。
さすがに寒ぶっ!!



今年はケチなのね

2008年01月07日 | Weblog


午前7時の気温はマイナス6度。
積雪は7~8センチでしょうか。
いまも、はらはらと降ってます。

よさげな雪です。
朝いちパウダーをいただきに行こうかしらん。

この年末年始、4日の金曜日をお休みすると9連休。
正月をゆっくり過ごして、きょうからお仕事の皆さんも多いのでしょうなぁ。
おぢはこれからパウダーを美味しく頂こうかというのに、ご苦労様でござります。

さて、今シーズン、ご当地を訪れるOGの皆さんの、財布の紐が硬いようだと言われておりまする。
飲食店などでも売り上げが、いまいちなのだそうだ。
OG客の質が変わったのではないかと思っておりましたが、これが違うみたい。
どうやら、ケチケチ作戦なのじゃ。

理由はというと、円高ドル安じゃそうな。
強いといわれておった豪州ドルですが、円に対して安くなってきておる。
たいしたものではないけどね。

日本円に対する豪州ドル高の直近ピークは、昨年11月。
1豪州ドルが108円ほどでござった。
いまは1ドル95円を割っておる。

だから財布の紐が硬いのだそうだ。
円高ドル安傾向は、今後も続く気配じゃけど、それにしても敏感じゃねぇ。
1米ドルが80円台だったバブルのころ、ニッポン人も海外であれこれ買いまくりました。
「いまは昔」ではありますが…

わずか10円程度のドル安で買い物を控えるなんて、しっかりしておるというか、ケチというか。
お金持ちというのはそんなものなのでしょうなぁ。
庶民にはその辺りの感覚がピンときませんです。

ただ、昨シーズンと比べてみると、ドル高は進行したわけで、OGにとってはお金の使い出があるはずだけど。
このあたりがよく判りませぬ。

ってことで、よく判んないことは放っておいて、パウダーいただきに行ってきま~す!!









ババ抜きの行方

2008年01月06日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス9度。
冷え込みました。
つい先ほどから雪も降り出して、これがすごい!!

ご当地特有の、見てる間に1センチ、2センチと、ずんずん雪が積もるやつ。
亡くなったババが「わたし怖いから札幌へ帰る!!」とのたまった降り方じゃ。
いよいよ来ましたですぅ~

だけど、きのうはというと、これが良い天気でござりました。
なもんだから、ハニーさんと初滑り。
陽気もよくて、日中の気温もプラス零度と、うだうだスキーには絶好でござりました。

正月休みとも重なって、スキー客もそれなりにごっちゃり。
OGの方々も家族でのんびりスキーを楽しんでおりました。
やっぱ、ニッポン人よりOG客の方が多いかも…

ハニーさんは午後から「ぼんぼり」でお仕事でござりました。
夜、おぢもお手伝いに。

そこへ奥さんが日本人だという流暢な日本語を話すOG客が来店。
聞けば、ご当地で不動産を扱う会社に勤めておるそうな。
で、ここんとこの不動産バブルについて聞いてみた。

「土地はまだまだ上がります」
「でも、飲食店なんか開けませんね、土地が高くて」
と矛盾するお答え。

場所によってはすでに10倍にもなった不動産価格が、まだ上がるという。
一方、こんなに地価や家賃が高いと、冬のシーズンだけの商売など、とてもできないと言っておって、訳がわかりません。

でも「香港や中国も買うしねぇ」とポツリ。
OGの本音は、どうやら「香港への花園スキー場売却」を成功例に、香港、中国資本をターゲットに、不動産の売り逃げを目論んでおる気配、とみましたです。
最後のババは、東洋人に掴んでもらおうってことか。

したたかじゃねぇ、、、


ばか者たち

2008年01月05日 | Weblog

「♪君の行く道は~果てしなく遠い なのになぜ~何を探してぇ 君は行くのか~そんなにしてまで」
と昭和四十年代に歌ったのは、「ブロードサイドフォー」でござりました。
中学生だったおぢは、TVドラマの主題歌だったこの歌に、なぜか胸がキュンとしたものでした。

