海の中にも陸上とは違うたくさんの生物たちが生活しています、今回はその中でも「ウミウシ」に注目してみたいと思います。
「ウミウシ」とは何やら?という人も多いと思いますが、簡単に言うと貝殻が無くなってしまった貝です。もしくは海のナメクジ?って感じかな?
進化なのか退化なのかは誰にも分りませんが、時間の流れの中で貝とはまた違った変化をしてきたようです。
世界で数千種も確認されているくらい世界中にたくさんいますが、ここ大島でも300種に届きそうな勢いです。
大きな物は50cmを越えるくらい大きくなりますが、小さいものは1cmに満たない物も確認されています。
通常のサイズでしたら色が派手なウミウシは簡単にみつかりますが、目が慣れてくると本当に小さな個体も見つける事ができます。
ただ申し訳無いのですがこの手のサイズですとシニアグラスの必要な方にはちょっと見つけるのは困難です、最近ではシニアグラスをマスクの上に付けたりルーペなどを持って入る方もいらっしゃいますが。
個人的に最近この小さなウミウシを探すのにはまっています・・・、私もそろそろシニアグラスが必要になる年頃ですので見えるうちに・・・。
この写真のウミウシはコンシボリガイといいます、実は貝殻が上に付いていますが詳しい話はまた次回に。
この写真の個体はまだ2mmほどでした、遠目に見ると只のゴミにしか見えません。でも私には十分なサイズです、小さければ小さいほど見つけたときの充実感は例えようのない快感です。
今度は1mm以内のウミウシを見つけてやるぞー!
海ガイド 石田