今、陸ガイドチームの主要メンバーのお一人が、ダイビング講習を受けられています。
「わ~ぃ!仲間が増えるぞ~・・・」と、チョット嬉しい気分です。笑
大島は陸の自然も素晴らしいですが、当然周りは海。
海の中の自然も、楽しまない手はありません。
色々な生物との出会いは勿論、生き物達の生活を垣間見るのも楽しいものです。
でも、活動の場は水中と言う特殊な世界。
器材の取り扱いや水中環境から受ける様々な影響は勿論
海という自然についても色々と知る必要があります。
特に、流れや波はとてもダイバーの活動に影響します。
さてそこで・・・下の写真ですが何かお気付きになりますか?

ちょっと判りづらいかも知れませんが、沖の水面がざわついています。
風は、殆ど吹いていない状態です。
これは、上とは違う場所です。沖の一定の場所だけ波立っています。

実はこの2枚、水中の流れを撮ったものです。
陸上から水中の流れを読むのは中々難しいのですが
場所によってはこんな風に判る場所もあります。
何故?こんな変化が起きるかと言うと
潮の流れが強い時、水中の地形によって水流が水面に持ち上げられ
風も無いのに波立ったり、水面がザワザワと怪しい雰囲気を漂わせるのです。
こんな時は、潜水前にちょっとした心構えや準備が必要となります。
そんな事も講習では勉強するのです。
さて以前、あるグループをガイドしていた時
「え~ぇぇっ!!!」と、叫びたくなる出来事が起きました。
ベテランさんや初心者さん10人のチームだったのですが
リーダーも居て統率の取れたチームだった事もあり、ある沖のポイントへ潜りに行きました。
沖の根で15分程遊び砂地を岸へ戻り始めると、段々潮の流れが速くなってきました。
こんな時私達は、砂地にナイフを突き立てたり点在するゴロタ(砂地に出た小さな岩)に摑まりながら進みます。
しかし、フィンキックの弱い女性や初心者の方は、それでも中々進み辛いものです。
そんな中、
皆、海底を這う様に何とか付いて来ていたのですが、ついに一人の女性が前に進めなくなってしまいました。
仕方なく私は、その女性の所まで戻り引っ張る事にしました。
手を握り何とか先頭まで戻ったのですが、突然前に進めなくなってしまったのです。
振り向くと、何と!後ろに伸ばした女性のもう片方の手に男性が・・・
そして、その男性のもう片方の手にはまた違う人が!何と!10人全員が手を繋いでいたのです。
何を勘違いしたのか?一列になった10人が皆潮上に向かい鯉のぼり状態になっていました。
こうなると、いくらパワーに自信のある私でも引っ張れる訳がありません。
予想外の展開に腹を抱えて笑いたかったのですが、チョットした緊急事態にエアーの無駄遣いはできません。
急いで手を切り離させ、何とか無事に岸へと辿り着いたのでした。
いや~、チームワークの良さが為せる技だったのでしょうか?
それとも女性が可愛いかったから・・・?
まぁ、いずれにしても、フィールドで遊ぶ時、自然の変化に対する心構えは大事ですね。
その点、海も陸も同じですね。
文・画像 海チーム K/Y
「わ~ぃ!仲間が増えるぞ~・・・」と、チョット嬉しい気分です。笑
大島は陸の自然も素晴らしいですが、当然周りは海。
海の中の自然も、楽しまない手はありません。
色々な生物との出会いは勿論、生き物達の生活を垣間見るのも楽しいものです。
でも、活動の場は水中と言う特殊な世界。
器材の取り扱いや水中環境から受ける様々な影響は勿論
海という自然についても色々と知る必要があります。
特に、流れや波はとてもダイバーの活動に影響します。
さてそこで・・・下の写真ですが何かお気付きになりますか?

ちょっと判りづらいかも知れませんが、沖の水面がざわついています。
風は、殆ど吹いていない状態です。
これは、上とは違う場所です。沖の一定の場所だけ波立っています。

実はこの2枚、水中の流れを撮ったものです。
陸上から水中の流れを読むのは中々難しいのですが
場所によってはこんな風に判る場所もあります。
何故?こんな変化が起きるかと言うと
潮の流れが強い時、水中の地形によって水流が水面に持ち上げられ
風も無いのに波立ったり、水面がザワザワと怪しい雰囲気を漂わせるのです。
こんな時は、潜水前にちょっとした心構えや準備が必要となります。
そんな事も講習では勉強するのです。
さて以前、あるグループをガイドしていた時
「え~ぇぇっ!!!」と、叫びたくなる出来事が起きました。
ベテランさんや初心者さん10人のチームだったのですが
リーダーも居て統率の取れたチームだった事もあり、ある沖のポイントへ潜りに行きました。
沖の根で15分程遊び砂地を岸へ戻り始めると、段々潮の流れが速くなってきました。
こんな時私達は、砂地にナイフを突き立てたり点在するゴロタ(砂地に出た小さな岩)に摑まりながら進みます。
しかし、フィンキックの弱い女性や初心者の方は、それでも中々進み辛いものです。
そんな中、
皆、海底を這う様に何とか付いて来ていたのですが、ついに一人の女性が前に進めなくなってしまいました。
仕方なく私は、その女性の所まで戻り引っ張る事にしました。
手を握り何とか先頭まで戻ったのですが、突然前に進めなくなってしまったのです。
振り向くと、何と!後ろに伸ばした女性のもう片方の手に男性が・・・
そして、その男性のもう片方の手にはまた違う人が!何と!10人全員が手を繋いでいたのです。
何を勘違いしたのか?一列になった10人が皆潮上に向かい鯉のぼり状態になっていました。
こうなると、いくらパワーに自信のある私でも引っ張れる訳がありません。
予想外の展開に腹を抱えて笑いたかったのですが、チョットした緊急事態にエアーの無駄遣いはできません。
急いで手を切り離させ、何とか無事に岸へと辿り着いたのでした。
いや~、チームワークの良さが為せる技だったのでしょうか?
それとも女性が可愛いかったから・・・?
まぁ、いずれにしても、フィールドで遊ぶ時、自然の変化に対する心構えは大事ですね。
その点、海も陸も同じですね。
文・画像 海チーム K/Y