きのうの午後、吹雪の中を長身の若者がおぢの小屋に突然やってきた。
で、
「駅から無料の循環バスがあるって聞いて」
「6人、いや10人で札幌から来て、ペンション予約して」
「スキー場まで歩いて何分かかりますか?」

さっぱり要領を得ないことをのたまっておる。
どうやらJR倶知安駅で下車するところを、間違えて無人駅の比羅夫で下車しちゃった。
実は、倶知安駅から出ておるらしい無料循環バスでスキー場へ向かい、ペンションに泊まる予定だったらしい。

おぢの小屋は、比羅夫駅からそう遠くはないが、歩けばそこそこの距離じゃ。
スキー場まではここから約8キロ、雪道を歩けば30分では着きませぬ。
男女合わせて10人が、吹雪の中を歩いてスキー場を目指したが、不安になっておぢの小屋を訪ねた、ってことらしい。

しかも彼らの服装といったら、これが山の中にやって来るスタイルではござりません。
若い女性の中にはレギンスにミニスカもいるのじゃ。
晴れのよい天気ならいざしらず、吹雪の中では凍傷になっても不思議はない。

どういう計画だったのか、誰が中心になって動いておるのかも不明。
しかも10人じゃ。
も少しちゃんとした判断が出来なかったのかねぇ。

で、こうアドバイスいたしました。
「寒いから、まず駅へ戻って、ペンションに電話して、迎えて来てもらえるかどうか聞いて、それが無理ならタクシーを呼びなさい」
と極めて常識的なことをお伝えいたしました。

一行は、おぢの小屋の前で5分ほどうだうだしてから、ぞろぞろ駅へ戻って行きましたです。
ほどなく、あるリゾートの小型バスがやってきておった。
無事ペンションに向かったのでしょうなぁ。

下車駅を間違えることはある。
だけど外は吹雪。
女性が多いのに、スキー場までどれほどの距離があるかもさっぱり判らず、10人のばか者たちは歩き出したのじゃ。

駅前にも人家があるんだから、そこで尋ねりゃいいものを。
何考えてんだか、考えてないんだか。
しかも、便利な携帯電話持ってるのにじゃ。

どこの大学生かわかりませぬが、はっきり言って頭が悪い。
10人でいったいどんな計画したんだか。
なんとも無謀なばか者たちよ。
あんたらがこれから行く道は、果てしなく遠いのぉ~


世間は仕事始め

2008年01月04日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス5度。
昨夜からの積雪は5センチ程度でしょうか。
少し風のある朝です。

ニッポンでは、きょうから仕事が始まる日でござります。
サラリー、マン、ウーマンの皆さんには、ホントにご苦労様。
それもいつかは必ず終わりますので、それまでガンバでござりますよ。

おぢはというと、ハニーさんが持ち込んだと見られる風邪にり患した模様。
あちこち関節や喉が痛いのでござります。
とはいっても、サラリーマン時代に比べれば軽くて、軽くて。
あの頃は、休めないので風邪は悪化の一途、こじれてこじれて酷いことになっておりました。
そんなに風にはならないだけ、ましというものじゃ。

それにしても、昨冬と同様に今年も暖冬、少雪。
倶知安町の降雪・積雪量はこちら
いまどきなら氷点下10度の日々が続いていてもおかしくありませぬ。
雪だって、降雪量は3メートル程度、積雪も60~70センチ程度でござりましょうか。

おととしは、今ごろだと降雪量5メートル、積雪が1メートル30センチはありました。
ウインタースポーツに親しまない方々にとっては、今年は「楽な冬」。
スキー客にとっては、「雪が少ない、つまらん冬」。
なんでもそうだけど、表裏一体ということでしょう。

さて、きょうから世間が動き出しましたゆえ、おぢはこれから銀行などあれこれ手続きに行ってまいります。
つまんないブログでごめんねぇ~


会食、カラオケでした

2008年01月03日 | Weblog
朝の外気温は、マイナス6度。
ゆらゆらと雪が降ってます。

昨夜からの積雪はちょっぴり。
ってことで元日、二日がパウダー日和でござりました。
きょうは、スキーどうしようかなぁ?

