ホトトギスがやって来ました。
今年の私の初確認(鳴き声)は5月21日でした。
去年は5月18日、一昨年は5月15日で伊豆大島には5月中旬ごろにやって来ます。
毎年毎年こうしてきっちりやって来る渡り鳥たち。
本人(本鳥?)たちにその気はないでしょうが、われわれ人間に季節を存分に感じさせてくれます。
でも感じるのは限られた人たちのようです。
数年前の初夏、ホトトギスが鳴いているときに「今鳴いているアレはナニ!?」と知り合いに訊かれて愕然としたことがあります。
そうか・・・興味のない人にとってはあの声もただの音でしかないんだ・・・と、かな~りショックを受けました。
私なぞは5月も10日を過ぎるといつ来るかいつ来るかと気が気じゃないんですけど。
ふと目を覚ました真夜中に
まだ夜が明けきらぬ早朝に
霧深く薄暗い真昼の深山に
あの声を聴けば「夏が来る!」と約束されるのに。
ま、世の中そんなもんでしょ(笑)
さて写真のホトトギスは一昨日の撮影です。
車で走っているときに、運よくスギにとまって鳴いているところを見つけました。
飛びながら鳴いているのはよく見かけます。
早いスピードで直線的にぴゅーっと飛んでいきます。
なかなかカッコイイです。
鳴き止んですまし顔。
黄色いアイリングと口元、足がアクセントです。

ホトトギスはカッコウやツツドリ、ジュウイチと同じカッコウ科の鳥です。
かれらは自分で巣を作って子育てせずに、それぞれ特定の鳥にヒナを育ててもらいます。
(この習性を『托卵』 たくらん といいます)
テレビの自然番組などでご覧になったことのある方もいると思います。
孵化したホトトギスのヒナは育ての親の卵や先に孵ったヒナを背中に乗せて巣の外に押し出してしまいます。
背中に触れるものを排除するようになっているんですね。
恐るべき本能です。
伊豆大島には他のカッコウ科の鳥は繁殖していないのでホトトギス天国です。
ウグイスやホオジロ、メジロが育ての親として利用されているそうです。
しかし私はまだその現場を見たことがありません。
いつか見てみたいですが、小さな巣にみっちり詰まっている1羽のホトトギスのヒナを見つけたらちょっと怖いかも~(笑)
こちらの写真は先月29日の撮影です。
オオシマザクラにとまっていました。
ちょこんとした足に萌えますな。

どちらの鳥も鳴いていたのでオスだとわかりました。
ホトトギスのオスとメスは外見では区別がつかないそうです。
しかしホトトギスには赤色型という赤味がかった個体がいて、それはどうもすべてメスであるというのです。
ならばホトトギスの赤っぽいのがいたらそれはホトトギスのメスかというと、ツツドリのメスにも赤色型がいて両者の識別は困難を極める、とありました・・・(汗)
あ、今の時期の大島にはツツドリはいないから赤っぽいホトトギスはメスってことにしちゃおうかな~?
いいんじゃない?
ぜひ見てみたいですね。
先月21日に確認してから毎日のように鳴き声を聴いているホトトギスですが、今年は特に数が少ないような気がします。
越冬の地でなにかあったのでしょうか?
かれらの越冬地は東南アジアやインドなどです。
渡り鳥は、その国の環境だけで生きているんじゃないんですよね。
今日出会った鳥たち(声のみを含む)
ウミウ、オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、オオセグロカモメ、ウミネコ、トビ、コジュケイ、キジ、キジバト、ホトトギス、アマツバメ、ツバメ、イソヒヨドリ、ウグイス、セッカ、イイジマムシクイ、オオルリ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト
がんま
今年の私の初確認(鳴き声)は5月21日でした。
去年は5月18日、一昨年は5月15日で伊豆大島には5月中旬ごろにやって来ます。
毎年毎年こうしてきっちりやって来る渡り鳥たち。
本人(本鳥?)たちにその気はないでしょうが、われわれ人間に季節を存分に感じさせてくれます。
でも感じるのは限られた人たちのようです。
数年前の初夏、ホトトギスが鳴いているときに「今鳴いているアレはナニ!?」と知り合いに訊かれて愕然としたことがあります。
そうか・・・興味のない人にとってはあの声もただの音でしかないんだ・・・と、かな~りショックを受けました。
私なぞは5月も10日を過ぎるといつ来るかいつ来るかと気が気じゃないんですけど。
ふと目を覚ました真夜中に
まだ夜が明けきらぬ早朝に
霧深く薄暗い真昼の深山に
あの声を聴けば「夏が来る!」と約束されるのに。
ま、世の中そんなもんでしょ(笑)
さて写真のホトトギスは一昨日の撮影です。
車で走っているときに、運よくスギにとまって鳴いているところを見つけました。
飛びながら鳴いているのはよく見かけます。
早いスピードで直線的にぴゅーっと飛んでいきます。
なかなかカッコイイです。
鳴き止んですまし顔。
黄色いアイリングと口元、足がアクセントです。

ホトトギスはカッコウやツツドリ、ジュウイチと同じカッコウ科の鳥です。
かれらは自分で巣を作って子育てせずに、それぞれ特定の鳥にヒナを育ててもらいます。
(この習性を『托卵』 たくらん といいます)
テレビの自然番組などでご覧になったことのある方もいると思います。
孵化したホトトギスのヒナは育ての親の卵や先に孵ったヒナを背中に乗せて巣の外に押し出してしまいます。
背中に触れるものを排除するようになっているんですね。
恐るべき本能です。
伊豆大島には他のカッコウ科の鳥は繁殖していないのでホトトギス天国です。
ウグイスやホオジロ、メジロが育ての親として利用されているそうです。
しかし私はまだその現場を見たことがありません。
いつか見てみたいですが、小さな巣にみっちり詰まっている1羽のホトトギスのヒナを見つけたらちょっと怖いかも~(笑)
こちらの写真は先月29日の撮影です。
オオシマザクラにとまっていました。
ちょこんとした足に萌えますな。

どちらの鳥も鳴いていたのでオスだとわかりました。
ホトトギスのオスとメスは外見では区別がつかないそうです。
しかしホトトギスには赤色型という赤味がかった個体がいて、それはどうもすべてメスであるというのです。
ならばホトトギスの赤っぽいのがいたらそれはホトトギスのメスかというと、ツツドリのメスにも赤色型がいて両者の識別は困難を極める、とありました・・・(汗)
あ、今の時期の大島にはツツドリはいないから赤っぽいホトトギスはメスってことにしちゃおうかな~?
いいんじゃない?
ぜひ見てみたいですね。
先月21日に確認してから毎日のように鳴き声を聴いているホトトギスですが、今年は特に数が少ないような気がします。
越冬の地でなにかあったのでしょうか?
かれらの越冬地は東南アジアやインドなどです。
渡り鳥は、その国の環境だけで生きているんじゃないんですよね。
今日出会った鳥たち(声のみを含む)
ウミウ、オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、オオセグロカモメ、ウミネコ、トビ、コジュケイ、キジ、キジバト、ホトトギス、アマツバメ、ツバメ、イソヒヨドリ、ウグイス、セッカ、イイジマムシクイ、オオルリ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト
がんま