昨夜はご近所Sさんとニセコ町のお友達の計8人で会食いたしました。
場所はというと、今シーズンスキー場界隈にオープンしたノーザンフォックスじゃ。
炭火焼がメインで、骨付きのラムチョップが美味でござった。

店内ではライブ演奏も行われており、年末には札幌を拠点に活動するジャズバンド、福井良トリオなどが出演したそうな。
客はほぼオーストラリア人、店内もなかなかお洒落。
地域FMのスタジオが隣接しておって、近々放送開始するのかしらん?

食事の後はカラオケじゃった。
お目当てのホテルのカラオケルームはすでに終了。
なもんだから寒い中、千鳥足でとあるカラオケバーへ。
入れ違うようにOG客が帰ったあとは、関西軍団、若者軍団が相次いで来店し、賑やかになりました。

我が方の参加メンバーには、2年前千葉県からニセコに移住したというYさん夫妻がおって、この夫婦が「なかなかの味」を出して、関西軍団、若者軍団を凌駕しておった。
けっして上手いわけではござりませんがね。

中でもご主人は、典型的な団塊の世代で、まぁとにかく元気。
やたらインパクトが強い。
こちらが元気のない時に会うと、元気がいただけるタイプ。
イライラしておる時は、会わん方がいいタイプ、とも言えますです、ハイ!!

それぞれ1曲歌って、夜10時半過ぎには帰宅しましたが、ハニーさん、なにやら元気がない。
「身体がだるい」のだそうで、どうやら風邪が完治しておらん様子。
ちょと心配でござります。

そんなこんなで正月も今日が三日。
穏やかな正月でござります。
サラリーマン時代は正月三日にもなりますと「明日から仕事かぁ…」と、気持ちがどよ~んとなりました。

そんなストレスが皆目ないってのが、なによりのお正月でござります。
2008年のお正月、読者の皆さまはいかがお過ごしかな?
おぢはかなり楽しく過ごしておりまする、ハイ!!


年越し蕎麦

2008年01月02日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス6度。
さらさらと雪が降ってます。
積雪は5センチほどでしょうか。

いまはじゃんじゃん降ってます。
絶好のパウダースキー日和じゃ。
だけども、夫婦揃って風邪気味。

原因は間違いなく、ハニーさんの実家が寒かったためです。
そういえば、義母はパンツ4枚履いていると申しておった。
ちょっと照れておったけど。
70歳を過ぎてもパンツの話は照れるのじゃねぇ、、、

で、こっちは半そでシャツにフリース1枚。
屋外に出る時だってパンツ2枚も履くことないのにあっちは室内で4枚じゃ。
「どんだけ~」ってぐらい寒い家では、パンツ4枚が必須じゃったってこと。
おかげで風邪引きじゃ。

もっとも、二人とも鼻かぜ程度なので、きょうもうだうだ過ごせば、あすには完治じゃ。
今夜は、どこぞで食事しようかなぁ~
寝正月ではねぇ、もったいない。

写真は大晦日の昼、ご近所Sさん宅で初挑戦した蕎麦打ちじゃ。
難しいといわれる十割蕎麦を打ったのじゃけど、思いのほか美味しいそばとなりました。
そば粉は引き立てのものだそうだ。
引いて一週間以内だと、十割蕎麦であっても、茹でてる途中で切れたりしないのだそうだ。
「引き立てのよいそば粉が入手できるかどうか」、ここが蕎麦打ちの最も重要なポイントのようじゃ。

それにしても、こんなにも簡単に蕎麦を打てるとは思いませなんだ。
もっとも、切るのが難しい。
幅1~2ミリくらいに細く切らないと、見た目に美しい蕎麦にはなりませぬ。
茹でてるうちに膨れてくるためじゃ。

中高年おやぢに大流行の蕎麦打ちだけに、斜に構えておるおぢは「フンッ!!」と鼻で笑っておったが、なかなか悪くはない。

Sさんによると包丁だけは高級品を使ったほうがよいそうだ。
ホームセンターなどで売っておる「蕎麦打ちセット」はお勧めできないとのこと。
段位を取るための「蕎麦打ち」などと肩肘張らず、自宅で蕎麦を楽しむために道具をそろえるのもよいかも。

乾麺を茹でて食べるより、はるかに美味しくて楽しい。
Sさんのおかげで良い思い出ができた年越しの蕎麦でござりました。